あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
船舶を使った海上輸送は、海に囲まれた日本において重要な意味を持ちます。しかし、漁船や釣り船はまだしも外国航路の大きな船となると近くでみる機会はほとんどなく、一般の方が船の構造や航海の仕組みを知る機会はありません。本書は、造船や操船、海運の仕組みを知りたい方のために、船舶の基本と仕組みをわかりやすく図解した入門書です。第4版では脱炭素時代の造船業界、風力推進や北極海航路など海運の最新情報を盛り込んでいます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
船舶の基本がよくまとまっている。著者は主に造船関係、のちに経営面にも関わっており、船とは何か、どのように航海するのかといった話から、海運や造船といった業界の話、船舶の工学的な話などをわかりやすく説明している。
コラムも面白い。例えばダクトは圧が船室より高いからウイルスがそれで拡散するわけではないとか、午後6時半に5点でなく1点しか鐘を鳴らさないのは2班で回した帆船時代の名残とか。GMの話も専門書読むより頭に入りやすかった。