【感想・ネタバレ】騎虎の将 太田道灌 上のレビュー

あらすじ

関東公方家はもはや滅亡し、坂東の差配は関東管領たる上杉一門が担っていた。
その一翼、扇谷上杉家の家宰が太田家だ。
太田家の跡取り・資長(後の道灌)は、関東の支配権を巡り勢力を二分する大戦乱のさなかで、
合戦の戦略にも在地経営にも突出した才覚を現していく。
道灌は、いかに戦い、いかに生き延びたか。
坂東を席巻した出来星武将の波瀾の生涯を描き尽くす戦国歴史大河小説!

【上巻目次】
第一章 万人恐怖
第二章 将軍のいない国
第三章 曙光
第四章 江ノ島合戦
第五章 関東管領謀殺
第六章 分倍河原の戦い
第七章 関東二分
第八章 江戸城築城

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Posted by ブクログ

太田道灌は、厳密に言うと戦国武将ではないかもしれないけど、あの時代の武将の中では間違いなく最強だと思う。最後までカッコイイ!

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2022年04月11日

Posted by ブクログ

室町中期の関東の状況がよく分かった。太田道灌については江戸城を築城した武将というくらいしか知識がなく、本書を読み、人物のアウトラインが理解できた。下巻の展開に期待したい。

0
2023年05月16日

Posted by ブクログ

太田道灌は室町中期の名将として、また、江戸城を最初に築城した武将として名前は知っていた程度であったが、本書で初めてその物語を読んだ。
この時代の作品はあまり読んだことがない事もあり、登場人物の関係性がなかなか判りにくく、(この作品を読んで分かったが)戦国時代と大きく社会制度も異なるもので、特に中盤までは、読み進めるのに難渋したが、後半は合戦描写なども優れており、物語の展開も小気味良く、一気読みした感じであった。総評として面白い作品であったと思う。

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2021年05月04日

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