あらすじ
1989年パリ。20歳のアメリはヴァンサンに恋をする。だが待ち合わせの日、二人はすれ違ってしまう。再会は10年後、彼は結婚していた。彼女も家庭を築くが、人生を間違えたのではないかという思いが消えず、20歳の記憶は輝きを増す。そんな彼女の前に彼が現れ……
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
心情が端的に羅列してある文体が面白い。小説なのに説明文のよう。
ストーリーはフランス人らしい恋愛なのかな?自分の気持ちに向き合い、最後は相手と通じ合えるハッピーエンドで良かった。
Posted by ブクログ
京都行きの電車の中で大半を読んでしまった。わかりやすーい内容で目新しい感じはない。ただ、フランスが好きでスラン人が書いた本だから手に取って読んでみた。フランスの景色がときどき浮かんだ
Posted by ブクログ
ジャケ買いというか 表紙買いというか、タイトル買いしてしまった。フランス人作家さんのパリが舞台の 恋愛小説…訳文に戸惑ったけど フランス人だから ありでしょう。すれ違う ヴァンサンとアメリに ちょっと どうにかならないの?と思ったり。2人に起こる人生のいろいろは 誰のせいでもなく 全て自分のしたこと!と割り切るというか、自分は自分だという姿勢が フランス的なのかなとか 感じちゃった。通信技術の発展は すれ違いを無くした、というけど 相手を思う気持ちは 万国共通でありますように。
Posted by ブクログ
知性を感じる訳語たちは、訳者のセンスなのか、原文から滲み出るものなのか気になった。
コミュニケーションツールがこの恋愛に与える影響もとても興味深い。
こう”すべき”の世界に暮らし始めると、シンプルなことも複雑になっていく。きっと心を置いて吉方へは進めないのだと、この物語を読んで感じた。
30年(現代だと10年相当辺りだろうか) も待たずに済むように、私は自分の気持ちに素直であろうと思う!