【感想・ネタバレ】アメリカン・スパイのレビュー

あらすじ

冷戦下、FBIで働く黒人女性のマリーは、ブルキナファソのカリスマ的リーダー、トマ・サンカラを罠にかける任務を言い渡される。しかし、スパイとしてサンカラに近づくうちに、彼女の信念は揺らぎ始め……。史実を元に、一人の女性の生き様を描く、歴史スパイ小説

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Posted by ブクログ

ネタバレ

オバマ元大統領の読書リストは信頼できると再確認した。

めちゃくちゃ好みだった。

スパイの素養を持って生まれた人(語り手ではない)の成長していく様を描いたものが好きなこともあるが、察して何も聞かずにただ助けてくれる愛に泣ける。

そしてまさかのラブストーリー。
ここはネタバレなしでびっくりしてほしい。

あとがきによると作者はル・カレが好きとのこと。
納得。

0
2021年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

冷戦下 アフリカのチェ・ゲバラと呼ばれた トマ・サンカラを誘惑する任務を与えられた黒人女性のスパイ小説でした。

文章が スパイの女性の手記という形だったので
ちょっと読みにくかったけど 
途中から 慣れていきました。

色々な 悩みなどを抱えていって
成長していく主人公は
家族の悩み、姉妹の悩み、
肌の色、女性という事など 多くの事が絡んでいました。

日本人なので 肌の色とかの差別など感じた事がないせいか 感情移入はあまりできませんでしたが
アメリカという国で悩んでいる
多くの人達それぞれの気持ちを代弁しているような感じなのかな?

お姉さんの件は 今ひとつはっきり書かれていなかったけど その事で 打ったって事は 主人公の中できちんと誰のせいか 納得できたって事ですよね。

ラストははっきり書かれておらず
この手記が 子供たちの手で読まれる事がない
結末になってて欲しいなぁと 思いました。

0
2021年09月19日

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