あらすじ
引きこもり漫画家の唯一の楽しみはソシャゲのガチャ。推しキャラ「へし切長谷部」「土方歳三」を出そうと今日も金をひねり出すが、当然足りないのでババア殿にもらった10万円を突っ込むかどうか悩む日々。と、ただのオタク話かと思いきや、廃課金ライフを通して夫婦や人生の妙も見えてきた。くだらないけど意外と深い抱腹絶倒コラム。
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Posted by ブクログ
「長谷部」「坂田金時」「土方さん」という文字列を一生分見た。
推しに対しては「尊い」という感情以外で死んではいけない。それは本当にそう。
私もちょっとの課金でぶつぶつ言って恥ずかしい。悔い改めます。
Posted by ブクログ
7割くらいFGOの土方さん。へし切長谷部の話も分かりみが深い(オタク用語)。僅かなシーンに燭へしを見いだす腐女子の心も、推しが隣で寝ていたらを妄想し、たちまち私に釣り合わねぇ...って泣く夢豚思考も分かりすぎて辛い。ガチャの話も分かりすぎて...大笑いしながら読みました
Posted by ブクログ
簡単に内容を説明するとすれば、オタクのキャラへの愛8割、夫婦生活2割のエッセイである。題名の通りソシャゲのガチャに関する内容が多い。クスッと笑ってしまうような、いい意味で馬鹿らしい内容だが、節々に出てくる言葉に私の心を動かすものがある。笑いの中に人生の大切さを感じさせるものだった。このアンバランスさがとても好きだった。
Posted by ブクログ
カレー沢先生の本は初めて読みましたが、とにかく一つ一つの表現が面白くて笑いながら読める本でした。ソシャゲの推しのキャラをひく話がメインですが、ソシャゲや二次元にハマっていない人でも楽しく読める本だと思います。