【感想・ネタバレ】人質のレビュー

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Posted by ブクログ

佐々木譲の「北海道警察シリーズ」第6弾。
このシリーズはいずれも秀作ぞろいだが、「人質」はその中でもトップレベルかもしれない。
冤罪事件の犯人が謝罪を求めて立てこもりをするが、実際には全く違う構図が用意されている。たまたま人質となった小島百合の冷静な分析が事件の本筋を徐々に明らかにしていく。
佐々木譲は、やっぱり面白い。

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2014年05月30日

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安定の道警シリーズ第六弾!
今回は、人質を取って、当時の県警本部長に冤罪事件の謝罪を求めるというもの。
緊張感ある中で、機転が利く小島刑事の活躍もあり、大団円を迎える。
このシリーズ、最新刊まで、一気読みしたい。

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2023年03月22日

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私自身完全にストックホルム症候群にさせられました。やはり警察小説はある程度リアリティがなければ面白く無い。そういう意味では今回作品は面白かったです。北海道警シリーズは久しぶりに読みましたが、相変わらず面白かったです。前作はまだ読んでないので 読んでみたいと思います。

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2023年01月13日

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北海道警シリーズ第六弾。ワインバーで人質立てこもり事件発生。巻き込まれる小島巡査部長。その裏でもう一つの犯罪が進行していた。ブラックバードのメンバーと機動捜査隊の長生寺警部が事件を解決する、たった一晩の物語。

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2022年10月15日

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道警シリーズ6作目。 今回はミニコンサートに出かけた先で、小島巡査部長が人質となってしまいます。元県警本部長に謝って欲しいというのが要求だったが、共犯者もかなり怪しげな様子。ともかく、怪我人の出る大捕物にならず私自身はホッとしました。部署を超えた鉄壁のチームワークは健在でした。

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2020年03月09日

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道警シリーズ第6弾。安定感のシリーズ物。人質になっていた男どもの情けないったら来見田旦那にイライラ。次も期待します。

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2019年11月29日

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北海道警シリーズ。冤罪で4年、刑務所に入っていた男が、警察の責任者に謝罪してほしいと訴えて人質をとって立て籠もった。

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2018年10月13日

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「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。ぼくが要求するのはそれだけです」5月下旬のある日。生活安全課所属の小島百合巡査部長は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里との約束で、ピアノのミニ・コンサートへ行くことになっていた。香里よりひと足先に、会場である札幌市街地にあるワイン・バーに着いた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で4年間服役していた男。そのコンサートの主役は、来見田牧子、冤罪が起きた当時の県警本部長の娘だったのだ―。一方、同日の朝に起きた自動車窃盗事件を追っていた佐伯宏一警部補は、香里から連絡を受け、事件現場へ向かったのだが…。

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2018年05月30日

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北海道警察シリーズ第6弾
今回は立てこもりということもあって?事件が複雑過ぎずにわかりやすくなってました。
現場の刑事や小島百合の行動も落ち着いていて安心感があったように思います。

それに比べて、人質側の男どもの情けなさ、特に来見田旦那のほう。
でも犯人も想定していたのか?邪魔だったかもだし。

どうなるのかわからないといったハラハラ感はさほどでしたが、安心しつつもこのあとどうやって解決するかな?というワクワク感は相変わらず楽しめました。

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2017年07月02日

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ネタバレ

安心の佐々木譲。

馴染みの面々が、よい意味でワンパターンに絡み合う心地よさ(笑)。
今回、津久井の絡みだけは少々物足りなかったけれどね…。

単行本の初出が2010年と、たったの4年前なのに、スマートフォンの扱いが“若者の間で流行り始めた最新ツール”的に描かれている点が既に古く感じられてしまうという……。

現代社会の急激な情報化を、改めて感じさせられた。

★4つ、7ポイント半。
2014.09.20.了。


※先日(2014年11月3日)、二時間ドラマで
「佐々木譲サスペンス③ 人質」と銘打たれたモノがあったので、思わず観てみたら・・・・。

最低・最悪、な駄作になってしまっていた。

小説の映像化でストーリーや設定の改変は当たり前だとわかっているし、多少のことでグダグダ言う気は毛頭無いが・・・・。あれは非道かった。

2時間ドラマで“あの3人”の関係性や過去の出来事(シリーズ第1作のエピソード)を描くのは無理がある、というのも理解している。しかし・・・・・。

しかし・・・・・。

キャストも演出もちぐはぐだし、脚本もボロボロ。
演技陣も・・・・・・。


俺の“道警シリーズを返せ!!!”と、叫びたくなった。

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2014年11月04日

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道警シリーズでは、ちょっと異色な人質立てこもり事件を描いた本作。
人質事件の裏に、何が隠されている?
単線的ではない展開に、大いに楽しめた。

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2014年08月19日

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道警シリーズ6作目。昨日の次をすぐ読みたくて、朝行くとあった!

