【感想・ネタバレ】メディアをつくる 「小さな声」を伝えるためにのレビュー

あらすじ

マスコミが信用できないなら、自分たちでメディアをつくろう! インターネット放送局Our Planet-TVを立ち上げ、独自の取材・発表を続ける著者が、激変するメディア状況の意味を読み解き、反貧困を訴える若者や、福島の子どもの健康を守るために立ち上がった親たちなど、多様な人々の情報発信の試みを報告する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「ない」なら、「つくる」。
この考え方が、とても好きです。

これが「ない」。
あれが「ない」。
と嘆いてみても、はじまらない。

上手くいか「ない」ことを
誰かのせいにしたり、
環境のせいにしていては、何も生まれない。

「ない」なら、自分が「つくる」。
今、あるものに満足できないのなら、自分が「変える」。

この考え方に従って行動していくと、壁にぶつかったり、他人から批判されても、ちゃんと突破口が見えてくる気がします。

時々は、やはり凹んだり、愚痴も出ちゃうこともありますが、
「つくる」「変える」の基本に立ち返れば、大丈夫。と思います。

私も活動に参加しているNPO法人OurPlanetTV(アワー・プラネットTV)代表・白石草さんが書いた著書「メディアをつくる」(岩波ブックレット)に、次のような一節がありました。

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ジャーナリズムの語源は、「日々書く日記」だと言われる。

個人個人が尊重される、より公正で平等な社会を目指すには、国益を優先しがちなマスメディアに頼るのではなく、社会を構成する個人が自ら情報の担い手となり、情報の多様性を確保するしかない。

映像のみならず、まさに「日記」であるブログを含め、多くの人が日々を記録し発信することこそ、権力から距離を置いた新たな「ジャーナリズム」が実現できることを理解したのである。

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ブログやSNSに、自分の意見や感想を投稿することも日々の記録であり、情報発信であり、「ジャーナリズム」といえますね。

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2012年04月28日

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