あらすじ
人と人とがたったひとことで共感できる言葉、それが「ありがとう」です。
「ありがとう」のひとことで、相手も自分もやわらかい、あたたかな心持ちになる。それがこの言葉のちからでしょう。
本書は、著者の長い執筆活動から「ありがとう」をキーワードに抜粋し、86の項目に再編集しました。
どの項もユーモアたっぷり、やさしい文体で、読み進めるうちに幸せな気分につつまれます。
心で思っているだけでなく、実際に「ありがとう」と声に出す。すると気持ちが発散され、明るくなる。相手の気持ちも分かり、ほがらかな雰囲気になり、人間関係もよくなる。
「ありがとう」は人間関係の潤滑油、「ありがとう」を実際口に出して相手に伝える「効用」を説きます。
また年を重ねると、さらに「ありがとう」の言葉は、あたたかい人間関係といい人生をつくります。
長年の人間観察から得た、モタさんの知恵のつまったあたたかい人生アドバイス・エッセイです。
●「ありがとう」は心のゆとりのバロメーター
●「幸福な時間」があってよかった
●「ありがとう」といえる相手が必要だ
●「ありがとう」から始まる会話がある
●「ありがとう」と、いわれる人より「いう人」になる
●「すみません」より、明るく「ありがとう」を
●苦手に人にも「ありがとう」
●「ありがとう」で心が浄化する
●「ありがとう」を要求しない
●不満は「ありがとう」で消える (他)
◎本書は新講社より出版した『「ありがとう」というだけで元気が出る』を原本として、
『「先のばしぐせ」を直すとすべてがうまくいく』『「断る力」を身につける!』『「あきらめる」力が次のチャンスを生む』
『そんなに自分を叱りなさんな』『人に必要とされる人』『「好感を持たれる人」はシンプルに考える』
などからも抜粋し、再編集した新版です。◎本書は2017/11/26に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読者として想定しているのは、自分よりもっと年配の人だろうなと思いながら読みました。
とはいえ、「ありがとう」は年代を問わず大切なことだし、いずれ私も、斎藤茂太さんがこの文を書く際に想定したであろう年齢層に到達するわけですから、「そうだなぁ」と思いながら楽しく読みました。
Posted by ブクログ
嫉妬や恨みの感情は
人の心を濁らせるが、
感謝の気持ちには
人の心を浄化する働きがある。
だから「ありがとう」と
いっている人の表情は
元気で、また清々しい。
(斎藤茂太/精神科医・医学博士
『いい人生は「ありがとう」がつくる』より)
* * *
ありがとうの笑顔に出逢うと
ほっこり優しい気持ちになる
人に何かをしてもらったとき
つい出てしまう「すみません」
相手の手を煩わせたという
思いがあるのだろうけど
謝られてしまうと
何かをしたほうも喜びは半減
自然と「ありがとう」が出るのは
しあわせを発見できている証拠
周りからの愛を
素直に受け止められるから
ありがたいなぁ……
そういってココロを
元気に、清々しく保とう
Posted by ブクログ
【目的】
まこなり社長は「ありがとう」は、相手のためではなく、自分が「有難い」環境にいると気づくための言葉と言っていた。
ありがとうを増やしたい。
感情ではなく、習慣として身に付けたい。
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★ありがとうは修行
・会話の締めくくりは必ずありがとう。
最近、不動産で働いている友人と賃貸vs購入で議論になった。ちょっと不穏な空気になったが、かなり勉強になったし、最後にありがとうと言えばよかった。
ありがとうを言わないと、後悔することがある。
食事、仕事、お出かけ、1日の最後も必ず「ありがとう」
・後でどうなるかは、考えない。
ありがたいと感じたら、後先考えずとりあえずありがとう。「お返ししないと」「これもらっても」は置いておき、その気持ちに感謝。
・ありがとうの修行が足りていない。
この言葉が口をついてでないのは、普段いう回数が少ないから。修行すれば、勝手に口から出るし、そのたびにに有難いと感じることができる。
鴨さんいわく、幸せだなと呟いたときに幸せになる。つまりありがたいと呟けば、有り難いと感じれる。
順番は重要。言葉が先。
人との関わりで生きていることを忘れない。
色んな人に出会って今の自分がいる。
浅い人脈を広げる必要はない。
まずは周りにいてくれる人にありがとうを忘れない。
ありがとうを増やせば、行動も変わると思う。
「早起き・読書・睡眠」と同じくらい大切にしよう。
✔︎今日やること
・スマホメモに、ありがとうBox追加。
ありがたかったことを常時メモ。今日は3つ。
・お花が定期的に届くflowerの会員登録。月に2階友人にお花を送る。
・ありがたいを呟く。