あらすじ
いつだってやり直せる
「議論で新結合を生み出す」を活動ビジョンに新しい職業とコミュニティを生み出し続けている黒田悠介氏による「人生100年時代の転身術」。
人生が長期化した反面、わたしたちのライフスタイルはむしろ短期化し、かつてのように1つや2つのゴールを目指すような未来は描けなくなりました。変化の早い激動の時代にあっては、いくつもライフスタイルを転換(ピボット)しながら生きることが当たり前になりました。
本書では、そのような生き方を「ライフピボット」と命名。いつだって、いくつになっても自分らしい選択をし続けられるような考え方や行動指針を体系化しました。日々の行動は「三つの蓄積」「三つの行動原理」「六つのアクション」を足場とし、時に偶然を味方につけながら、いつでも何歳でも縦横無尽に未来を描く方法を解説します。
「自分の将来が見えない」「選択肢が多くて決められない」「やりたいことがわからない」という人にはぜひ読んでほしい一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
キャリアを広げるために取り組むべきアクションや心の持ち方について書かれている本。
蓄積と偶然がキャリア転換を実現する。
○蓄積
スキルの蓄積だけでなく、人的ネットワークや自己理解の蓄積がある。蓄積を進めるには、発信を習慣化する、コミュニティに関わる、ギブワークを行う、など。
○偶然
ポジティブな偶然が起きやすくなるための行動をとることが大切。普段会わない人と会う、新しい活動にチャレンジする、今取り組んでいる活動を深めるなど。
また、自身のキャリアの可能性を考えるためには、Will・Can・Needの3つの視点で隣接可能性を探り、ハニカムマップを作るのがよい。
Posted by ブクログ
こういうサービスがある、こういう姿勢で取り組むと身につく、といった具体的な記述が多く、行動に移しやすい。新しいことを始めるときや、今やっていることを見直すときに読み返したい本。
Posted by ブクログ
人生を意味あるもの、仕事で成功するために必要なものとして、スキルセット、人的ネットワーク、自己理解の3つの蓄積を伸ばしていく。いつでも方向転換、キャリアップできるよう日頃から準備していくことの大切さが学べる本であった。
Posted by ブクログ
ライフピボット=経験の蓄積と、偶然によってキャリアの転換実現させること。
※計画より「今ここ」に意識を向ける
・3つの蓄積=価値を提供できるスキルセット、人的ネットワーク、自己理解
↓
人脈を築いていくには信用と信頼が重要。その人にとって耳寄りな情報を提供することが大切。
ライフピボットには嗜好性と価値観が重要。(自己理解)
なぜなら努力は夢中に勝てないから。
自己理解に必要なのは、経験による感情と思考の観察。
・6つのアクション=マッチングサービスの利用、発信し続ける、イベント主催、コミュニティ参加や主催、ギグワークをする、ギブワークをする
・人生の8割は偶然によって決まるが、いい偶然を得るための行動様式とは?
・好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心
・よりよく幸福に生きるためのPERMAモデル
・ポジティブ感情、没頭、関係性、意味、達成
・ピボットの実現を拒む阻害要因とは?
・お金がない、理解がない、時間がない
この本から行動に移せることは?
・マッチングサービスの利用
・コミュニティへの参加(NPOに関わる、ADDres, HafH,Nengu,シェアビレッジ)※ハブ型(スキルセット重視)、メッシュ型(人脈重視)がある。
・ギグワークをする(タイミー)
・ギブワークをする(プロボノの活用「2枚目の名刺、サービスグラント、shareworks、ACTiVO」)
・オプティマイズ型キャリア
Posted by ブクログ
次のキャリアを考えるのに、今やっている仕事からの可能性をいくつか考えて、そこから偶然性を待ってピボットする。ピボットするには、歳をとり過ぎたが、それでも次のキャリアは、今やっている仕事と何かの化学反応でしかないので、可能性を諦めないほうが良い。
Posted by ブクログ
人生が長くなり、世界の変化が加速しているため、我々はハニカムのマスで無限に埋められた盤面に置かれたコマのようなもので、360°自由に転換していかなければならない。ただの転換ではなく、蓄積と偶然を軸足としてピボットする。
3つの蓄積とは価値を提供できるスキルセット、広く多様な人的ネットワークら経験によるリアルな自己理解。ハニカムマップを活用して隣接可能性を洗い出し、will、can、needの3つの観点から分析する。
大きな話は上のとおりで、さらに細かい技術的な話しもあり、これからを生きるためのマインドセットを得るのによいと思った。
Posted by ブクログ
〇問題
①人生の長期化②ライフスタイルの短期化③世界の変化の加速によって人生を1つや2つのライフスタイルで生き抜く事は難しい.そこで計画よりもどんな変化にも対応できる「準備」をしておいた方がいい.
