【感想・ネタバレ】小説十八史略(一)のレビュー

あらすじ

夏に先だつ幾千年、中国中原に君臨した神々。時代は下り、やがて殷へ。暴君紂王を倒して次なる世界を開いたのは、周だった。その周も大動乱をへて、秦に統一される。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩したあまたの梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>

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Posted by ブクログ

ネタバレ

もう2周読んだ。本当に興味深い話ばかり。どうやって極秘の会話を記録することができたのか、どうして王の好みの女性に育て上げることが可能だったのか、実際に見てみたいと思った。
特に面白かったのは、徐福が秦の始皇帝に嘘を言ってお金を巻き上げ、秦の財力を徐々に削いでいく場面だ。厳しかった始皇帝を恐れることなく、自身の財産を獲得していく徐福の芯の強さに憧れてしまったほどだ。
優秀な宰相が予想を見事に的中させたり、逆に味方に裏切られたり、有頂天になり堕落していったりと、人物の細かな心情まで読み取れる。
全6巻読破したい。

0
2023年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夏の時代、殷の滅亡から秦の中国統一まで。
中国の歴史はあまり得意では無いけど、この辺りの話は面白い。梟雄、豪傑、策士、美姫の織りなす人間関係が良い。

0
2025年09月20日

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