冤罪で逮捕服役させられたことを、当時の県警本部長に人間として誠実な謝罪して欲しい。そんな願いを要求するため、百合が出かけた先のワインバーが偶然にも人質立てこもり現場と化す。

読み終わってみたら、三時間くらいのことだったんだ、と驚くくらいスピーディで目を離せない運び!面白かった。

一つ、Twitterがでてきて、お!新しいなと思ったんですが、譲さん、返信はリツイートじゃなくてリプライだと思います(^^;;
誰も指摘しなかったのかな。

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2014年07月19日

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道警シリーズの文庫最新刊♪ということで、即買い。

お馴染みの面々が、今回は巻き込まれ型の人質事件に直面。しかし、サクサク読めるし、物語の中での時間経過がかなり短いので、短編か中篇のような味わいになっています。
そのため、どっしりした長編が読みたいという向きには少し物足りないかもw
さらには、津久井がほとんど顔見せ程度にしか出てきてくれないので、津久井ファンには悲しいかも(次作は逆に、津久井が出ずっぱりの主役扱いのようですがww)なんてことまで思ったりしてw

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2014年07月17日

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面白い。一気に読んでしまった。
北海道警シリーズ、いつもシリーズと意識せずに読んでしまったけど、いちから読み直したくなってきた。

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2014年06月24日

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北海道警シリーズの6弾。
冤罪の謝罪を目的とした人質立てこもり。しかし目的はそれだけではなかった。
ただこれまでのシリーズと比べると物足りない。期待しすぎか?

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2014年06月22日

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シリーズ第6弾。
今回も女性警官の小島が奮闘する。
たまたま誘われたミニ・ピアノコンサートが人質立て籠り事件となったのだ。
犯人は冤罪で4年も服役していて、コンサートの主役の父親で、当時の警察本部長だった男に謝罪を求めるという中島。
もう一人は中島の支援者という瀬戸口という男。
しかし、ただ謝罪を求めているだけというには不可解な部分が多すぎる。
いつものメンバーが集まって、事件解決に臨むところも頼もしい。

2024.4.13

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2024年04月13日

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ネタバレ

北海道のとあるピアノバーで監禁事件が起こる。
犯人は中島という何年か前に冤罪事件で捕まり4年後に釈放された男とその仲間である瀬戸口。
人質はそのピアノバーにたまたま来た女性刑事、店員、ピアニスト、ピアニストの夫、母、娘。
犯人である中島の目的はピアニストの父(中島を捕まえることにした責任者の刑事)の謝罪。
だがもう一つ違う事件が同時に進んでいるというあらすじ。
まず中島が主犯にしては頼りなく、弱々しいのが逆に不気味だった。
あとは客としてきた刑事の推理がちょっと現実離れしてるなって思った。
面白くて読みやすかった。

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2023年05月20日

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こちらも会社の先輩からお借りした一冊。

代議士へ3億円のゆすり。
代議士秘書の隣の家の自家用車盗難事件。
そこから場面は藻岩山へ移り、人質監禁事件へ。。。

一見、何の関係もなさそうな事件が、次第に一つの着地点へ、、、

うーーーーーん、、、
面白くないわけではない。
一気読みしてしまった。

けど何だろう??
新堂冬樹先生の銀行籠城のほうが、もっと臨場感があってドキドキしたな。。。

監禁されている状況が、犯人の1人はとてもいい人だったり、武器を持っていなかったり、監禁されている人間の手足が自由であったり、トイレも自由だったりすることから、少し緊張感に欠けたのか???

最後はしっかり収まるところに収まって、まぁよかったのだが^^;

なんとなく、明日には粗筋を忘れてしまいそうな予感。。。

決して面白くないわけではないのに、、、
何でこんなに雑な読み方になっちゃうんだろ。。。

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2022年10月24日

Posted by ブクログ

 『道警大通署』シリーズ6作目。再読。

      * * * * *

 今回も政治家の腐敗や高級官僚の不遜さ、さらに権力組織の醜悪さと、巨悪を扱った点で読み応えがありました。

 残念だったことは2点ありました。

 1つ目は、物語が心理戦の様相で展開するため、ダイナミックさに乏しかったことです。
 2つ目は、佐伯の推理と百合の洞察が事件解決の原動力となるのに、2人の登場頻度が高いとは言えず、全体的に低調なままクライマックスを迎えてしまったことでした。

 その理由はいずれも、人質事件をメインにした作りであることから来ていて、主要人物の動きを制約する設定で物語を作ることの難しさを感じました。

 けれど、長正寺が「佐伯バンド」のメンバーに加わりそうなシーンが描かれるエピローグでのひと幕は、ファンとしては嬉しいばかりでありました。

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2021年10月30日

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面白かった
道警シリーズ第六段!
前作に引き続き、エンターテイメント作品として楽しめました。

またまた小島百合の物語
ストーリとしては、
ピアノのミニコンサートが開催されるワインバーで発生した人質立てこもり事件に小島百合が巻き込まれます。
犯人は二人組。
一人は、強姦殺人の冤罪で4年間服役していた中島。
その要求は、冤罪を引き起こした当時の富山県警本部長の謝罪。その本部長の娘がこのコンサートのピアニストという設定。
もう一人はそれを支援する瀬戸口。

中島と瀬戸口は暴力的な立てこもりではなく、あくまでも、人質たちに協力を求める形で、当時の本部長の謝罪を求めます。
この辺、今までの人質事件とは違っていて、面白い
さらに、並行してもう一つの事件が...

