あらすじ
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企業向けIT(いわゆる、エンタープライズIT)は、非常にわかりにくい分野です。理解が難しい理由は、用語の難しさ(やたら、横文字、略語が多い)に加えて、業界やITの歴史、ITベンダーやユーザー企業の事情がわからないと、
「なぜ、このような技術が誕生したのか」
「なぜ、このようなビジネスが受け入れられているのか」
が理解できないからです。
IT業界の取材や執筆を通して感じたのは、情報アップデートの必要性に加えて、技術やビジネスの本質を理解することの重要性です。トレンドは確かに重要ですが、新しい技術・ビジネスは古い技術・ビジネスがベースになっているため、トレンドだけでは本質的な理解にはつながりません。
そこで本書では、全体を「I部 業界の常識」「II部 業務の常識」「III部 最新の常識」に分け、I部とII部で基礎知識を解説し、III部で業界・業務における最新トレンドを紹介しています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ITに携わりたいと漠然と考えていましたがこの本を読んで方針を明確化できました。
世の中のニーズがどんなものなのか?単にITというだけではなく自覚化ができました。
Posted by ブクログ
個人的にはすごく良い本だと思う。
IT業界に関わる人間は職種に関わらず一読の価値あり。
本書のように、IT業界の全体像から具体的な技術要素まで取り上げている書籍はあまり見かけない。
IT業界で働いていても、ポジションによっては多重請負構造など意識できないこともあると思う。
また逆に、セールスのポジションであれば個別具体的な技術要素のことを理解しにくい。
そのような、役割によって偏ってしまう分野知識を、それぞれ繋ぎ合わせるためにこのような全体をなめる書籍を読むことは有意義だと思う。
参考になったこと
・主要IT企業の売上構成比、利益率など
・情報システムの種類(基幹、業務支援、Web)
・ハウジング、ホスティング、クラウドのニュアンス違い
・今後の技術動向(主にWeb部分)
Posted by ブクログ
営業向けの本かな。業界の構図やシステム開発の流れから保守運用の作業内容、使用ツール。プログラミング言語の種類、系統なども程よい濃さで書かれていおり体系的に知ることができる。これを読んで不明な単語も理解して読み終えればSES営業くらいなら十分やれるんじゃないかない。全くのITど素人にはしんどいかもしれない。
おススメな人
未経験でIT業界をある程度調べている人
Posted by ブクログ
IT業務に取り組むに当たり、基本的な内容を全般的に知る事ができる良書だと思う。
最新技術についても何ができるようになるのか、今後どんな発展をする可能性があるのか考える一助となる様な内容が盛り込まれてると思う
Posted by ブクログ
プログラマーだけど知らない言葉は多く勉強になった。
業界知識を得るのにはいい1冊だと思う。
分からない単語も多いと思うが初めはサラッと読むぐらいが丁度いい。
Posted by ブクログ
「IT業界のしくみとながれ」の著者によるIT業界解説本。前作よりもより高度な内容に触れられており、続けて読んだことで理解が深まった。
IT「業界」の入門書としては、この2冊で十分だと思う。
Posted by ブクログ
わかる人には復習として、わからない人にはとりあえず聞いたことあるレベルになれてオススメ
ただ、メチャクチャ誤植が多い!物理で買う人は第二刷を待ったほうがいいかも
Posted by ブクログ
ざっと流し読み。図や表がわりと細かいのでじっくりピンポイントで知りたい人には適しているかもしれない。「本来、SESでは指揮命令系統が協力会社側になくてはならないが、実際には、派遣先企業にあることがほとんどだ」と、この手の本で、SESの実情が書かれているのは新鮮だった。