【感想・ネタバレ】コーチ! はげまし屋・立花ことりのクライアントファイルのレビュー

あらすじ

恋も仕事もそこそこ、流されるままに25年生きてきたことりの転職先は「はげまし屋」。求職情報で偶然見つけた、おんぼろマンションの一室にあるオンライン専門の人生相談所だ。身近には打ち明けられないひそかな悩みが、ことりの元に次々と舞い込む。新米コーチのことりにクライアントの悩みを解決できるのか?「これは経費で落ちません!」著者によるユニークオフィス小説!

《ことりが担当する悩めるクライアントたち》
いいね探しのポリアンナちゃん
―24歳・女性・派遣社員・クリエイティブな職種に転職希望
白雪姫に恋したカサノバさん
―45歳・男性・貿易会社経営・妻子あり・初めての失恋を経験
小説家になりたいジェインさん
―33歳・女性・小説家志望・家庭は裕福で結婚願望なし
終わらないエイジさん
―36歳・男性・ネットビジネススターター・行動力はあるが非常識

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この作者さんの小説は読みやすい。励ましてくれる仕事の主人公。励ますのに自分自身で本を読んで相手に寄り添っていて素敵な仕事だと思いました。励まされた人もイキイキと生きていて素晴らしい。

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2023年10月18日

Posted by ブクログ

クライアントのなかにある答えを導き、応援する。他人だからこそ相談できることがある。
実用書ではないが、職場でのコミュニケーションの参考になる物語だと思った。意見やTO DOを押し付けるのではなく、方向性を導き出し、伴走することが応援するということ。たまに読み返して思い出したい。

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2023年04月19日

Posted by ブクログ

面白くてすぐに読み終えてしまいました。
コーチの職業について知りたい、と何の気なしに手に取りましたが、登場人物がみな個性的で興味深かったです。
またストーリーもいい意味で予想を裏切られました。

クライアントの案件ごとに区切られているので、細切れ時間でも読みやすいです。

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2021年08月13日

Posted by ブクログ

本屋で初見で購入。当たり本でした。

クライアントに対するコーチという立場が新しい。解決じゃなく、励ましでクライアントを育てていく。面白い設定の話でした。
リアルにあったら私も目標設定・達成まで励まされたい!!
やや仕事範囲からオーバーしたところもお話かな。

主人公ことりでも、仕事仲間の仁政でも、所長でも、どこでも続編が出来そうなお話。有れば読みたいです。

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2021年06月19日

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様々なクライアントの人生の断片も面白いし、ときには自分を偽るクライアントの本当の望みを探るミステリ的な要素もあって楽しい。曲者揃いの事務所の面々もことり自身のこれからも気になるので、続編ほしい。

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2021年03月17日

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を励ますはげまし屋、ことりとそれを利用する人のお話。全部面白かったけど、ポリアンナさんとジェインさんのお話が好きだった!でもカサノバさんのお話は、どんでん返し(?)が凄くて、ここで読む火が着いた感じもある!
最初に出てきた旅に出た人の話とか、それは少し回収されたけれど本人は出てこないのかしら?
続きはないのかなこれ。ことりがサバサバしてて、なのに温情もあって、わたしは好きだったな。

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2025年05月26日

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二十代、しっかり者の働き女子を書かせたら青木祐子さんは抜群に上手いと思う。
ことりちゃんの励ましスタイルはちょっとクライアントに寄り過ぎてないかなって感じて心配になるけど、クライアントとして考えると嬉しい。励ましてもらうなら彼女がいい。

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2024年06月01日

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とうとうコーチングも小説になったか、なんでもお仕事小説になる。
でも悪くない、シリーズ化しそう、出たら読みたい。
青木祐子さん凄い。これもシリーズ化したら3つ?もシリーズ抱えることになる。

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2022年10月22日

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面白かった。
なるほど、と思うこともあり、寄り添って一緒に考える。時に励まし、時に方向を確認させる。
人は人と関わって、前を向いていくのだな、と思った。

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2021年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 何も目的もなく、ただ流されるままに過ごしてきた、ことり。そんなことりの転職先は「はげまし屋」。オンライン専門にクライアントを励ます新米コーチとして働いていた。

 自分探しや恋人を振り向かせる方法など、依頼内容はまちまちだけど、クライアントも嘘をつくって言うのは納得でした。
 特に印象的だったのは、カサノバさん。理想の彼女に対して振り回すつもりが、逆に振り回され良い様にされているのに気づかないのが、相手の方が一枚上手でしたね。

 元カレの話題とかもう少し掘り下げるのかと思ったらアッサリ終わってしまって残念。
 シリーズ化希望です。

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2021年05月26日

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どのクライアントの問題も心当たりがあるので、読んでてウッ…となりました。非常に身につまされる。面白かったからドラマ化してほしいな。

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2021年05月12日

Posted by ブクログ

ラノベっぽいのを予想しつつ軽く読み始めたら、結構しっかりしていた。想定外。
全てが分かりやすく解決するわけでもなく、みんながいい人になって終わるわけもない。
だからコンサルではなく「励まし屋」という設定が絶妙なのだろう。

