あらすじ
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作家・江國香織さん推薦!
「ほんのすこし前、が消えつつあったり、随分昔、が残っていたり。
時間がうつしとられた静かで滋味豊富な写真と、
そこに漂う空気が人ごとうつしとられた文章と。
読みながら、心だけさらわれるように旅にでてしまった。」
ライターとカメラマン、中年男性2人が全国各地の終着駅を訪れ、その駅と街の“素顔”を詩情豊かに描き出した写真紀行集です。この先にはもう線路がない、という最果てのロマン。そして一抹の哀愁。憧れの地でもあるその終着駅に降り立ち、街を歩き、人々と触れ合いつつ、ついでに一杯……10の終着駅をめぐるエッセイ、写真をまとめた一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ローカル線の終着駅でその駅の周辺を歩くので
はなく、本当に駅の近辺を歩き回ってその地の
「素顔」を浮かび上がらせます。
例がなくどこも人口が減って、お年寄りばかり
になって寂れていますが、そこにはその地なら
ではの「何か」があります。
歴史なのか、気候なのか、街並みなのか、人と
のふれあいなのか。
自分自身でそれを実際に確かめたくなる一冊で
す。