【感想・ネタバレ】仕事を教えることになったら読む本のレビュー

あらすじ

「教え方には、誰でも上手にできる「型(セオリー)」がある!」
初めて仕事を教えることになった人、教え方に悩んでいる人、ずっと自己流できた人にお届けする「教え方」の入門書。多くのビジネスパーソンが、相手が仕事を覚えてくれず、「教えたのになぜできないんだろう」とモヤモヤしています。そうなってしまうのは、「教え方」にも原因があるのです。4万人を指導した人気研修講師が教え方の基本とコツを伝授します。さあ、明日から「教えてもらいたい」と言われる先輩や上司になりましょう。

●「教える機会」は誰にでもある
普段、どうやって仕事を教えていますか?
実は「うまく伝わっていないかも」と感じるときはありませんか?
それとも、ずっと自己流で頑張って教えてきましたか?

●「教え方」がよくない・わからないのは、仕方ない
そもそも、私たちも丁寧に教えてもらったことはあったでしょうか。
「習うより慣れろ」「仕事は見て盗むものだ」という空気の中で、自ら努力して仕事を覚えてきました。
教えられていないのですから「教え方」もわかりません。
一方、イマドキの後輩たちは「教えてもらえるのがあたりまえ」と思っているかもしれません。
このすれ違いを解決するためには、どこかで一度「教え方」をしっかりと身につけることが必要です。

●3点セットが効果を上げる
著者は、22年間研修講師として4万人の受講者に教えてきました。
教えるうえで重要なのは、「ティーチング(知識を与える)・トレーニング(技術を身につけさせる)・コーチング(意識を高める)」の3点セット。
この3つを場面に応じて使い分ければ、誰でも上手に教えることができるのです。
●あらゆる業種や職種に通用する
著者はこれまで、金融、メーカー、建設、IT、鉄道などさまざまな業種のビジネスパーソンに教えてきました。
職種も、営業、製造、企画・開発、総務・経理など多岐に渡ります。
長年の講師人生でわかったのは「教える基本スキル」はどの業種、職種にも活用できること。
まずは基本が大切なのです。

【著者プロフィール】
濱田秀彦:
株式会社ヒューマンテック代表取締役。1960年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。住宅リフォーム会社に就職し、最年少支店長を経て大手人材開発会社に転職。トップ営業マンとして活躍する一方で社員教育のノウハウを習得する。1997年に独立。現在はマネジメント、コミュニケーション研修講師として、階層別教育、プレゼンテーション、話し方などの分野で年間150回以上の講演を行っている。これまで指導してきたビジネスパーソンは4万人超。おもな著書に『社会人1年目からの仕事の基本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『あなたが上司から求められているシンプルな50のこと』(実務教育出版)、『ニューノーマル最強仕事術』(講談社ビーシー)、『じつは稼げるプロ講師という働き方』(CCCメディアハウス)など多数。

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Posted by ブクログ

教えるということの基礎を学ぶことができた。
これまで教えることに技術が必要だと考えたことがなかったので、教えるための型があるとは目から鱗だった。
教えるためにこちらが努力しなければならないことが沢山あり、部下が成長できない・仕事ができないのは上司の責任なんだと改めて感じた。
背中で語ることも大事だが、それ以上に自分が仕事をどれだけ相手目線で分かりやすく伝えられるか、話し合えるかが重要だと思う。

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2024年03月24日

購入済み

何回も読み直したい本です。

職場で初めて指導する立場になり、この本を手に取りました。
今までは自分が教わった時の事を思い出しながら何とか進めていましたが、教える前の考え方・伝え方から学ぶ事ができて勉強になりました。
前よりも教えることが楽しく感じます、困った時に読み返したい本です。

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2021年10月02日

Posted by ブクログ

教えるとは?
相手の課題解決のため
①知識②技術を付与し③意識が高い状態にする事。
教え手は、それぞれティーチング、トレーニング、コーチングをすると良い。

①知識をティーチングー
動機付け→説明→具体例
課題設定例
×今からサービス説明します
○今からサービスの覚え方説明します

②技術をトレーニングー
動機付け、やってみせ、説いてみせ、させてみせ、ほめて、見届ける

③意識をコーチングー
目を見てオープンクエスチョン
▼課題の設定
×何か問題ある?
○問題と思うことは何?
▼原因の推定
×なぜできない?結果
○原因は何だと思う?プロセス
▼思考の拡大と解決策
他にどんな原因が考えられる?どうしたらよい?
▼解決策の具体化
もの辺から着手しようか?どんな手順で?次は?いつから?


