あらすじ
///一歩踏み出す勇気を、読書×行動(OUTPUT)から始めよう。///
2021年は激動の時代を迎える。
コロナ禍で先行きが不透明になり、大不況の足音が聞こえてくる。
ただ、そんな時にも勇気を持って、一歩踏み出そう。
本書は、そんなあなたの第一歩を「読書×行動」、つまりOUTPUT読書術によって踏み出すことを提案している。
読書はそもそもINPUTがメインだが、本書ではあえてOUTPUT――それは行動変容を促す第一歩の行為――だと定義している。
OUTPUTをするということは、そもそも第三者や社会に対して、自分の考えを伝えるという行為に他ならない。それは、一個人の存在を屹立しなければ、この時代を乗り越えることができないことともいえる。
著者は「渋い声」でお馴染みのアバタロー氏。書評YouTuberの中でもひと際異彩を放つ謎の人物である。
【著者略歴】
アバタロー
書評YouTuber
早稲田大学文学部卒業。日中はふつうのサラリーマンとして、某外資系企業にて管理職をしている。趣味である読書の延長として、書評YouTubeチャンネルを立ち上げたところ2020年1月に大ブレイク。「読書が苦手な人でも、古今東西の難解な名著がラジオ感覚で楽しめるチャンネル」として話題となり、本格稼働から僅か1年で、登録者数は15万人を突破。現在も自身のチャンネルを通じて、読書の楽しさを伝えることを生き甲斐として、配信活動を続けている。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
1本は読むことによって自分の価値観が明確になり、将来の方向性が見えてくる
2読書とは、小さな成功体験の繰り返し
3何を読むかを見極めることが重要
本はこれからの人生を明るく照らしてくれるものであるが、今自分に必要な情報を取捨し読むべき本を導き出して選択することが大切だと学びました
Posted by ブクログ
学生時代にこの本に出会いたかったな、と読み進めていくうち早く出会わなかったことに後悔しました。
読書をすれば語彙力や表現力が身に付くと言われていますが、ただ本を読めば身に付くものではない(inputのみの作業になるため)、身に付けるのであれば読書ノートを作成し読み終えた都度要点をまとめ自分の感想も併せて述べる(outputの作業も行う)、それを地道に続けることで漸く身に付くものだと教わりました。
また、印象に強く残ったのは嫌になったら一旦読書から離れてもいいという内容でした。
本やネットの情報媒体の上手い使い分けも詳しく説明されていたので、これを肝に日々の情報を収集していきたいと思いました。
今まで挑戦したことないジャンルや難しいジャンルに挑戦しようと思った時や、人生が行き詰まった時にまた見返したいと思いました。
Posted by ブクログ
読書はコスパ最強の自己投資!!読書・選書のコツ、OUTPUTのノウハウが詰め込まれたこの本から、読書週間を始めましょう!
《感想》
普通によかったけど、特別新しさを感じはしなかったかな……。OUTPUT大全の派生かと思ってたけど違ったっぽい?OUTPUT術、読書術よりも選書術の方が個人的には有益だったな。
Posted by ブクログ
読みやく、分かりやすい。
読書によって自分を変えて、自己肯定を上げるという、タイトル通りの内容でした。
読書に関する目新しい内容は、それほどありませんでした。
「読書は食事、ネットはサプリ」の表現は秀逸。
知識を体系的に摂取するには、読書で、
断片的に補うには、ネット、という旨です。
自分のペースでの読書をと、何度も促して下さるところに、作者様の色が出ており素敵でした。
猫町倶楽部、本要約サービスについての情報は、新たな知識であり、個人的に勉強になりました。
エピローグでの、著者と恩師との話が、本書で一番好きです。
自分が嫌いという著者に対して、論理的に、また優しく知ることを諭しています。