【感想・ネタバレ】復活! 日英同盟 インド太平洋時代の幕開けのレビュー

あらすじ

・英国国家安全保障戦略が示した「日本は戦略的なパートナー」
・新型空母「クイーン・エリザベス」「プリンス・オブ・ウェールズ」のアジア展開
・活発になってきた自衛隊と英国軍の共同軍事演習
・英国王立防衛安全保障研究所が重視した日本の存在

日英同盟構築への準備は、すでに始まっている。
ようやく日本は、戦後長期間にわたり続いてきた米国のくびきから解放され、戦略的自立へと進むことになる。
歴史的な同盟復活への動きと今後の課題、展望について、安全保障の専門家がわかりやすく解説した1冊。

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Posted by ブクログ

グローバルブリテン!英国がアジアに帰ってくる!編と、
日本はその英国とどう付き合うか、ここまで々関係性を深めてきたか!編と、
空母クイーンエリザベスに秘められた英米の絆編の三部構成。

中国を念頭に置いたスリーアイズ構想はありかもしれない。
あと、英国とのつながりを強めることで、インドがクアッドから抜けにくくなるような気がする。

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2021年08月13日

Posted by ブクログ

日英同盟と言えば帝国海軍好きにとっては郷愁の対象かもしれないが、中国の勃興を背景に再び姿を表すのだ、それも日米英三国同盟として、さらには対中ソ枢軸に対抗する自由主義民主主義国家の有志連合として、と言う主張を、英国屈指のシンクタンク(に日本政府が資金を提供して拡張された部門)の日本人研究者が説く。
の意味では、日英同盟を推進してさらに三国同盟に持っていきたいのは著者のポジショントークとも言えるが、現状認識や対応策に僕は賛成する。
世界最大の島国たるアメリカから見ると日米はユーラシア大陸監視の最重要拠点になりうるから、日米英三国同盟は自然な成り行きではあるね。

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2021年11月29日

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