あらすじ
戦国時代の日本国内に、「奴隷」とされた人々が多数存在し、ポルトガル人が海外に連れ出していたことは知られていた。しかし、その実態は不明であり、省みられることもほとんどなかった。ところが近年、三人の日本人奴隷がメキシコに渡っていたことを示す史料が見つかった。「ユダヤ教徒」のポルトガル人に対する異端審問記録に彼らに関する記述が含まれていたのだ。アジアにおける人身売買はどのようなものだったのか。世界の海に展開したヨーロッパ勢力の動きを背景に、名もなき人々が送った人生から、大航海時代のもう一つの相貌が浮かび上がる。
増補にあたっては、豊臣秀吉の朝鮮出兵によって大量に連行された朝鮮人捕虜、その捕虜たちの扱いに直面したイエズス会、さらに、長崎に連れて来られたアフリカ人奴隷など、アジアにおける奴隷貿易の実態をさらに深く紹介する。
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Posted by ブクログ
心ある日本人が決して忘れてはいけない屈辱的な日本人の歴史の真実です。
日本人が沢山奴隷にされて残虐、暴虐な、悲惨で、惨めな目にあわされてきた。
イエズス会、ローマ教会、ローマ教皇、キリスト教、キリスト教徒、ポルトガル人、スペイン人、ヨーロッパ人共たちの汚らわしい、おぞましい悪魔の人間性の正体、本質を知ることができました。
大悪魔共の、調子がよくて、厚かましくて、図々しくて、押しつけがましくて、汚らわしくて、おぞましくて、残虐、暴虐、非道なキリスト教徒の宣教師共たちが日本にやってきやがって、たくさんの日本人達が奴隷にされてきた日本人の悲惨な歴史を知らせてくれます。
ヨーロッパ人共たちは、「未開の地」と見なす故国以外の土地では、宗教的道徳心に基づく合法的な取引を守る必要はないと考える傾向にあった。商人たちは異人種が自由を失う理由などは、まったく意に介さなかった。多くの承認は、たとえ自分の目の前にいる「奴隷」が、非合法的にその身分となったり、強制的に連行されたという事実を知っても、彼らがその商売を諦めることはなかった。奴隷たちはキリスト教徒の商人の所有物となった時点で、洗礼(ヨーロッパ人にとっては「人間化」を意味した)を授けられることにより、彼等の言い訳は正当化されるのであった。
【要注】フランス人冒険家ジャン・モケが一六一〇年にゴアで一人の可哀想で不幸な日本人奴隷の女性に対してポルトガル人女性が厚かましくも夫の留守中に、召使に女性の歯を砕き、熟した鉄棒を彼女の陰部に押し付けるように命じ、その結果日本人奴隷の女性は死んでしまった。
人間として悪質で悪魔のポルトガル人、スペイン人たちによってこのような日本人に対しての虐待は日常的であった。
一人の人間を商品に変えてしまい、人間が(財産)となる。奴隷は人間以下で、動物と同等の生き物と見なされることになった。家畜と同じ。
そして日本人奴隷たちは年をとり仕事ができなくなると、厄介者でしかなくなり、彼等の面倒を見るのを嫌がる主人はそれらの奴隷を「解放」という厄介払いをされる。「解放」された奴隷たちの行き着く先は、浮浪者、物乞いの類であった。
一六世紀の大悪魔のポルトガル人たちによる奴隷貿易は、日本やアジアだけでなく全世界的に人間を商品として日常的に売買された。
日本においても悪魔のポルトガル人、スペイン人、キリスト教徒、イエズス会の連中共たちによって日本人奴隷貿易が行われた。
秀吉の伴天連追放令は、ポルトガル人が「大唐、南蛮、新羅」へ日本人を奴隷として連れ去っていることが大きな理由の問題の一つしてあった。
人勾引=ヒトカドイとはポルトガル語で「ある人をだまして、略奪して連れていくもの」
イエズス会が奴隷貿易に大いに関わっていた。そんな連中共たちが調子よく「神の名」のもとにだとか、何でもかんでも自分たちがやることを調子よく自己正当化しやがって!
ザビエルだとかヴァリニャーノだとかの有名な連中共たちをはじめとして調子よく、都合よく、冷血、冷酷、暴虐、残虐に日本人を食い物に奴隷にしてきたイエズス会、キリスト教の宣教師共たち。
そしてこんな汚らわしい悪魔の手先の連中共たちが「聖人」で「英雄」のスペイン、ポルトガル、ローマ教皇、ローマ教会、キリスト教国共。
こんな汚らわしいことを日本人にしてきた日本人にとって最低・最悪の暴虐、残虐、冷血、冷酷、非道な大悪魔共のイエズス会やローマ教会、ローマ教皇、キリスト教、ポルトガル人、スペイン人共たちのことなんかを日本人の中で肯定的にみたり、キリスト教徒になったり、教会に通ったり、キリスト教系の学校に通ったりしている日本人達はもはや日本人としても人間としても救いようがないと思います。
たとえ今からでもせめて心ある日本人であるならば、せめてキリスト教系のおよそすべてのものをこの日本から「追放」「削除」「除外」「除染」「無視」「撲滅」「殲滅」していくように心掛けて生きていくべきだと思います。
今からでもなんとか連中共たちに「復讐」ができないものでしょうか。
★著者あとがき
そして「奴隷」は今も日本や世界中のあらゆる場所に存在している。蓋をして見ないようにしているだけで。「すべての現代社会の問題は歴史を知らずして本質を理解することはできず、歴史の問題は、学んで直視することによってしか解決できないのではなかろうか。」