〇目的
キャリア転換の「準備」の方法を説明するため.
〇内容
過去の経験による「3つの蓄積」を基にした「6つのアクション」+「偶然」→良いキャリア転換する方法を学べる.
・計画的偶然性理論
以下の5つの偶然特性がポジティブな偶然を引き起こす可能性を高める.
1好奇心,2持続性,3楽観性,4柔軟性,5冒険心
・3つの蓄積
1価値を提供できるスキルセット,2広く多様な人的ネットワーク,3経験によるリアルな自己理解
・コンフォートゾーン,ラーニングゾーン,パニックゾーンがある.ラーニングゾーンで頑張ると成長して,コンフォートゾーンが広がる
〇アウトプット
Posted by ブクログ
ライフピボット 縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術 著:黒田悠介
ライフピボットとは、過去の経験による蓄積を足場にして、着実に新しいキャリアへと一歩を踏み出す考え方である。
いまのキャリアにほんの少しの工夫をすることで、誰でもいつからでも始められるアクションである。どんあ状況からでも始められ、かつその後は連鎖的にいつでもキャリアの転換が可能となる。
本書の構成は以下の4章から成る。
①なぜライフピボットが必要なのか
②三つの蓄積と隣接可能性
③蓄積のためのアクション
④ライフピボットの先の先
転職ときくと二の足を踏んでしまう。
しかし、軸足をしっかりとつけて、片足で環境と時代と自分にあった範囲を探しながら、足を移動させることで、人生は大きく変わる。
軸足を付けることが肝で、自身の蓄積を活かしつつ、未知であり、新しいことへチャレンジすることで自分にも気付いていなかった特性が花開いたり、楽しさの中で他者への貢献がかなう等の天職をみつけることもできる。
人生は長い冒険であり、挑戦の連続でもある。
ひとつに固執することで叶う幸せはあるものの、固執せず新しい境地に幸せを求める手法が本書ではメソッドとして紹介されている。
ピボットをするにしてもしないにしても、経験と能力・スキルの蓄積という考えは多くの学びがある。
Posted by ブクログ
まず「ライフピボット」という記憶に残りやすいネーミングがよいと思った。
本書を読む前は、変化が激しく、柔軟に動かなければならない時代であることをなんとなく思っている程度だった。本書は具体的なアクションプランや考え方がわかりやすく提示されており、一歩を踏み出してみようという気持ちになった。
具体的には以下のステップで行動していきたい。
Step01
自身が今までやってきた業務の棚卸し
(スキルセット+自己理解の把握)
Step02
ハニカムマップを使って自分の隣接可能性を洗い出す
Step03
複業として、Will,Can,Needをすべて満たす情報発信をし続ける(なめらかなピボット)
Posted by ブクログ
ライフピボットとは、経験の蓄積と偶然を軸足(ピボットフット)にして、360度好きな方向にフリーフットを踏み出し、キャリアを転換すること。
以下の5つの行動特性が大事。
1.好奇心
2.持続性
3.楽観性
4.柔軟性
5.冒険心
スキルセット
人的ネットワーク
リアルな自己理解
の三つの蓄積
Posted by ブクログ
キャリアに迷う時代、その課題と対策コンセプトレベルから整理して、具体的に3つの蓄積とそのための6つのアクションを提案する良書。
3つの蓄積
- 価値を提供出来るスキルセット
- 広く多様な人的ネットワーク
- 経験によるリアルな自己理解
アクション
マッチングサービスを利用する
発信し続ける
イベントに登壇する、主催する
