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Posted by ブクログ
安心の佐々木譲。
馴染みの面々が、よい意味でワンパターンに絡み合う心地よさ(笑)。
今回、津久井の絡みだけは少々物足りなかったけれどね…。
単行本の初出が2010年と、たったの4年前なのに、スマートフォンの扱いが“若者の間で流行り始めた最新ツール”的に描かれている点が既に古く感じられてしまうという……。
現代社会の急激な情報化を、改めて感じさせられた。
★4つ、7ポイント半。
2014.09.20.了。
※先日(2014年11月3日)、二時間ドラマで
「佐々木譲サスペンス③ 人質」と銘打たれたモノがあったので、思わず観てみたら・・・・。
最低・最悪、な駄作になってしまっていた。
小説の映像化でストーリーや設定の改変は当たり前だとわかっているし、多少のことでグダグダ言う気は毛頭無いが・・・・。あれは非道かった。
2時間ドラマで“あの3人”の関係性や過去の出来事(シリーズ第1作のエピソード)を描くのは無理がある、というのも理解している。しかし・・・・・。
しかし・・・・・。
キャストも演出もちぐはぐだし、脚本もボロボロ。
演技陣も・・・・・・。
俺の“道警シリーズを返せ!!!”と、叫びたくなった。
Posted by ブクログ
北海道のとあるピアノバーで監禁事件が起こる。
犯人は中島という何年か前に冤罪事件で捕まり4年後に釈放された男とその仲間である瀬戸口。
人質はそのピアノバーにたまたま来た女性刑事、店員、ピアニスト、ピアニストの夫、母、娘。
犯人である中島の目的はピアニストの父(中島を捕まえることにした責任者の刑事)の謝罪。
だがもう一つ違う事件が同時に進んでいるというあらすじ。
まず中島が主犯にしては頼りなく、弱々しいのが逆に不気味だった。
あとは客としてきた刑事の推理がちょっと現実離れしてるなって思った。
面白くて読みやすかった。
Posted by ブクログ
評価は3。
内容(BOOKデーターベース)
「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。ぼくが要求するのはそれだけです」5月下旬のある日。生活安全課所属の小島百合巡査部長は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里との約束で、ピアノのミニ・コンサートへ行くことになっていた。香里よりひと足先に、会場である札幌市街地にあるワイン・バーに着いた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で4年間服役していた男。そのコンサートの主役は、来見田牧子、冤罪が起きた当時の県警本部長の娘だったのだ―。一方、同日の朝に起きた自動車窃盗事件を追っていた佐伯宏一警部補は、香里から連絡を受け、事件現場へ向かったのだが…。
第6弾になるのか?最後まで冤罪被害者に同情。政治家や冤罪を謝らない刑事部長痛い目に合えば良かったのに・・・家族も傲慢だし。事件は解決したけど心がスッキリしなかった。