あらすじ
外資系投資銀行の新人OLが、入社してから大規模M&A案件をまとめあげるまでのストーリーを描いた青春小説。楽しく読むだけで株式市場や企業の資金調達、ガバナンスまで自然にわかってしまいます。株式投資や投資銀行業務に興味のあるすべての人におすすめ。元投資銀行マンが書いたリアルなエピソードの数々は業界関係者も注目。
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Posted by ブクログ
おもしろかった!!
ストーリーのテンポがいい!
投資銀行部門の全体像を把握できればと思ったが、最後の著者のこの仕事は青春だったよねという言葉に胸を打つものがあった。
自分も20台は辛い仕事を選ぶかもしれないが、同じことを言えるようにがんばる!
Posted by ブクログ
知らない世界を、優しく見せてくれている。企業価値を高める、M&Aに強く興味を持つきっかけになった本。
この作者、難しいことをわかりやすく説明してくれます。
Posted by ブクログ
みやびという新人社員を主人公に投資銀行の仕事が描かれています。ダメダメだったみやびが、先輩と仕事をするうちに成長していくストーリーです。2~3時間で読めるほどの読みやすさです。投資銀行のよい部分のみが描かれていますが、なかなか面白い本です。
Posted by ブクログ
ドラッカーのマネジメントをうんたらってあんな感じですね。
あっとゆう間に読んじゃったけど、投資銀行の職務ってのが何なのかがうっすらわかっただけで凄くよかったです。しかもところどころ感動しちゃいました。ちなみに台湾人で日本人にはみやびって呼ばれてるのがBFCで外資系金融受けるとかでなんか被った。
おもしろそうだし自分の好きそうな仕事だし、ちょっと本気で外資系金融も狙ってみるべぇかな、まぁ書類で相手にされなんだろけどね笑
Posted by ブクログ
投資銀行の業務内容がざっくりと分かった。
IBDってよく聞くけど、なんだろうって言う人にとっておすすめの本。
M&Aを事業会社の立場で関わってみたいなと思った。
ちなみに、よくある部門は以下の通り。
①投資銀行本部(IBD)
企業に対してのM&Aアドバイザリーや資金調達のお手伝いをする業務。手数料は企業からもらう。
②セールス部門:投資家から株の売買注文を獲得してきて、売買時に手数料を頂戴するビジネスモデル。手数料は投資家からもらう。常に投資家に有益な情報を提供することが最重要。
③トレーディング部門
証券会社が持っているお金で株の売買を行い、利益を稼ぐ部門。自己勘定投資。クライアントからフィーをもらうビジネスモデルではなく、自分たちで株を買収して稼ぐ。
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新たな気づきを得られたのは以下の通り。
他部署で利益相反の関係が起きる。
証券会社は1つの会社でありながら、部署によってクライアントが異なって、稼ぐ手法も異なる。
Posted by ブクログ
ずっと読みたかった本書をようやく入手して読んだ。内容は思ったよりライトだがIBDの業務について臨場感を感じながら読める。現在の自分と重ねる部分もあり勇気が出る。でも職場の雰囲気はもっとシビアじゃないかな…
Posted by ブクログ
・株を保有してもらう投資家を分散すると株価が安定する
・株式分割して個人投資家を増やし売買回数を増やす
投資銀行の業務を物語を読みながら体験できる内容。
株価上昇のためのアクション、M&Aの基本的な流れがわかりやすく理解できる。
180分
Posted by ブクログ
これまで全くイメージできていなかった投資銀行の仕事をある程度イメージできるようになった。
決して内容は深くないので、必要に応じて別書に進むのが良いかと思います。
Posted by ブクログ
大学院時代にお世話になった先生の本。非常に読みやすくサクサク読めた。主にM&Aの仕事がどういうものかが簡単にわかる。一番ビックリしたのはあとがきにあった、採用してくださった人事の方が入社一年目で居なくなったというお話。本書にも少し描写があったが、想像以上に人員が流動的な業界で、そういう人達の過ごす世界もまた面白そうで勉強したいなと感じた。
Posted by ブクログ
某サイトで、お勧めとあったので読んでみました。
自分は投資銀行には興味がなかったのですが、そんな業務内容かもよく知らなかったので手にとってみました。
女子大生ミヤビの仕事ぶりを通じて外資系投資銀行を理解しようというコンセプトの小説
本書では投資銀行業務である
投資銀行、セールス、トレーディングのうち、投資銀行部門に焦点を絞っている。
具体的には、化粧品メーカーのアドバイザーに始まり他社のM&Aを締約するまでの流れが中心
その中で外資系投資銀行の仕事、その生活スタイル、企業文化、やりがいなどについて理解できます。
小難しい言葉だけでなく、笑いありなので投資銀行って何?って人にもとっつきやすい内容です。
本書を見て思った疑問は、実際に投資銀行では年間にどれくらいのM&Aの案件があるのだろうか?
