【感想・ネタバレ】グラスバードは還らないのレビュー

あらすじ

マリアと漣は大規模な希少動植物密売ルートの捜査中、得意取引先に不動産王ヒューがいることを摑む。彼には所有高層ビル最上階の邸宅で、秘蔵の硝子鳥や希少動物を飼っているという噂があった。ビルを訪れた二人だったが、そこで爆破テロに巻き込まれてしまう! 同じ頃、ヒューの所有するガラス製造会社の関係者四人は、知らぬ間に拘束され、窓のない迷宮に軟禁されたことに気づく。「答えはお前たちが知っているはずだ」というヒューの伝言に怯えて過ごしていると、突然壁が透明に変わり、血溜まりに横たわる男の姿が!? 好評シリーズ第3弾!/解説=宇田川拓也

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最後まで事件の謎が分からないような、
複雑な内容で、とても面白かった。
グラスバードとはなんなのか、
またそれが事件解決の鍵になっているのも
面白かった。

0
2024年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以下超ネタバレ





いやーおもろかったなあ。
弁護士のヴィクターが犯人なのは予想通りだったけど、パメラが共犯とか、硝子鳥が人間とかは見破れなかった。
確かに序盤からエルヤのことを「彼女」と描写するから、「なんで雌だとわかるの?」と思いながら読んでいた。
硝子鳥の説明が明らかに鳥を連想させたから、実は人間でしたなんてのは「そんなのアリかよ」と思ったけれども、最後まで読んだ結果、伏線を色々と考慮すると確かにミスリードだと納得できたかな。

いやーブルーローズも面白いけど、グラスバードも負けてないなぁ。最後の金髪エルヤの描写も美しいし。エルヤはいずれ別の作品で再登場するなこれ。

0
2024年06月14日

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ネタバレ

 ガラスの透過の話が出たところで迷彩布のトリックは察した。でもそれだけで終わらないのが「らないシリーズ」の凄いところ。グラスバードは本当に鳥なのか?一回は頭を過ったとは思う。でもそれだけでまんまと騙されてしまった。口惜しいなぁ。犯行現場とビルが別の場所では?という問いも立てられた。でも死体の数の問題が出てくる。色々推察できながらもグラスバードの正体に辿り着かなければ解明できない、ここがこの話の凄いところ。「らないシリーズ」はトリックに「ズレ」を用いる。ここまで大胆にネタバレしつおいて尚面白いのは市川さんの凄さだろうと思う。「らないシリーズ」はバッドエンドが多い。次に待つ謎は一体何だろう。

0
2023年11月07日

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ネタバレ

シリーズ3作目。今回のも物語に惹き込まれてあっという間に読み終わりました。

グラスバードの事が分かった時や犯行の行われた場所が分かった時など、今回も色々と驚きました。

3作ともラストが切ないですね…

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2023年11月04日

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ネタバレ

シリーズ第3弾

〈タワー〉と〈グラスバード〉の章が交互に書かれている。一つは爆弾によるビルの爆破事件。もう一つはグラスバードや不思議なガラスの部屋での殺人事件。
どのように話が交わってくるのだろうと思っていたら、マリアが爆破の炎と煙に追われ、非常階段から最上階に逃れるために重く閉ざされた扉を叩くと反対側から誰かの声と扉の隙間から徐々に血溜まりが広がり、、、あっ繋がった!!扉を挟んでどちらも大変!!
ただし、真相はそんなもんじゃないほど、二転三転するのだけど。
ラストは少し切なく感じました。

それと、マリアの危機にあらわれたジョンに、おぉーー!ってなった。

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2024年04月24日

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ネタバレ

グラスバードの正体からまさかの展開に、死体を入れ替えるトリックを壊された予想外の殺人。これによって事件は複雑になっていった。最後までトリックが分からず騙された

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2024年01月10日

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ネタバレ

硝子鳥についてはなんとなくそうかなと思うこともあったけど、犯人については全く見当もつかなかった。
本当にあとこのページ数だけで纏まるのか疑問に思いながら読むくらい最後の方で一気に解決に向かって話が進んだので、最後まで没頭して読むことができた。

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2023年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事件が始まるまでスロースタートでしたが、閉じ込められてからはグイグイ読めた。
布状の屈折率制御ガラスなんて便利な物が発明されているのはフェアなのか否か。
硝子鳥という世間から存在していない様に扱われているものと掛けたのかも知れない。
ラストのやるせなさは好き。

ジェリーフィッシュやブルーローズが出てきて、3部作で畳む予定だったのかもと思ったが、シリーズが続いているのは嬉しい。

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2023年12月23日

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