【感想・ネタバレ】なぜこの会社はモチベーションが高いのかのレビュー

あらすじ

日本全国6000社を訪問した筆者による渾身の結論は、「人を大切にする会社は モチベーションが高まり業績も高まる」という事実でした。本書にてその要因を解き明かします。
第1章では、「モチベーションが高い会社は業績も高い」と題し、全国各地の企業へのアンケート調査の結果から、社員のモチベーションの実態を分析。
第2章では、「この会社の社員はなぜモチベーションが高いのか?」を主題に、行列ができる地域一番のパン店や患者が自ら手術を希望する病院、活気を失った職場からよみがえった工場など15社の実際の事例から、社員が自らモチベーションを高めるような、人財を活かす仕組み、風土づくりの秘密に徹底的に迫ります。
第3章の「社員のモチベーションを高めるために」では、第1章の分析と第2章のケーススタディから、モチベーションの高い会社に変わるために企業が取り組みべき具体的な施策を提案。
「会社を良くしたい」と願い、行動する全ての人に手にとっていただきたい一冊です。

(※本書は2009/9/17に発売し、2021/5/15に電子化をいたしました)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「お客様第一主義」

それはわかる。企業の儲けはお客様あってのことだから。

でも、お客様を第一に考え行動するのは、経営者でもなく管理職でもなく、現場の従業員・パート・アルバイト。
彼らに「お客様に奉仕したい・最高のモノ・サービスを提供したい」と思わせるには、従業員満足度(ES:Employee Satisfaction)が高くないと実現できない。

つまるところ、従業員にいかに誇りを持って、生き生きと、主体的に、思いやりを持って業務に臨んでもらえるかが、会社の存続・発展にかかっている。

会社は誰のもの?って気軽に論争が起こるものだが、そんなのは誰の物でもよく、大事なのは、そこで働く人あっての会社ということ。

上場会社の経営陣・管理職は、決算やら株主への対応に軸足を移しがちになっているのではないか。社外に向けたビジョンや方針なんて二の次ではないか。

注力すべきは、従業員の満足と自律と充実感。
それがお客様に響き、会社の売り上げ・利益となって還元され、社外関係者・株主にも還元される。


目の前の現場の従業人に思いを熱く語り、モチベーションを高めさせてくれる社長こそが本物の経営者。


と、気づかせてくれた良書。

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2011年12月04日

Posted by ブクログ

実際に、社員満足度が高い会社は、業績も高い!なので、うちも、社員教育、または、社員主導の自社セミナーや、自社の改善活動、提案活動を取り入れていこう!

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2014年02月05日

Posted by ブクログ

「日本で一番たいせつにしたい会社」シリーズには取り上げられていないけど、素晴らしい会社がたくさん掲載されていて、仕事のうえでも役に立つし、単純な読み物としても面白いと思います。

学生が読めば就活観が変わるのではないでしょうか。

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2010年06月16日

Posted by ブクログ

『日本でいちばん大切にしたい会社』の坂本さんが、使命と責任を果たすべき人として一番に挙げた社員の"モチベーション"に関して6000社を訪問した結果としてまとめています。

第1章でモチベーションと会社業績の関係を説明し、第2章で具体的な個々の会社についての実例集を置いて、最後の第3章でモチベーションを向上させるための方策について説明する、という構成になっています。分量としては第2章がかなりの部分を占めるのですが、ポイントは第1章にあります(あくまで個人的評価)。

もっともモチベーションを下げる要因は「経営陣や上司への信頼を失ったとき」だということです。業績が好調なときは七難を隠すような形になっていますが、業績が思わしくなくなったときや大きな環境変化があったときのモチベーションマネージメントって難しいですがとても重要ですね。

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2010年05月05日

Posted by ブクログ

日本に一番大切にしたい会社の著者の続編

期待よりあまり良い内容ではなかったが、
日本企業で、無名だけれども、会社風土を変え、社員のモチベーションを上げる施策を行って良い企業にしている参考にはなる。

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2009年12月23日

Posted by ブクログ

みんな苦労から考え、チャレンジしている。
見返りを考えていない姿勢が大事なんだろう。
学生のときにこういった本に出会っていればまた違っていただろう。
だから読書は若いうちからするべき。
ネットでは出会えない情報がいくらでもある。

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2018年11月25日

Posted by ブクログ

そのわけh、実はとても根本でシンプルな大切なことで、
ひとり一人が生き生きと働きたくなる根本はただ1つ。

そして、その1つを大切にしている会社を紹介しています。
だから、その1つから幸せな会社は実現できます。

が・・・

その1つから幸せな会社を現実にするためには、
自分との約束とやり続けるというその覚悟が必要で、

もしかしたら、その1つを貫くにたる自身のモチベーションの深さがもっと必要なのではないだろうか?

と自分自身に振り返る一冊です。

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2011年11月06日

Posted by ブクログ

モチベーションの高い企業の話が紹介されているが、そういう会社とブラック会社って紙一重なのかねぇ。朝礼で社訓をみんなで暗唱とか引くわー。モチベーションが高める必要があるってことには激しく同意だけど、その実現方法の具体例には違和感を持ってしまう。じゃあ何がいいの?ってのは分からんけども。。

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2011年01月23日

Posted by ブクログ

やはり紹介されている会社はどれも中小。地方の会社が多数紹介されていたので、好感がもてた。

ヒトを大切にする会社こそが高業績となるのは、今の時代はどこも変わらない。

逆にいうと、ヒトを大切にしていない会社が数多あるということか。

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2010年11月14日

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