あらすじ
保健室。そこは、子どもたちの体とこころの駆け込み寺。子どもたちが訴える体の苦痛、何気なくつぶやく言葉の裏にある本当の気持ち。保健室から見た、現代っ子たちのこころを実践的な事例と共にお伝えします。
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Posted by ブクログ
保健室大好きだから読んでみた。
タメになる内容で、保健室の先生を想像しながら、スラスラ読めた。あっという間で面白かったし、こういう時はどう考えればいいのかというのがわかった。生きて行く中での考え方が変わる一冊。
Posted by ブクログ
従来の感情にフォーカスしたアプローチに終始していると、「生きる力の育成」につながりにくい。では、どのようにとらえて、どのようにかかわっていくのかということが具体的に書かれていてわかりやすい。
Posted by ブクログ
筆者の保健室体験を元に、困りごとがある子どもたちに対してのアプローチが具体的に示されてわかりやすかった。
ネガティブな思考を持っている人たちに対してのアプローチの参考になった。
p114多くの子供たちは事実ではなく、事実に対しての解釈に苦しんでいます
心理的安全性が損なわれた結果「人の意見に流される、自分で決められない、察してくれまち、ネガティブ解釈」につながっていると感じる。
対策として「プラスの未来をイメージする、ポジティブな言葉を使う、目の前の苦しさに執着せず在りたい自分をイメージする」など。
問題行動を起こした時の対応
事実、感情、感情の理由、反応、反応の理由、本当の気持ち、どうする?
工藤先生の「どうしたの?どうしたい?何か手伝えることはある?」に似てる。
P213、主体的な人生のためには、自分を知り、自分を生きること
保健室コーチング
Posted by ブクログ
空き時間でのんびりじっくり読んだ本だけど、どの章にも自分なりの学びがあってとてもよかった!子どもたちとの関わり方を学んだことはもちろんだけど、自分がネガティブ思考に陥った時も読み返したい本!
子どもや自分自身との関わりで活かしたいこと
・過去と問題点じゃなくて未来と解決策にフォーカスする!(「なんで〜しちゃったんだろう」→「次はどうやったらうまくできるかな?」)
※"ネガティブな子"じゃなくて"マイナスな感情に陥りやすい言語・思考パターンを持つ子"でしかない
・つらい気持ちを聴くばっかりじゃなくて「◯◯な気がする」の事実と解釈を整理する!(聞き取り項目:事実・感情・感情の理由・反応・行動・選択)←認知行動療法みたいだね
・人間は、チーム自分!
社会の様々な関係性の中でいろんな自分がいて、好きになれない一面があっても、それも自分の大切な一面。否定せず、おってもいいってことにする。認めてあげる。