【感想・ネタバレ】世にも美しき数学者たちの日常のレビュー

あらすじ

百年以上解かれていない難問に人生を捧げる。「写経」のかわりに「写数式」。エレガントな解答が好き。――それはあまりに甘美な世界! 類まれなる頭脳を持った〝知の探究者〟たちは、数学に対して、芸術家のごとく「美」を求め、時に哲学的、時にヘンテコな名言を繰り出す。深遠かつ未知なる領域に踏み入った、知的ロマン溢れるノンフィクション。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

思いがけず、涙がこぼれそうに。

数学科に通う息子のレポートがリビングに散乱していることがよくあるが、理解するどころか読むことさえ、不可能。そんなことから、バリバリの文系の私も数学という文字には興味があり、手にとった一冊。

例として挙げられているような数式らしきものは、やっぱり全く意味が分からず、何度もよみなおしてやっぱりわからない…と、思ったが、数学者の情熱とか思いとかがあちこちから溢れていて、そこに感動したし、数学だからって特別ではないことは感じることができた。
何かに打ち込むって、すごいこと。

でも、少し偏っていて、それが魅力であることも事実。見方を変えれば、変人。

これ読んで、息子のレポートを読めるわけではないけれど、今以上に面白がることはできそう。

0
2021年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者が数学を生業にする方々にインタビュー形式でまとめたノンフィクション。
数学を突き詰めた先にある哲学的な話や自由な発想で身近なものを数学に置き換えたりなど様々な視点の話があり、改めて学び直したくなりました。

0
2025年02月03日

「学術・語学」ランキング