今回も、佐伯、新宮、津久井、そして長正寺が活躍します。
小島と佐伯たちとの信頼関係がすごい
そんな中、
人質たちはどうなるのか?
事件の真相は?
といった展開です。

今まで同様、スピード感ある展開で、ある意味あっという間に解決します(笑)

ここまでくると、ドラマでワンクール行けそうですね(笑)
お勧め!

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2021年01月16日

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スピード感もあって好みのタイプの小説なんだけど、いかんせん女性のセリフ口調も男性ぽいというか、不自然なので読み進めるうちにどうしてもそこが気になってしまう。

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2020年07月23日

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ネタバレ

評価は3。

内容(BOOKデーターベース)
「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。ぼくが要求するのはそれだけです」5月下旬のある日。生活安全課所属の小島百合巡査部長は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里との約束で、ピアノのミニ・コンサートへ行くことになっていた。香里よりひと足先に、会場である札幌市街地にあるワイン・バーに着いた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で4年間服役していた男。そのコンサートの主役は、来見田牧子、冤罪が起きた当時の県警本部長の娘だったのだ―。一方、同日の朝に起きた自動車窃盗事件を追っていた佐伯宏一警部補は、香里から連絡を受け、事件現場へ向かったのだが…。

第6弾になるのか?最後まで冤罪被害者に同情。政治家や冤罪を謝らない刑事部長痛い目に合えば良かったのに・・・家族も傲慢だし。事件は解決したけど心がスッキリしなかった。

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2018年03月30日

Posted by ブクログ

道警シリーズ第6弾。
小島さんがメインの巻。佐々木譲さんの本を沢山読んできた成果なのか、ストーリー展開が読めるようになってしまい…。早い段階で犯人が絞れてしまってまして(笑)ドキドキハラハラ感が無かったのが残念ですが、チームワークの良さはいつもながらで本当に安心して読めます。長正寺さんレギュラー入りですかね。どうやら津久井さんにマジ惚れしてしまいました。次巻も楽しみ。

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2017年01月07日

Posted by ブクログ

道警シリーズ第6作。

冤罪により4年間も服役させられた過去をもつ男が、警察責任者の謝罪を求めて人質立てこもり事件を起こす。たまたま現場に居合わせた小島百合巡査部長も人質になってしまう。

警察組織の不条理さを題材にしたこのシリーズ。今回も冤罪と知りながら無実の人間を収監し続けた警察の傲慢ぶり、家族を人質に取られてもまだ組織の都合を優先する非情さなどに驚くばかり。

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2015年12月20日

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ここまで複雑なことをしても、人質事件を起こした当の犯人から背景が手繰れる犯罪を起こした動機が少々、弱いのではないかと思われるし、そもそも二重に人質をということが必然として成立したという事実が語られていないのが残念。

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2015年01月24日

Posted by ブクログ

道警シリーズ第6弾。
今回は題名の通り人質立てこもり事件。
ただ、読み進めていくうちに事件の二重構造が…
面白い展開でなかなかの良作。

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2014年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

北海道警シリーズ第6段。
ここまで続くシリーズになったんですね。
最初の3作は読みましたが、
ここ最近の作品はご無沙汰でした。

ぱっと見、映像化すると面白そうな感じもしますが、
最後の結末への道筋は、安易すぎないか?
それぞれのネタをもっと深く彫り込んだほうが、
より物語に深みがでたと思いますが、
ちょっとそれが薄かったですね。

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2014年07月18日

Posted by ブクログ

ワイン・バーに男二人が入ってきて、武器も見せずにお客を監禁し立てこもる事件発生。いつもの佐伯宏一等が事件解決に乗り出す。
こんなトリッキーなシュチエーションをよく描いたなとの驚き。

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2014年07月14日

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道警シリーズの第6作。
皆さんの★もそれなりなのであまり期待せずに読んだけど、お馴染みのメンバーに、変わらずテンポ良く、本筋の事件に加えて政治家の裏金のお話が裏に横たわり、どういう収束をするのか期待を持たせながら読ませるのは流石。
余り大きな山が無く、予定調和的に終息するのが多少物足りないけれど、休みの日の手慰みに読むには最適でした。
解説読んで、第5作を読んでないのに初めて気づいた。その内、読むわ。

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2015年08月23日

Posted by ブクログ

北海道警シリーズ第6弾。人質事件に偶然遭遇してしまった小島百合巡査部長が、事件の本当の狙いに気がつく。
読みやすく、面白く、ほとんど一気に読めた。
ただ、過去の道警シリーズ小説と比べると、複雑な事件を解き明かしていく過程のワクワク感や緊迫感(ハラハラ感)が薄く、少し物足りない気がした。

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2014年05月27日

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