【感想・ネタバレ】お笑い世代論~ドリフから霜降り明星まで~のレビュー

あらすじ

霜降り明星のせいやが発した何気ない一言から、たちまち芸人の「第七世代」という言葉は一般的なものとなった。本書は、それ以前の世代とは誰のことなのか、どのような変遷を経て現在に至ったのか、「世代論」で戦後お笑い史を読みといていく。お笑いとは、時代の空気と流行に影響を受けるものであり、必ずや何らかの「世代」の傾向を刻印するものであることが一冊を通じて明らかになるだろう。これはもう一つの戦後史の姿である。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
はじめに(附:お笑い芸人の世代区分年表)
第1章  第1世代(いかりや長介と欽ちゃんが「テレビ芸」を作った)
第2章  第2世代(「団塊世代」のたけし、「シラケ世代」のさんま)
第3章  第3世代(「新人類」としてのとんねるず、ダウンタウン)
第4章  第4世代・第5世代(スター不在の群雄割拠時代)
第5章  第6世代(テレビへの憧れと挫折)
第6章  第7世代(デジタルネイティブ世代が新時代を作る)

<内容>
テレビが始まってからの「お笑い」の歴史を綴ったもの。新書に合わせるためか、各世代の代表を2組ずつ紹介していく。さまざまなエピソードと分析は妥当なものだろう。そこに『日本初!たった1冊で誰とでもうまく付き合える世代論の教科書』を参考に、世代論とお笑いの世代を合わせて分析している。

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2021年04月26日

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