【感想・ネタバレ】16歳からの相対性理論 ――アインシュタインに挑む夏休みのレビュー

あらすじ

「なぜ光の速さは変わらないのか」「どうして重力は物を落とすのか」「時間は絶対的なものなのか」物理学者である父親にヒントをもらいながら思考実験を繰り返すうちに、自然界の法則の不思議に開眼する。

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Posted by ブクログ

高校生がアインシュタインの相対性理論を
少しずつ学んでいく小説です。

出版はちくまプリマー新書です。つまり新
書の小説なのです。

相対性理論は「一般」と「特殊」に2つが
あることは、よく知られていますが、その
違いは 文系出身者には分からないかと思
います。

私も文系なので全くわかりませんでした。

この本では、そういった基本のキから知る
ことができる文系向けの一冊です。

「相手に対して自分はこう動いた」「自分
に対して、相手はこう動いた」という違い
です。

とにかく読んでみてください。

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2022年03月29日

Posted by ブクログ

鈴木数馬が父宗士郎の助けで、相対性理論を学ぶ物語だが、説明が簡潔で非常に分かりやすい."肉、食うな! 急に横槍"で光の秒速 299,792,458 m/secの数値を覚える件は面白かった.GPS衛星が4 km/sで飛行していることから時間が7μs遅れ、高度が2万kmであるため45μs早くなり、差し引き38μs/日早くなる.光は1μsで300mも進むのでこれが誤差になるので補正が必要だという説明.納得だ.数馬が科学部への入部試験で重力波の説明をしたが、高校生でここまでできるかな? 面白かった.

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2021年12月05日

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