あらすじ
【Kの亡霊にとりつかれたのは誰?】アパートで起きた怪事件にまつわる住人たちの告白が始まった。スパイの陰謀説をとなえる者、人形師の不可解な行動、とある部屋の浴槽に沈んでいた“もの”。やがて見えてきた驚愕の真相とは…。異色のゴシック・ミステリ、完結の第2巻。 【同時収録】Gの昇天/utero/intro./lty…?
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Posted by ブクログ
感想を一言で表すと「螺旋」
Kなんてただの…よ。
で、最終的にモルクワァラの謎が残る。
何を象徴しているんだろう。
ってことで、最初の「螺旋」に戻る。
(購入)
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楠本まきの作品でも1、2位を争うくらい好きな作品の下巻。
ヨーロッパの映画見てる気分になります。
彼女が線中毒だった時期の作品で、とにかく繊細で隙のない絵がさすがです。
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楠本まきの漫画。
『Kの葬列』の下巻。
ノイローゼに陥りそうなほどの線へのこだわりが見えて、とても線が美しい漫画。
話もミステリーで、登場人物も個性的で、そして閉鎖的な雰囲気で、フランス映画とかアングラ映画っぽいのがまたイイかんじ。
大好きなマンガ
Posted by ブクログ
個性的なアパートの住人達による証言により、次第にKの死の真相が明らかになる――
白昼夢のような物語は読み終わっても覚めることが無いです。
Kの生前の物語など、サイドストーリーも収められています。
Posted by ブクログ
1巻の終わりにようやく発見されたKの“死体”。彼の死体は何故そんな所にあったのか。絡み合った糸が一つの答えを導きます。
この巻の最後についているの話も面白いと思います。
Posted by ブクログ
マザーグースっぽい。
冒頭でマザーグースは出てくるんだけど
その歌じゃなくてこまどりの歌。
誰かが死んで
誰かが何かして
誰かが何かして
誰かが殺した みたいな。
住人がそれぞれにKの遺体の隠匿に関わっていて
その発端はミカヤなんだけど
ミカヤが犯人なのか、理由だったりの説明はない。
表題になってるけどKは遺体としてしか出てこない。
Gの昇天を読んだら自殺かなと思っちゃうんだよね。
Kの遺体と飛び降りたミカヤが落ちる絵が
髪が下向いて、顔が見える状態なんだけど
実際は違うと思う。
吊るされた男みたいな象徴として描いてるのかな。
飛び降り見たことないから正しいのかもしれないけど。。