コミュニティに参加する、主催する
ギグワークをする
ギブワークをする
Posted by ブクログ
これからの人生を考える参考に読書
メモ
・ライフスタイルを転換し続ける理由
人生の長期化、ライフスタイルの短期間、世界の変化の加速
・ポジティブな偶然ための行動特性
好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心
・ライフピボット三つの蓄積
価値を提供できるスキルセット
広く多様な人的ネットワーク
経験によるリアルな自己理解
・信用は単方向で客観的な評価
信頼は双方向で主観的な評価
・複業の八つの報酬
スキルセット、人的ネットワーク、自己理解
ポジティブ感情、達成、没頭、意味、金銭
・蓄積のための六つのアクション
マッチングサービスを利用する
発信し続ける
イベントに登壇する
コミュニティに参加する
ギクワークをする
ギブワークをする
・やっていることややりたいことからニーズを発見するつもりで話す。手伝えそうなことは提案し、や役立ちそうな情報は提供する。
・相手にどう感じたか聞いてみる
・インターネット上にない情報を発信する
根本に一貫する想いや価値観が感じられる発信をする
・行動原理
やってみよう
改善しよう
ギブしよう
Posted by ブクログ
▼概要
・老後のためにお金をためておく、という考え方もありますが、一体いくらあれば足りるのかはわかりません。それよりも、若いうちから柔軟にキャリアを転換し続け、老後も柔軟に新しい可能性を切り開けるようになっておくほうがいい。そうすれば人生の充実にもつながりますし、心身ともに健康でいられる期間(健康寿命)も延び、老後のお金の心配も減るでしょう。
・ライフピボットの公式化
「蓄積」+「偶然」=「転換」
・蓄積:仕事を通じた経験による蓄積、もしくはDots
・偶然:計画的偶然性理論の五つの行動特性によるポジティブな偶然
・転換:ライフピボット
・転換は人生で何度でも起きるもの。わたしたちは転換の連続を生きていくわけです。
・転換によって新しい仕事を通じた経験をすることが可能になります。それが新たな「蓄積」となり、また次の「転換」を可能にするのです。蓄積⇒転換⇒蓄積⇒転換...というループを描く。ちなみに「偶然」はこのループの促進剤のようなものです。
▼蓄積
・3つの蓄積
(1)価値を提供できるスキルセット
(2)広く多様な人的ネットワーク
(3)経験によるリアルな自己理解
・副業で稼ごうとしなくていい。金銭以外で得られるもの(3つ蓄積)があればやる意味があります
・おすすめの質問「最近はどんなことに時間や頭を使うことが多いですか?」⇒その人のメインの活動や興味関心について聞くことができる
隣接可能性に足を踏み出すのが面
ライフピボットというタイトルがまず面白く、バスケットのピボットのように今に軸足を起きつつ、次の隣り合う可能性に一歩踏み出す準備をする、というキャリアの考えが新鮮だった。
また8つの報酬の考え方で、お金以外の報酬を整理して考えているのも興味深い。自分の持てるスキルを誰かに提供するとどんなものが自分に増えるのか、多様な切り口で捉えられた。また具体的なスキルの試し方が載っていたのも行動に移しやすい。
キャリアはもちろん戦略も必要だが、先の読めない時代に近しいところの可能性を意識してスキルや経験を積んでいくこと、そのためのアクションが、わかるということはとても価値があると思う。とりあえず一歩踏み出したい!という人に合っている。
Posted by ブクログ
1.私が考えなくてはならない未来は?
