あらすじ
『世に一組ぐらいは、一目惚れ同士で結ばれる夫婦もあるのかもしれない』
大学生の瑞葉は由緒ある家のご令嬢──ではなく、本当は下町ヤクザの孫娘。のっぴきならない理由から、箱入り娘を装い政略結婚することになったのだが……相手はまさかの警察官僚・設楽剣聖だった!! 政治家一族の彼の妻が極道の孫とバレれば大問題。けれど「最初から、決めていました。一目惚れです」と告げられて、惹き込まれるように頷いた瑞葉。始まった新婚生活は、まさに最高の夫に溺愛される毎日。ベッドでは普段の誠実さを裏切るほどに、欲に染まった鋭い瞳で飢えを隠さず抱きつくす。「貴女を好きになった男の特権を、甘やかす幸せを味わいたいのです」剣聖を愛し嘘をつけなくなった瑞葉だが、打ち明けられない問題が。そして彼もまた、秘め事があるようで──？
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大満足です
かっこいいけど、えげつないヒーローでしたね。でもヒロインのためなら手段を選ばず、徹底的にやるところは凄い。彼の中の正義はヒロイン中心でぶれないところがいいです。ヒーローの友達の壬生さんも同じタイプですね。類は友を、でしょうか。満足のいく作品でした。
溺愛夫
極道の孫娘であるヒロインがエリート警察官僚のヒーローとお見合いをして結婚。
ヤクザの孫という正体を隠しているので、溺愛してくる夫に惹かれながらも心苦しくてというお話です。
ヒロインはこの作者さんにしては珍しく気が強い面もありますが、純真で可愛らしくもありました。
終わってみれば全てヒーローの手の上だった感もありますが、ここまで執着されつつも溺愛してくれる極上な夫からは逃れられないな～と思いました。
