【感想・ネタバレ】メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平のレビュー

あらすじ

日本最大のメガバンクTEFG銀行で働く総務部の二瓶正平。弱小銀行出身の彼は、同僚から「絶滅危惧種」と揶揄され、肩身の狭い日々を送っていた。ある日、国債が暴落。頭取と金融庁とのある密約により、銀行は破綻の危機に。「うちが破綻するはずがない」と行員の誰もが慢心する中、二瓶は、伝説の相場師・桂光義と生き残りをかけて立ち上がる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

吸収合併を繰り返しメガバンクとなった銀行を巻き込みそれぞれの「欲」が招く行動が悲劇を招く物語。主人公の2人、ヘイジの機転と行動力、そして優しい性格が中心となって解決に導いて行くところが面白い。そして、桂専務の腹の括り方、現代社会ではなかなか見られないし、今までの人付き合いにより助けてくれるのが、その人の生き方を表している。相場師の洞察力と思い切りは楽しかった。
佐川瑤子の身の引き方も見事!。環のママも好き。

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2021年06月14日

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