【感想・ネタバレ】略奪された淑女のレビュー

あらすじ

ハイランドに、優しい愛などない。愛は、乙女を一瞬で焼き尽くす野火。

破産寸前の没落貴族を父に持つペニーは、将来を悲嘆していた。いずれ私は、金持ちで好色な老人と結婚させられるのだろう、と。事実、父は娘を借金の形に売ったが、相手は意外な人物だった。ラクラン――海運業で莫大な富を築いたというハイランドの氏族長は、恐ろしく背が高く、屈強で非情な目をした無口な男だった。ペニーは怯えながら彼を見上げ、はっとした。この人を知っている!幼い頃、ただ一人心を許し、慕っていた年上の優しい少年。突然消えてしまった彼が戻ってくるなんて……私を妻にするために?だが、夫となったラクランに、少年の面影や優しさは微塵もなかった。彼はまるで復讐するかのように、夜ごと激しい情熱をペニーにぶつけ……。

■HQロマンスとヒストリカル・スペシャル、二足のわらじで活躍する話題の覆面作家ミリー・アダムズがお贈りするのは、ワイルドなハイランダーとの愛なき結婚ロマンス。情熱的な筆致で綴られる感動作を、どうぞお見逃しなく!

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ヒーローの復讐劇は略奪婚

ヒーローのヒロインの父親への復讐が背景になりますが、ヒロインは段々惹かれていき、覚悟を決めて彼と生きていこうと妻として夫の役に立とうと健気です。
彼は復讐故に心は深入りしませんが、最後はお互いが愛を確認しあって大円団。
政略結婚でも、相手が見たことのない美男美女だとお互いに恋するようになるものなのでしょうね〜。

#胸キュン #アツい

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2021年08月18日

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