企業価値を高めるためのアドバイザーの仕事というのはどれくらいの頻度を行われているのだろうか?
一人につき同時にどれくらいの企業のアドバイスをしているのか?
コンサルとは違った形での関わり方に面白さを感じました。
■本書の扱っていないトレーディング部門について
リーマンの破綻に象徴されるような、少ない資金をレバレッジを利かせて大きな金を動かして金を生み出すというビジネスは終焉するのではないかと思う。
皆さんはこういった仕組みの仕事についてどのように思いますか? 世間は一連の事件についてどのように考えているのかちょっと気になりました。
Posted by ブクログ
新卒で投資銀行の投資銀行本部に入った主人公が先輩と一緒に巨額のM&A案件を成立させるまでのお話。
お話というか、業界・業務理解用に、かっこいい部分をそんなに難しい言葉を使わずに書かれたものです。
投資銀行にはもちろん他の部門もあるし、ツール(というか提案内容)もあります。
けど、特定の会社への日々の提案
↓
実際に提案内容の入札が行われる
↓
買収価格や賠償金交渉
↓
成立・記者会見
という流れでそれなりの緊張感を伴って追える点がよかったです。
きっと会社が発行する文字群としての会社説明を見るよりはわかりやすいです。
過度に影響されない程度に業界や業務を研究する際の「一事例」として位置付け勉強を進めていきたいと思います。
Posted by ブクログ
ストーリー仕立てで、M&A案件が進んでいく。主人公がだめ新入社員という設定なので、とても分かりやすく物事が説明してある。去年だったら分からなかったような単語が理解できて、就活効果を感じた笑 やっぱりこういう本を読むたびに、金融の世界にも飛び込んでみたかったなーと思ってしまう。
Posted by ブクログ
●疾走感あり。サクッと読める。
●一連の流れを追体験出来るのがいい。
●現実はそこまで甘くは無いだろうし、もっとドロドロした内容でも良かったかなあと。
●読みやすいが故にそこまで内容はないかな…
●投資銀行だとやっぱり海外の本の方が面白い。サルのなんちゃら〜ってタイトルの投資銀行悲話の本があったけどなんてタイトルだったかなあ…
Posted by ブクログ
Fri, 06 Jul 2007 wrote
ライトノベルですね.
多少, 萌え系 ですね.・・・たぶん.
投資銀行の仕事に光と影の部分があるとすれば,光の部分を,ルックスのいい女子大生あがりの
はねっかえりOLを主人公に,描き出していくという,もの.
結構,きっついかつブラックになりがちな,M&Aを初めとする投資銀行の仕事,とにかく経営と財務の世界の話を,
直球で出来るだけリアルに描き出そうとする「ハゲタカ」とは違い,出来るだけ易しく身近に描き出そうとする本書. 学園ドラマよろしく に,
国際的M&A が進行していきます.(!!!)
しかし・・・・,よく考えてみると
そんな話,身近なわけねーだろうが!!
