【感想・ネタバレ】世界の名探偵1 デュパンのレビュー

あらすじ

デュパンは名門の出だが、不幸が重なり、パリ郊外の廃屋で貧乏暮らしをしている。彼はたいへんな読書家で、なんでも知っていて、びっくりするくらい想像力があったから、知り合いの警視総監からしばしば事件の調査を依頼されていた。本書には、デュパンの名推理が光る『モルグ街の怪事件』『マリー・ロジェのなぞ』『盗まれた手紙』の三編を収録。世紀の名探偵の活躍を、親しみやすい文章とさし絵で贈るシリーズ、第1巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

世界初の名探偵、デュパン。デュパンだけが一冊になっているのに惹かれて読んでみた。世界初の推理小説だから、今のような形ではもちろんない。だが「モルグ街の殺人」や「マリー・ロジェの謎」など現場や証言などからの推理は理路整然としていて、この後のドイルのシャーロック・ホームズにどれだけ影響与えたのかがよくわかる。子供用にわかりやすく翻訳して言葉を選んだのはわかるのだが、鼻につく話し方や古典を引用している言い回しを含めた説明はわかりづらかった。ポーの原作自体がそうなのだろうが…。

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2024年04月19日

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