【感想・ネタバレ】【SS付き】余りモノ異世界人の自由生活 ～勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます～３のレビュー

藤森フクロウ / 万冬しま

勇者召喚に巻き込まれて異世界に転移した少年・シンは、辺境のタニキ村で冬籠りの準備をしていた。そんなある日。シンが持つ強力な神の加護に目をつけた神殿が、護衛という名目で村に聖騎士隊を送り込んでくる。しかもこれが美女揃いで、シンを色仕掛けで篭絡しようという魂胆が見え見えだった。当然、シンはそんな単純な罠に嵌るはずもなく。相手にされず、暇を持て余した騎士隊は、村で男漁りなど好き放題に振る舞いはじめる。これにはシンのみならず、村の女性陣も怒り心頭。タニキ村は険悪な空気に包まれていた。ちょうどこの頃、シンは王都に自作の化粧水などを送っていたが、それらを騎士隊が着服したことに気付く。シンは窃盗の証拠を集めたうえで、身勝手な女騎士達に逆襲を開始する。 電子版には「凍える夜に」のショートストーリー付き！

[O.SUGI · ★★★★★]

んむ！

遂に懸案が片付きましたな！
ま、自滅ですが。王都の女傑達の
活躍が素晴らしいですな。
果たして、次巻、学園編…？

＃ハッピー ＃ドロドロ ＃スカッとする

[ブクログ · ★★★★★]

シン君のタキニ村スローライフが、神殿のちょっかいによる聖騎士隊の性女達によってとんでもない事に。

辛口シン君の毒舌は大好きです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

神子だと認定されたシンを取り込もうと神殿から贈られた女性聖騎士（性騎士？）たちが一部を除いてとんでもないやつら。彼女らを巡る大騒動がメインだが、シンと宰相夫人ミリアとの交流やまともな騎士だったアンジェリカたちの心情なども最後に描かれていて、なかなかこの作者は達者だなあと思う。これがデビュー作かあ。次巻からは、シ取り込み合戦から逃れるためのシンの学園生活になるのかな。