敢えて言うなら,売りは,主人公が無知なので,いっしょに学んでいけるってコトでしょうか???
しかし,外資の投資銀行に入って一年経って財務諸表がろくに読めないって一体・・・・.
ガクガクブルブル
作者は後書きで,「ホンマはこんなんではなくて,もっとクズみたいな仕事がいっぱいあるから,
就職したあとにギャップを感じるのを覚悟してね.」と書いてはるんですが,・・・・・・
・やはり単なる,ライトノベル???
Posted by ブクログ
こんなに外銀軽くないでしょ?笑
ってビビるくらい外銀の内情が楽しそうに書かれている本。
まあそれなりに外銀のやってることを知ることができるのかな。
ただ外銀について知りたかったらもっと内容の充実した本はたくさんあるだろう。
Posted by ブクログ
投資銀行のIB部門の仕事内容をざくっとつかめる本で入口としてはとてもいいと思う。ただ、資金調達についての記載もあった方がいいかと。読んでてやる気もでるが、実際の業務はもっと泥臭くつらいものだと思う。
Posted by ブクログ
・証券会社には投資銀行部門、セールス部門、トレーディング部門がある
・投資銀行部門はその他の部門と利益相反の関係にある
・外資では、設備を減らすように人材も減らす
Posted by ブクログ
友人に勧められて読んだ。読むの遅い自分でも2時間で読み切れてしまった。
バンカー生活を知るとっかかりとしてはいいのかもしれないが、あまりにライトに書かれている印象。これでIBDに興味をもったなら、黒木亮氏の著作を読むべきだろう。あと、もちろんのことながら、財務・企業価値算定の専門書など。
Posted by ブクログ
投資銀行の業務を小説風に書いて説明してくれる本。
内容はすごく分かりやすくて読みやすいがもうちょっと業務内容突っ込んで欲しかった感はある。入門書としてはいいと思う。
Posted by ブクログ
投資銀行に入社したイマドキ新人(女子)が奮闘する物語。
語学に堪能だが海外研修では一人遊びに行くなど,問題行動をとる主人公ミヤビ。
そんな彼女が先輩とともにM&A案件に携わり,苦しみながらも成長していくストーリー。
さわやかすぎて,外銀のエグサがそぎ落とされている感じ。
たしかに徹夜的なシーンはあったものの,
意外に簡単そう??
と勘違いしてしまうくらい,あっさりしている。
投資銀行の仕事の一面を垣間見れることは面白いが,
これがすべてではないし,
あくまできれいごとかなあと,勘ぐってしまいました。
Posted by ブクログ
外資系投資銀行に入社したチャラチャラ女子大生が、
M&A案件や上司・先輩との交流を通じて一人前のバンカーになっていくまでの成長ストーリー。
同業種の話なんで楽しく読めたし、内容的にも侮れない。
漠然と知っていた事が簡略に説明されてて、「ほほう」と勉強になるポイントが各所に。
最後はやや性急な感じがしたけど、ミヤビのこれからを応援したくなった。
でも、実は『夜桜四重奏』のヤスダスズヒト画による表紙買い。
Posted by ブクログ
控えめに言って面白かったです。
正直始めの方は、こいつ使えないな・・・とか思ってましたが、ミヤビちゃんみたいな後輩がいたら可愛がると思いますw
外資系企業に入った普通の女子大生のミヤビちゃんがIBDでM&Aを成立させるまでのお話です。
外資系投資銀行、コンサルのインターンやらをして思ったことは、彼らは決して超絶スペックを持っているヒト達ではなく、トレーニングされた少し頭の良いヒト達の集団ってことです。もちろん例外は僅かにいるでしょうが。
それを認識して、こんな本を読むと外資系への認識も変わると思います。実際、外資系の中の人達は良いヒトばかりでしたし。
ただ、これからの日本の金融市場を思うと、日本で外銀は・・・