2.会社が責任をもって面倒を見てくれる時代が終わり、自分自身で自立していかなくてはなない時代になりました。そんな時代だからこそ「ライフピポット」という考え方だとても重要だと著者は述べています・ライフピポットとは、「経験の蓄積と偶然によってキャリアの転換を実現させること」つまり、経験の蓄積は自分でいくらでもできるが、偶然は自分では操れません。そんなチャンスを多くつかむためには外に出るしかありません。そのために身に着けておきたい力として3つの蓄積と6つのアクションが大事だと述べています。
本書では、人生100年時代を生き抜くためにはどうやって転換していくかを述べてくれています。
3.ここ5年くらいは転職が盛んに取り上げられた印象を持ったなかで、この本が出たことはとてもいいと思いました。
むやみやたらに経験を求めて転職をしても単に社会に振り回されているだけになります。大切なのは「どんなビジョンを掲げて自分を変化させていくか」ということです。本書は転職することを進めたいわけではなく、自分自身の資産をしっかり積み重ね、CAN・WILL・NEEDの部分に落とし込んで活動していくべきと述べています。
私の場合、NEEDを見抜く目が弱いこと、CANの要素が弱いことが問題となっています。やりたいという気持ちだけでは社会で活躍はできません。でも、やらなければならないという気持ちばかりにとらわれ、楽しむことを忘れたら本末転倒です。このバランスがいまだに自分の中で撮れていないことが課題です。だからこそ、まずは「楽しいことは何なのか」を明確にしておかなければならないと思いました。
Posted by ブクログ
前半は、自己理解系の本がこのごろ多かったせいかあまり興味が湧かなかったけれど、後半は具体的なアクションの中に未知の情報がたくさんあり面白かった。とくに、『コミュニティ』に対する定義づけというか、特徴を捉えた説明(チームとの違い)はわかりやすかった。そして、私は感じた。私、たぶん『チーム』の方が個人的に好きだと。
Posted by ブクログ
ライフピボット…って言うワードがいいだけで、言ってる事はフツー。
…って、パッと最初の方読んだ時は思ったけど、じゃあ、実際にハニカムマップ書いてみて、それを実際のじぶんの行動に落とし込む+行動する、ってなると話は別。
読書会の課題図書にして、みんなで、考えてる事や実際やろうと思ってる事などをシェアしあったんだけど、とてもいい機会になった。
あと、Twitterでこの本を課題本にして読書会することを流したら、著者ご本人からリツイートコメント頂きました。
著者自身が、書いてるだけじゃなく本当に「つながり」を実行してるんだな、って説得力ありました。
Posted by ブクログ
なりたい自分を目指し続けて、人のあらゆる生き方が示されてる本でした。
感覚的にはテレビのザ・ノンフィクションやセブンルールなどを書籍にしたかのような1冊。
大切なものや、それを見つけるためにはやっぱりそれかと再認識させてくれました。
前半で再認識させられ、後半からここまでかと思うほど具体的に記述されています。
令和の時代に必要な思考書です。
Posted by ブクログ
経験の蓄積と偶然によってキャリアの転換を実現させること。それが、「ライフピボット」
バスケのピボットと同様に、軸足は残しつつの行動。
なかなか面白い話だった。
ハミカムマップも繋がりがよく分かり、活用出来そう。
今の僕が転換するとして、どういう風にすれば良いだろうかと考えながら読む事が出来た。
また、実際の行動の時にも参考にしよう。
Posted by ブクログ
起業や副業・複業。
こうした働き方を認める会社やフリーランスという形態にたどり着くってのは、なんか「負け組」のイメージがありました。コンベンショナルで所謂デカくて「良い」大企業への選に漏れた方々がたどり着く、みたいな。パターナリズムに満ちた企業が終身雇用が維持できなくなったからそうした業務形態をとる、という。
ところが今はどうでしょう。コロナを経て、こうした因習的な考え方は大分薄れた感があります。少なくても私の中の偏見は消えました。そして世の中の働き方はより多様な形をとるようになってきたと感じます。
私もその多様性の恩恵に浴しています。出社しなくてもネットワークを通じて仕事をする形、所謂リモートワークであったり、その亜種としてのステイケイションであったり、副業を認める会社の出現やそれに伴うギグワーク、請負、さらにはフリーランス等々。本社を地方移転する企業がでたり、地方移住のテレビ番組がNHKのレギュラーになったり(「いいいじゅー」)、実に色々な働きかたがここ数年で見られたと感じます。
