あらすじ
2022年から高校の家庭科の授業に「投資」が組み込まれる。
しかし親も教師も、どうやって「投資」を教えていいのか戸惑うはず。そこで指針となる考え方を示したい。
「お金持ちになるにはどうしたらいいのか」をテーマに、図版などを多用し、
わかりやすく「お金」の仕組みを解説、「投資」とは何かを説いていく。
大人が読んでも勉強になる内容を目指す。
実は多くの日本人が経済の仕組みをよく理解しないままに大人になっている。
かつてはそれでもよかった。みんなと同じように学校へ行き、みんなと同じように就職し、
みんなと同じようなことをやっていれば、「中流」くらいにはなれた。
しかし時代は変わってしまった。
情報通信技術が急速に発達し、世界の経済勢力図も大きく塗り替えられた。
教育も変わっていかないと、日本はこの先、不幸になってしまう。
変わりゆく世界の中でどうやって生きていくべきか?
本書は「教養としての投資」の高校生バージョンと言ってよい。若者にとっての経済の羅針盤となるだろう。
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Posted by ブクログ
上滑りのいわゆる「お金持ちになる本」ではないことはたしか。
Chapter2でGDPのお話などがあり、少し挫けそうになるけど、この本の内容が非常に重要なことはわかるので2日かけて読み切りました。
この本を世に出してくださって、ありがとうございます。
Posted by ブクログ
最近のお金の本は、基本的に3000円投資生活のパクりみたいな内容のものが多いがこの本は違った。
自分の才能に投資をしていきたいと、前向きな気持ちにさせてくれる素敵な本だった。
Posted by ブクログ
単に経済を説明しているだけでなく、価値と価格を混同すべきでないこととか、戦争と経済の関連だとかを通して、分析的な考え方を教えてもらえる。
もちろん、経済についても、わかりやすい。経済に対してどのような姿勢で望んだらよいか、普通に高校の経済で学ぶのとは全く違う視点で書かれている。
自分で読んでも面白かったし、息子や高校生にも薦めたくなる本。
Posted by ブクログ
経済学の入門の入門書。そもそもお金とは?から資産運用の投資と自己投資の考え方を中心に、タイトル通り15歳向けにわかりやすく書かれている。子供に読ませたい1冊。
『GoToに群がるさもしい人々』や『親や教師のいうコトを鵜呑みするな』などの煽り文章も素敵。
バフェットの言葉より『成功とは良いものを得ること、幸福とは得るものを良いと思うこと』
Posted by ブクログ
ありがとうの総量をお金で評価するのが資本主義であり、利益は常に社会の問題を解決した対価である、と定義して丁寧にわかりやすく解説。人や企業の持つ価値にも複利が適用され、時間を味方につけて増えていくという考え方には、なるほど!と納得。全体的にとても読みやすくマネーリテラシーを学びたい人にはおすすめの一冊。
Posted by ブクログ
お金とは、日本の状況、投資の考え方などがとても分かりやすく書かれている。
お金持ちになるには、単にお金を稼ぐのを目的とするのではなく、世の利益になることを目的とするのが大切とわかった。お金=ありがとう の概念は覚えておきたい。
投資は株式はもちろん、自分への投資も含めてオススメされている。今がいちばん若いので、自分の好きなことへの自己投資、株式の勉強を始めていきたい。
Posted by ブクログ
YouTubeのPIVOTで著者がお金の話をしていたのを視聴したのをきっかけに、この本を手に取りました。
「お金=ありがとうの数」という考え方は、重要な価値観だと感じた。資本主義社会に生きる我々の軸としてこの考え方を確立していないと、単なる拝金主義になってしまう。
また、企業の戦略も、自身の戦略も、競争を勝ち抜く観点では本質的には同じであり、お金の切り口が入り口だが、生き方・価値観にもつながる内容だった。
構造的に強靭な人間・企業とは、①高い付加価値、②
圧倒的な競争優位性、③長期的な潮流を見出すことができるかというのは、社会を生き抜くうえで、意識し続けたい指針だ
Posted by ブクログ
たぶんこんなことが書いてあった、と思う。
・お金は、保存機能、交換機能、価値尺度機能がある便利なもの。
・今の時代、そのお金をうまく使って、他人が決めた価格に振り回されず、自分の価値尺度で生きることがたいせつ。
・自他ともに積極的に投資して、お金の奴隷にならず、お金と上手につきあって強い生活を目指そう。
・社会で生きていくなら、とりあえず会計と統計とプログラミングは学んでおくと◎です。
Posted by ブクログ
「お金」とは何か、「投資」とは何か、といった基本的なことを、長期厳選投資の運用実績を積んだ著者がわかりやすく解説してくれます。
「お金持ちになるにはどうしたらいいですか?」という本のタイトルに目が行くかもしれませんが、その前に付いている「15歳から学ぶお金の教養」という言葉の方が、この書籍の本質な気がします。
「お金」について、そして、それを取り巻く「経済」や「投資」や「会社」等について、今まで勉強する機会が少なかった人に非常におすすめです。
「ありがとう」の総量をお金で評価するのが資本主義
という考えは、長期投資をしてきた著者だからこその捉え方で、そこを軸とした展開は、とてもしっくりくる内容でした。
Posted by ブクログ
テレ東の公式YouTubeチャンネルに登場していて知った。話し方も分かりやすくユーモアがあって面白い作者だったので、本書にも興味を持った。事前にYouTube動画も一通り調べて見ていたので本書の内容はそこと重複する点もある。話しぶりは同じだがYouTubeのほうが図解も多くて分かりやすいかな。本はさらに+αの内容となっていて観察(仮説)×発想×挑戦のワードが新たな発見だった。カネカネカネな考え方だけじゃなく、人間として求められるあるべき姿も感じられる内容で読後感が良かった。
Posted by ブクログ
自分が15歳の時に読んでいたら今頃どうなってるだろう。15歳と言わずとも20代の時に読んでいたら...と考えてしまうが、本書も出版されていなかったし、今本書に出会えたわけなので、今からでも、日々自分がどんな価値を提供できるかを考えながら、基礎的な能力の勉強も遅まきながら始めていきたい。
将来にこどもに薦めたい。
Posted by ブクログ
価値と価格は別物
価値を売る時代
人によって価値は違う
意味で勝負する
ダイソンの掃除機4万円が売れる
掃除機の相場4000円(風を送るだけなら)
近代的なデザインで売れる
Posted by ブクログ
☑︎あらゆる物事は投資である
☑︎複利の好循環に乗る
☑︎構造的に強靭な人間になる
☑︎資本主義をアップデートする
もっと早く出会いたかった本でした!
今からできることを精一杯頑張ります!
Posted by ブクログ
価値と価格は別物、幸福と成功も全く別物というところが印象に残りました。
世の中の人にありがとうと言われるには何をしたらいいかを考え続けようと思いました。
また、相手が本当は何を求めているのか、なぜを繰り返して考えてみようと思いました。
Posted by ブクログ
経済学の本だった。上部だけの話ではなく本質に迫っていて良い意味で予想外だった。
高校生に刺さりそうな話の持って行き方で分かりやすくて終始興味津々で読めそう。