この人の作品は、割り切って働く賢い女性が多いか。

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2025年09月05日

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ことりのキャラクターが?なところが何箇所かあり、感情移入できなかったが、こういう仕事あるんだ…と思った

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2024年10月17日

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主人公のことりちゃんが誠実に対応して励ましてくれる、励まし屋。
こんなのがあったら私もお願いしたいと思った。いろんなパターンのクライアントの短編があっておもしろかった。
実際にはこの仕事、プライベートもなくて、身も危険だし続かないだろうけど…。
はげまし屋の人たちの個性が強くて気になった。続編が出たらいいのに、と思った。

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2024年07月15日

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本当にあるならば私も励まして貰いたい。色々な人間模様で面白かった。ことりちゃんがどうなったか気になる所。

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2024年04月28日

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コーチングを受けてみたいと思ったことがあります。
でも、目標を具体化して達成に向かって努力するなんて面倒だな、今更だなと思い直しました。

そんなことを思い出しながら手に取った本書ですが、予想通り、シビアな内容に痛む胸を押さえました。
クライアントの人間像に嫌悪感と好ましさを覚えます。このリアルな質感の描き方が青木さんの上手さだと感じました。
それ故に、読んでいるとまるで自分のことのようで自己嫌悪がチクチク湧いてくるのですが…。

そして、主人公のコーチ・立花ことり。
はじめ彼女に対して人間味を感じませんでした。やればできてしまうタイプで、人間関係も卒なくこなす人だからです。
しかし、1話のとある展開から彼女に惹かれていきました。
この小説は、人間対人間がビジネスの体で心を開示し合う話です。だから主人公のことりにハマることができて良かったなと思いました。

ミステリ仕立ての1話が特に好きです。

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2023年11月24日

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この物語を読んで、自分も誰かに励まされたいのかと思うようになった。悩みを聞いて欲しい、励まされたい、のような。
筋トレを続けようとしても続かないのは、やり方が自分に合っていないからではかなく、その成果を聞いて欲しい、励まされたい、こんなコーチがいればもっとなんでも頑張れるんじゃないかと思った。

達とは違う、励まし専門の相手がいるのも面白い。

宣言したり、確認してもらったりするだけだが、そこが大事なことで、それだけで上手くいくような事もたくさんあるんだろうなと思った。

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2023年03月23日

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はげまして欲しい人をはげます、コーチという仕事の話。

常に自分の味方でいてくれて、一緒に寄り添ってくれる、こんな人がいたらいいな。
クライアントの嘘も承知の上で対応して、それでもクライアントの本音を引き出さないといけない。なかなか難しい仕事だ。
本当にあったらお試ししてみたい。

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2023年01月18日

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読んでいて、主人公が優秀な励まし屋さんもだということがわかるし、終わりの方でさらっとポジション?が上がっていました。小説家になりたい女性の話がなんか刺さったけど、他の話もおもしろかったです。心理戦みたいなところもあるし。所長と事務さん、コーチ二人の関係がすごく気になって、続編希望です。

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2023年01月03日

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相手が目標を達成できるように、あるいはただただ聞き役となって、相手を励ますコーチングを仕事にしていることり。相手のペースに巻き込まれず、時には嘘を見破る鋭さに舌を巻いた。
他人だけでなく、自分のことも客観的に見て、冷静に判断できるのはさらにかっこいい。
続編も出たら読んでみたい。

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2022年11月11日

Posted by ブクログ

はげまし屋の新米コーチ・ことりが、自身の抱えるさまざまな案件を悩みながらも解決していく物語。

コーチングを職業とする人と、仕事で長期間関わったことがあります。
それまでは漠然と人を指導する仕事というイメージでしたが、その方と出会って、非常に論理的に課題解決に向けての方法を提示するのだなと感心しました。
この本を読んで、当時の記憶が蘇り、少し懐かしい気持ちになりました。
安易な言葉をかけるだけなら簡単かもしれませんが、本当の意味で人を励ますことって難しいですよね。

ことりはこれからどんな成長をしていくのでしょうか。
題材にも興味があるし、純粋に面白かったので、ぜひともシリーズ化していただきたいです。

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2022年01月21日

Posted by ブクログ

はげまし屋(という仕事が実際にあるのかどうか知らないけれど)の実情を知ることができるのはなかなか興味深い。ただ、グッと来る言葉や登場人物たちの考え方、物語の流れの中でたとえばことりの人生や考え方が変わっていく姿などが見れたら、もう少し心に響いたかもしれない。額賀澪『転職の魔王様』と比べると物語が小振りかな。

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2022年01月16日

Posted by ブクログ

昔、ちょっとだけコーチングの勉強をしたことがあるけど、こういう仕事って無資格でもいいのかな。ま、「はげまし屋」だからいいのか。。。
モーニングコールや愚痴を聞いてもらうことでやる気になれるのであれば、このような商売も成り立つんだな。

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2021年07月10日

Posted by ブクログ

はげましを通して見えてくる、それぞれの人物の本質が面白かった。

また、「小説家になりたいジェインさん」の章で出てくる「小説を書きたいのではなく、小説家になりたい。何かをやりたいのではなく、新しい肩書が欲しい。」という文章に、自分と重ね合わせてギクリとしてしまった。

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2021年04月12日

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