でも、じゃあ自分は何ができるのか?何がしたいの?っていうと実際には固まってしまうことも多いわけです。そのような方には本書のようなキャリア本が助けになることでしょう。
・・・
さて本書、題名の通りですが、一つ軸をもって(現業、得意なこと、あるいは好きなこととか)、それに関連する興味・技術・サービスなどを書きだしつつ自分のキャリアの方向性を探る、というものです。そしてその軸をもってより柔軟に次のアクションへ踏み出そう、というものです。
この「軸」というのは別の言い方でいえばコア・コンピテンシーという言い方もできると思います。リーダーシップやマネジメント経験がある方はその能力を生かして、自分の好きな組織・好きなプロダクトやサービスを提供する会社で能力を生かす。動画作成がサクサクできちゃう人は、友達や親族のお手伝いで楽しみつつ、いつの間にかお小遣い稼ぎをへてプロになる、みたいな。
そうした好き・得意などの軸を発見し、可能性を探る、といったものです。
・・・
なるほどねえ、って感じました。確かにね。
ただ、この程度の話は、ひょっとしたらあっという間に陳腐化してしまうのでは、とも感じるのです。そう思わせる事象に先日遭遇しました。
実はうちのムスコ、そろそろ高3なのですが、所謂総合型選抜(昔のAO入試や推薦入試みたいなの)で大学受験をしようかと考えています(学力的にオバカ泣)。そのために三つほど専門の塾に行き、一緒に話を聞いてきました。そこでは、どこでも概ね、私が就活や転職前にやっていたような自己分析・環境分析を徹底的にさせるのが通例のようです。選抜の性格からすれば当然ですが、子供にこういうことを謂わせるのか、とちょっと驚きました。
あなたはどんな人間ですか? 得意なことは何? 弱みは何? 将来やりたいことは? そのやりたいことのために今まで何をしてきましたか? その活動は大学でどのように生かせますか? あなたの研究テーマと大学はどのように関連するのですか? 等々。
もう「大学」が「会社」に変われば、入学面接から就職面接に変わるだけです。
でね、17年18年しか生きてこなかった子供たちが、自分とはどのような人間なんだろうと自己分析、環境分析をする時代になりつつあるんです。彼らのやっていることってちょっと難しく言えばSWOTとかポーターの5フォースの理論を、個人に適用するような話なのではと思いました。
とすると本作のようなゆったりと構えつつ自己省察を促すようなスタイルをとる人は、あっという間にイシキの高い若手社会人(それこそ総合型選抜でじっくり自己分析しちゃって目的意識を高々と設定した子たち)に凌駕されてしまうんじゃないかと。パイセンそんな目的意識もないのにプロジェクトに入るんじゃ進捗足引っ張るんでマジで邪魔しないでください、みたいな。
・・・
・・・でもまあ、旧世代は旧世代なりに頑張るしかないですね。
「早稲田に入れば女なんかみんな寄ってくるぞ。今は勉強に集中しろ」、なんていう発言が飛び交う学校で過ごしました(1990年代)。早稲田にも女性にも、そして学生にも失礼極まりないですよね。もう、自分とは何か、どころじゃないですよ。大学入学が目的になってんだもん。
それでも命は続いちゃうし、お金は稼がないといかんし、でもできれば好きなことや得意なことで食い扶持を得たい。だから、子供たちに負けないくらい根詰めて自分について考えないといかんのだなあ、と思いました。
・・・
ということで、副業・複業を見据えてアラフィフのおっさんが今更ながらにキャリア論の本を読んじゃったという話です。
好きなことをして生きたいな、と考えている方には、自己分析入門として読んで損はないと思います。手を動かして気持ちや分析内容を書きつけているうちに何かしら得るものあると思います。アイディアも湧いてきます。
ちなみに私のケース。私は読書(日本語・英語)が趣味ですが、「未翻訳の英語の本を読んであらすじを作成:一冊1,000円(一日20頁くらいの速度で納期を設定)」みたいなしょうもないサービスを考えました笑。まあニーズ、無いでしょうが笑 そういう「こんなことできたらいいな」を考えるだけでも十分に楽しい。素敵な読書時間を与えてくれた作品でありました。
Posted by ブクログ
キャリアドリフト=ドリフトとは漂流。将来像を決めるのではなく状況に応じて流されてみる。意図的に。
経験の数珠繋ぎ=点を後で線でつなぐ。あらかじめ線を計画して点をつくるのではなく、何かにつながると思って点をつくる。=経験を積む。課題意識を持つ。経験の蓄積。
