【感想・ネタバレ】下賜された悪徳王女は、裏切りの騎士に溺愛されるのレビュー

青砥あか / 城井ユキ

圧倒的な軍事力で周辺の国を制圧してきた大国フィラントロビアの王女ソニア。
冷たい美貌を持つ彼女は、“魔法で人を切り刻む残虐な王女”と言われていた。
あるとき、アフリクシオン自治区の民衆と貴族が蜂起し、魔法騎士団が制圧に向かうことに。
出兵前のパーティで、王に「なんでも好きなものをやる」と言われた騎士団長のレオンは「王女とひと晩過ごしたい」と申し出る。
裏切りと愛憎が渦巻く物語。

[maru · ★★★★★]

それぞれが、それぞれの事情を抱えもがき苦しむ。
作者様が描くミステリータッチの作品は、やはり格別である。
魔力や異能についても物語のスパイスとして良い仕事してるし、主人公二人以外のキャラもみんな魅力的でもう最高。
称賛の言葉しか出てこない。好き。おすすめです。

[koa · ★★★★★]

とても良かった

魔法がある世界の話ですが、ファンタジー要素は薄いです。

異能を持った王女が主人公ですが、為政者として優秀でありとても魅力的なヒロインでした。
ヒーローも訳ありで複雑な生い立ちですが、ポジティブで有能な人物です。

シークレットベビーものになりますが、恋愛ではなく政治的な問題が理由なのでヒロインの選択に心から納得することができました。

イラストは綺麗ですがベッドシーンのものが多いので、電車等で読むときは注意が必要です。

＃切ない ＃ドキドキハラハラ ＃カッコいい