あらすじ
組織・チームを真の効率化へと
導くにはどうすればよいか?
全14か国で翻訳された世界的ベストセラー、待望の邦訳!
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本書では「フロー効率」という画期的な視点を導入することで、
組織とチームを圧倒的に「リーン」にする方法を紹介している。
多くの経営者やマネジメントがリーンのことを
コスト削減だと考えているが、それは誤っている。
顧客志向になることが、リーンの本筋であり、
真の効率化へと至る結論である。
デジタルトランスフォーメーションに代表されるような
組織・チームの効率化が求められる中、
本書はその王道を歩む方法を提示している。
とくに
・新規事業開発担当者
・既存事業を立て直したいマネージャー
・DX担当者
・スタートアップのリーダー
・組織の新陳代謝を促したい経営者
にとっては組織で実践できるリーンのエッセンスが
凝縮された、目から鱗の必読の一冊。
【目次】
プロローグ 五〇〇倍のスピード
第一章 リソース重視から顧客重視へ
第二章 フロー効率を左右するプロセス
第三章 プロセスにフローをもたらす要素
第四章 効率性のパラドックス
第五章 むかしむかし……トヨタは顧客重視を通じてどのようにナンバーワンになることができたのか
第六章 西の荒野へようこそ……君のことはリーンと呼ぼう
第七章 リーンではないもの
第八章 効率性のマトリックス
第九章 これがリーンだ!
第一〇章 リーンオペレーション戦略の実現
第一一章 あなたはリーン?釣り方を学ぼう!
エピローグ 無駄のない装いを!
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
リソース効率とフロー効率について日常生活で起こる出来事を例えに説明していてわかりやすかった。その上で、現在の企業ではリソース効率を重視するあまりにフロー効率が悪く、企業視点ではうまく運営されているように見えても本来主眼を置かれるべき顧客からすると非常に問題のある状態であることが書かれており、フロー効率を目指すために目指すべき価値体系をリーンと呼ぶと理解した。
リーンとはつまり、ツールやメソッドの集合体ではなく根底にある価値「無駄を省く」をもとに原則、メソッドと波及されていくべきものであって、メソッドを取り入れただけで「これがリーンだ」とはならない。
また、「リーン」ができている状態も一律的に評価できるものではなく、フロー効率を上げていくことを目的とするのであれば静的な評価は行えない。常に動き続ける。