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2021年08月15日

Posted by ブクログ

・ティーチング、トレーニング、コーチングの使い分け
・タイプが対面の人の時ほど注意
・コーチングはオープン質問。考える時間を与える。
コーチングで自主性を育て、自走可能にできるようにしたい

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2024年11月03日

Posted by ブクログ

・ティーチング(知識の教え方)
・トレーニング(技術の教え方)
・コーチング(意識の高め方)
それぞれの目的と基本となる「型」が紹介されており、自身の業務への応用をイメージしやすい構成となっていた。

教える側、教わる側のタイプに応じた注意点もまとめられており、自身がどのようなタイプかを知ることで、今後教わる時、教える時に役立つと感じた。

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2023年01月18日

Posted by ブクログ

ティーチング、コーチングあたりの使い分けなど技術的な話が多くためになった。
また、リモートでの教え方が一番気になっていたが、ティーチングを中心にやってこうと思った。
読むだけで簡単に教育できる本を探していたが、そんな上手い話はなく、やはり教育計画をしっかり練ることが大事だなと…と思った。

コーチングのタイプ別分析まで載っていて、色々読むならこれ一冊でいいんじゃないかな?と。

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2022年04月18日

Posted by ブクログ

社員教育のノウハウを伝えることを行う会社の代表取締役の著者が仕事を教えることになった時の実践法について書いた一冊。

ティーチングを行う際の動機付けや説明の方法そして習得度を図る効果測定をするなど知識を与えるために必要な事を知ることが出来ました。
話し方や説明の組み立て方など相手の興味を沸かせるテクニックも知ることが出来ました。
また、トレーニングではまずはやってみてそこから説明し、実践させて褒めて改善していくというプロセスで行うことが大切であることを学ぶことが出来ました。
その中でまずは手本を見せることや細かく分けて実践させる方法や実務で見届けることなどが大切であることを学ぶことが出来ました。
またコーチングでは傾聴やオープン質問やコーチングの三大質問を上手く使うことで相手の意欲を引き出すことやあいづちやアドバイスでコミュニケーションを取ることが大事であるとも感じました。
また、リモートワークや年上の人への教え方や紙資料やスライドの使い分けや複数人に教えることに対してのファシリテーターの重要性も知ることが出来ました。

そんななかでもメリット獲得、デメリット回避を上手く分けて説明することやアドバイスはすぐには行わないことや感覚や思考や主張的のタイプで教え方のスタンスを変える必要があることを本書で学べたことは収穫でした。

本書においてまず教えるにあたり知識、技術、意識の3つのバランスが大事であることや教える側も常に成長することが大切だと感じました。
本書での知識を活かして教えることを向上させていきたいと感じた一冊でした。

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2025年06月22日

Posted by ブクログ

教え方にもティーチング、トレーニング、コーチングとそれぞれ型があり、手順に沿って教えることが大切とのこと。振り返った時にどこが良かった、不足しているかなど点検するためにも、このように理論立て教えることを考えていく必要があると思った。

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2025年01月12日

Posted by ブクログ

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教える=ゴールへ知識と技術を授け意識を高める
メモの目的、相手を尊重するメッセージ
①知識ティーチング、知っている
★動機付け→説明→効果測定
テーマ設定を明確に
擬人化

②技術トレーニング、できる
やってみせ、説いて聞かせて、させてみて、ほめて
やってみせる時に説明しない
パーツ分けしてスモールステップ
★▲フィードバックは2つまで


③意識コーチング、やってる
相手が自ら実践するよう仕向ける、自主性を引出す
→自分事化
★何か問題ある?=問題であることは何?
★何?他には?何?他には?具体的には?

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2024年06月16日

Posted by ブクログ

知識=ティーチング、技術=トレーニング、意識=コーチングに大きく分けられる。これを頭に入れて教えることと、教わる側にもこの概念認識させておくと有意義な教育に繋がる気がしました。また教える側のタイプ、教わる側のタイプでどんな癖があるかに納得、関心しました。

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2024年06月12日

Posted by ブクログ

本当に初歩のことが書いてあるが、自分の中に箇条書きで保管されている知識を体系化するには必要な内容だった。
悪い意味ではなく、同じことが別の角度で何度か書かれている。
人に物を教える時の流れを型化できるので、何回教えても質が一定に保てそう。
この流れでマニュアルも作成したい。

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2024年02月03日

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