【感想・ネタバレ】付喪神が言うことには~文京本郷・つくも質店のつれづれ帖~(一二三文庫)1のレビュー

あらすじ

『ご不要品のお引き取り致します つくも質店』文京区本郷にある無縁坂の途中にひっそりと佇む質屋──つくも質店。そこは物に宿った付喪神と交流できる力を持つ親子が営む不思議なお店。大学二年生の遠野梨花は、とある事情によりお金を工面すべく大切な万年筆をもってつくも質店を訪れるのだが、ひょんなことからそこでアルバイトを始めることに……。これは物に宿る神様──付喪神とつくも質店にまつわる人々による心温まる物語──。

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心温まるお話です

ストーリーの舞台が縁あるところなので、楽しく読めました。名品にまつわる物語とともに、馴染みの坂、駅、名勝、スイーツ…が、素敵に紹介されていて嬉しい。ヒロインの恋の予感がチラ見えしたので、そちらのお話もあったらいいな♡

#ほのぼの #癒やされる #タメになる

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2022年09月30日

Posted by ブクログ

梨花と真斗の距離感がなんか好き。付喪神とか実際にいて見えたら素敵だなぁと思うけど、まずは物を大事にするところからよね。

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2021年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場する付喪神が動物型が多くて、文章ながらも目の保養だった。
しかも総じて持ち主思いのいい子たち。
可愛い。
特にフィリップはずるい。
喋れるのも十分おいしいけれど、彼の本体に関わるエピソードが素敵だった。
ヒーローを食う勢いだった気がする。

贈り主から込められた想いを知ることができたり、大切にしてきた物が次の人へと受け継がれていく場面に居合わせることができたり、質店ならではの場面が印象的だった。
物を大事にすることの大切さが身に染みて分かると言うか。

最初はバカ男に貢いだことから(諸々あって)始めたバイトだったけれど、創作意欲も取り戻せたし、物と人との絆を知られる場面に多数居合わせることができて、主人公の彼女も成長できたはず。
何だかんだで店長の息子さんも面倒見いいしなあ。
これからも素敵な物語を紡いでいってほしいし、出会って欲しいものです。

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2021年02月28日

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