あらすじ
関東公方家はもはや滅亡し、坂東の差配は関東管領たる上杉一門が担っていた。
その一翼、扇谷上杉家の家宰が太田家だ。
太田家の跡取り・資長(後の道灌)は、関東の支配権を巡り勢力を二分する大戦乱のさなかで、
合戦の戦略にも在地経営にも突出した才覚を現していく。
道灌は、いかに戦い、いかに生き延びたか。
坂東を席巻した出来星武将の波瀾の生涯を描き尽くす戦国歴史大河小説!
【上巻目次】
第一章 万人恐怖
第二章 将軍のいない国
第三章 曙光
第四章 江ノ島合戦
第五章 関東管領謀殺
第六章 分倍河原の戦い
第七章 関東二分
第八章 江戸城築城
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
室町中期の関東の状況がよく分かった。太田道灌については江戸城を築城した武将というくらいしか知識がなく、本書を読み、人物のアウトラインが理解できた。下巻の展開に期待したい。