あらすじ
富豪の若きひとり娘が自動車事故で不審死して3ヵ月、彼女の遊び仲間だった男女4人が、遺族の手で地下シェルターに閉じ込められた! あの事故の真相は何だったのか? 4人が死にものぐるいで脱出を試みながら推理した意外極まる結末。極限状況の密室で謎を解明する異色傑作推理長編。
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Posted by ブクログ
読みやすくて1日で読み終えた。
あるいみクローズドな環境め緊迫感あり。
犯行は連想なので、うまい作りになっていると思う。シェルター内の様子はあまり想像つかなくてよくわからなかった。扉を開けたりコンクリートを張る描写は特に意味なかったので拍子抜けだった。
二転三転する展開は面白かったが、最終的の犯人も拍子抜けだった。
Posted by ブクログ
最後の最後、なぜこの話し合いがこうなったのか、真犯人が判明するところは「あー!」と声が出た。男女の描き方が少し?なところもあり、被害者が自業自得とまで言わないけど誰にも共感できないところはあった、がおもしろかった!
Posted by ブクログ
新しい流れの小説だった。
犯人は分かったと思ったら二転三転し、結果を聞くと納得できる話だった。
核シェルターという閉鎖された、追い詰めれられた中だからこそ、この真実が明かされたと思える。
鮎美にとってはこの流れは、抱え込んで生きていくより実は良い結果だったのかなと感じた。
Posted by ブクログ
どんでん返しに慣れすぎてしまったのか、、、
ちょっとオチが弱く感じてしまいました。
が、回想から事件の真相を暴く流れは
終わりに近づくにつれ、心拍数上がります。
Posted by ブクログ
p.283
ここまで読んで、咲子が自殺とかだったら許せないんだけど。頼むから他殺であってくれ
怪しい人は全然わかんないけど、、鮎美かな、、?
あぁーーーーーうーーーーーーん
なんだこのラブコメはって感じの感想
鮎美!なぜ教えてくれなかったんだ!
いやよ!雄一さんが悲しい思いをするのはいやなの!
みたいなの冷める、、、
でもまあ自殺じゃなくて良かったし、三田咲子のお母さんは大掛かりなことやったな〜〜
正志は置いといて、千鶴はまじでとばっちりじゃん
咲子と派手に喧嘩はしたし元凶ではあるけど
でも殺人には一切絡んでないのにね
これ古い小説なのかな?言い回しがオジサンっぽくて某有名ミステリーのタネと同じかと勘ぐっちゃった
Posted by ブクログ
岡嶋二人さんの作品、初読です。
本作は、地下にある核シェルターに閉じ込められた男女四人がそこからの脱出に試みながら、その三ヶ月前に起きた富豪の一人娘である彼等の女友達の不審な事故死の真相に迫っていくという展開。密室からの脱出というサスペンスと謎解きが融合した本格推理もの。
言葉のやり取りに多少の古臭さ?を感じる作品だなと思っていたら、本作の刊行が1987年ということで30年以上前に発表された作品であることを知りビックリです。アイデアと設定にはまるで古臭さは感じられません。
ただ読後感としては、よく女手で地下のシェルターに男女四人も運べたなとか、そんなに都合良く?悪く?アイスピックが刺さって即死しちゃうかなぁとか思ってしまいました。
Posted by ブクログ
核シェルターと思われる閉空間に閉じ込められた男女4人。この4人は過去に起こった死亡事件に関わっていそうだが、さて。
脱出劇と犯人探しが並行して進んでいく。環境設定も登場人物も非常にゲーム的感覚が強い。
過去の事件の真相は、はぁなるほどという感じだったけど、この舞台を用意したあの人がなんというかスゴいよ。
アルファロメオ、カロリーメイト、なぜか時代を感じます。