個人のキャリアの8割は偶然=計画的偶然性理論
弱いつながり、広く多様な人的ネットワーク
マッチングサービス
自分の風呂フィール写真とプロフィール文を用意する。
Hello Tech カオスマップ、議論メシ、Yenta、bosyu、バーチャルランチクラブ
イベントは聴衆として参加するのではなく登壇する、主催する。
テーマを決めて発信し続ける。自分を「〇〇について話せる人」と自己紹介する。
コミュニティは人をGIVERにする。
「〇〇 コミュニティ」で検索する。Facebook、LINEグループなど。人的ネットワークを作る。
ココナラでスキルを出店する。ワンコインの報酬でも得られるものはそれ以上。
総合型スキルマーケットをチェックして何が売れそうかヒントをもらう。ココナラ、Bosyu、など。
プロボノとして活動する。公共善のために、という意味。「2枚目の名刺」「サービスグラント」「ShareWorks」「ACTIVO」など。
Posted by ブクログ
どこかに軸足を置くときに、一つに偏りすぎない、軸足を他の分野にも置くという選択肢。一つのことだけをやるのには長すぎる人生と、年齢を重ねてから思わないようにするために。
Posted by ブクログ
最近、幸せな自分をイメージするだけでOK!的なスピリチュアルな本を多く読んでいたこともあって、脳内お花畑なので、この本は敷居が高い…と思ってしまった。特にイベントに登壇するとか主催するとか…この方は優秀だからできたのだな、というのが正直な感想。
逆にこの本の評価が高いことに驚いた。若い読者が多いのかな?なかなか一定年齢以上の人には受け入れ難い部分もあるかと思う。特にこれ系の自己啓発本で最近必ず出てくるのがSNSでの発信や繋がり。これからの時代、これは必須なのであろう。
私は守りのピボットをした身。経験のためにギブワークもたくさんしてきたので、経験値はそれなりにある。ただ、私の職歴はピボットではなく、ホップ。ハニカムマップを描きづらい職歴ではあるけれど、自分のこれからの経験と、will、need、canも考慮しながら一度整理しようかと思った。
これからは、みんなが同じような人生を送る時代ではないので、自分らしい働き方をするために、著者の言うようなライフピボットは必要かとも思う。
いきなり仕事を辞めてキャリアチェンジではなく、副業という形で、無償でも経験を得るという気持ちで、ダメなら辞めたらいいという気持ちで、自分のこれだ!と思うものが見つかるまで(will、need、canが揃うこと)気楽にやってみようという気持ちで、自分の人生に彩りを添える暮らしをしていきたいと思う。
Posted by ブクログ
今の経験が、未来のキャリアを切り開く手持ちのカードになる。
だから、今を何となく過ごすのではなく、未来のための蓄積と考え、目の前の経験からカードになりそうなものを抽出していこう。という話
Posted by ブクログ
ライフピポットの考え方は、willやWantを描くのが良さそう。
他の人に比べて自分の労力の割に前の人がすごく評価してくれることが、その人の得意な仕事。
ライフピボットの三要素とは、1価値を提供できるスキル、2広く多様な人的ネットワーク、3経験によるリアルな自己理解
中盤以降はいかに一歩目を踏み出すかの具体的なネットワークの作り方入り方。
稼ぐための本ではなく、一歩踏み出すための本、と、とらえた方が良い。
Posted by ブクログ
人生100年時代と言われている。私はそこまで生きれるかわからないが、明らかに仕事を出来る限り長くしなければならない。
やはり、やってて楽しい仕事、これなら自分は優位に立てる仕事、他人から喜んでもらえる仕事を長く行うことが求められる。
時代の変化が早い時代、3年4年経つと職種もいろいろ淘汰される。10年経つと世の中が様変わりしている。どの時代になっても、その時代を生きれるような準備はしておいて損はない。
いろいろ考えてみると、やはり質素に生きていくことが、対応でき長生きできる秘訣かな。
Posted by ブクログ
これからのキャリアへの漠然とした不安感が少し軽くなった気がする。
新たな人生の転換期は、3つの蓄積と8割りの偶然で起こるものなのかもしれない。
Posted by ブクログ
なるべく若いうちに読む本。
具体的なギグワークやマッチングサービスの名前が挙げられており、どれも初耳だった。
「スキル」「人的ネットワーク」「自己理解」という3つの貯蓄。所属する会社での労働だけでは物足りないなと感じた。