【感想・ネタバレ】大隈重信演説談話集のレビュー

あらすじ

膨大な演説・談話によって多種多様な論を展開し,社会を啓発しつづけた大隈重信(1838-1922).かれは青年に何を期待し,新しい時代の女性にいかなるメッセージを送ったのか? かれの政治論・外交論,世界認識・国際路線の構想は? 学問・教育に対するビジョンは? 大隈自身が語る,人生,教育,社会,そして理想.

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Posted by ブクログ

堅物の話かなと読みは決めたのに、おもしろかった。自己分析がたびたびあり、それも大変おもしろかった。125歳まで生きる説は、「我輩は何故いつまでもすべてに於いて衰えぬか」で語られていた。早稲田大学の大隈講堂は全座席番号が125だよね。

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2024年11月19日

Posted by ブクログ

パパに「これおもしろかったよ〜」と薦められたけど、私にはちょっと難しかった本。教養をつけないと、10年、20年後でもどうかなという感じ。大隈さんの先進的な考え方には驚いた。

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2021年11月25日

Posted by ブクログ

大隈重信 人生、政治、東アジアの平和を語った講演集。


東アジアの平和と中国親善が 印象に残る。平和のためには戦争が必要なときがある という言葉が 時代を象徴している。

中国との親善について「支那と日本とは同種同文の国である〜支那の苦境を救うものは我が日本である〜支那の文明が興れば、日本と支那の力で、東洋の平和を保つには十分である」


大隈重信の混乱した中国を保全し、東アジアの平和のために戦う という政治理念は崇高だと思う。なぜ その後の政治リーダーが 植民地政策や領土的野心に至ったのかがわからない。度重なる戦争や戦争の勝利体験により政治理念は変わるものなのだろうか?


競争なければ進歩なし「他のものに触れて初めて競争が生じる。競争なければ進歩はない。人間は〜自己の生存を妨げるものに接しなければ進歩できない」

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2019年12月26日

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