【感想・ネタバレ】ふしぎなおばあちゃん×12(新装版)のレビュー

あらすじ

偶然見かけたおばあちゃんの後を追いかけていくと、思いも寄らない光景を目撃してしまう『宵宮の日のゆかた』。年老いた姉妹の秘められた恋物語が明らかになる『寒修行のころ』……。おばあちゃんを案内人に、日常からふしぎな世界を垣間見る計12編の傑作短編集。

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Posted by ブクログ

主人公を引き留める駄菓子屋さんがくれた、袋いっぱいの薄荷飴と、壁に映る着物の子供達の影。お仕置き倉。三年小路。昔読んだ朧気な記憶を頼りながら読み返すとどれもこれも素敵な短編ばかり。女学校通りでやり直したおばあさんの一生に思いを馳せたり、小学生だったあの頃とはまた違う味わい方をできるようになっていました。
こんなタイトルだっけか?と思ってたけど奥付で納得。私が昔読んだのは講談社文庫の『エバリーン夫人のふしぎな肖像』だったよ。

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2020年11月11日

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