【感想・ネタバレ】アーユルヴェーダが教える せかいいち心地よい こころとからだの磨き方のレビュー

あらすじ

アーユルヴェーダは人生を変える、5000年の知恵IT企業での激務の毎日…大失恋、仕事上のスランプ、自己肯定感ゼロ…自分を前向きに変えたいと、様々な美容法、健康法やダイエットに挑戦するも失敗。そんな中、ある本が私の人生を変えました。それが、アーユルヴェーダだったのです。実践していくことで、仕事もプライベートも面白いほど好転。もっと本格的に学びたいと、イギリスのアーユルヴェーダカレッジに入学、卒業後はスリランカへ渡り修行。その後、高級ホテルでセラピストとして働きました。本場で学んだからこそわかる、アーユルヴェーダの技術、奥深い知恵を伝えます!☆2サイズダウン!顔立ちも別人に!☆睡眠の質が上がり、朝のだるさがなくなった☆むくみが取れ、表情が明るくなった …etc. 嬉しい効果に喜びの声続々!アーユルヴェーダの体質診断シート付!

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Posted by ブクログ

アーユルヴェーダが深い哲学に基づいているからか、文章に説得力があって(勧められたものを簡単には試さない私だけど)すぐに実践したくなる健康の知恵が満載。文章も読みやすい。

自分の体が発酵食品を消化しづらいタイプだと知らずにヨーグルトやら納豆やらを朝から食べてお腹を下すことが多かったが、長年引っかかっていた謎がとけた気分だった。
毒素を排出し、お腹をあたためて消化力を高めることがとにかく大事というのが目から鱗で、以来、白湯を毎日飲むようにしている。

「人のために祈ることは自分のためになる」
「〜してはいけない」ではなく「バランスをとる」
など、毎日を気持ちよく生きる知恵がたくさん!

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2024年12月13日

Posted by ブクログ

アーユルヴェーダという言葉がずっと気になっていて、最初に手にとった本です。個人一人ひとりの体質に合わせ、最も効果的なアプローチをするということ。世の中に溢れかえる健康に関する情報、正解・間違い。そんなことより、やはり自分の体と心と向き合って満たしたいと思える本でした。タングスレーパーを購入。

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2024年07月14日

Posted by ブクログ

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アカリ・リッピー
アーユルヴェーダセラピスト 英国アーユルヴェーダカレッジ卒業。大手IT企業の法人営業をしていたが、東洋医学「アーユルヴェーダ」の、生まれつきの体質を活かし、潜在的魅力を引き出すケアに惹かれ、退職後、英国アーユルヴェーダカレッジに入学。その後、単身アーユルヴェーダの本場、スリランカに渡り修行。ヨーロッパの富裕層が通う高級ホテルAyurvie(アーユルヴィエ)でセラピストとして勤務。指名1位のセラピストとなる。 帰国後、アーユルヴェーダを忙しいキャリアウーマンでもできる現代風にアレンジ。年間1,000人以上のライフスタイル改善のサポートを行い、日常で簡単にできるアーユルヴェーダセルフケアを伝えている。 個人の体質に合わせた体質改善メソッドは、肉体が変化するだけでなく精神のバランスがとれ人生が豊かになると、開催するセミナーや講座は国内外で即満席。その効果の高さから、主婦から経営者まで幅広い層の支持を得ている。

アーユルヴェーダ・・・5000年の歴史をもつインド・スリランカ発祥の伝統医療


肉体はドーシャと呼ばれる3つの生命エネルギーが働くことで機能しています。  3つの生命エネルギーとは、「空要素・風要素からなるワータ」、「火要素・水要素からなるピッタ」「水要素・土要素からなるカパ」です。  このワータ・ピッタ・カパは、サンスクリット語なのですが、そのままサンスクリット語を使用すると「難しくて覚えられない」という声もよく聞くので、私は、この 3 つをその特徴から「ワータ(空・風)=鳥エネルギー」、「ピッタ(火・水)=虎エネルギー」、「カパ(水・土)=アザラシエネルギー」と名付けています。  もともと誰しもこの3つのエネルギーは持っており、3つのうちどれか一つ(または2つ)が優勢で、その優勢エネルギーがあなたの体質になります。  ただし、どれか一つでも増え過ぎてしまった場合、体調を崩したり、不調になったりします。肉体はこの3つの生命エネルギーがバランス良く活動していることで元気になります。

さらに詳しく説明すると、アーユルヴェーダの根底にあるインド哲学では、人間はもともと、生まれる前から、宇宙の心理や法則をすべて知っていると考えます。これがプラーギャ=知性です。  人は考えれば考えるほど、求めていた答えから遠ざかっていきます。年を重ねるごとに、もともと知っていた 叡智 がわからなくなってしまうのが、知性の乱れ、プラーギャパラーダです。  たとえば、 20 歳になってはじめてお酒を飲んだ時にはおいしくないと思ったのに、まわりに合わせて飲むうちに、だんだんおいしく感じるようになったということはありませんか。  これはもともと「お酒は自分の体に必要ない」と知っていて、味を受けつけなかったのに、まわりが飲んでいるからきっとこれはおいしいものなんだ、と思うようになり、本来、体が受けつけなかった味を欲するように変わってしまう、ということをあらわします。

一つは、 スキマ時間にできて、確実にデトックス(排毒)ができるから。  多くの方法が「ながら」でできてしまうので、忙しい日々でも無理なく続けられます。そしてもう一つの理由は、ケアをすること自体が、 自分の心や体〝だけ〟と向き合う、瞑想のような時間になるから だと思います。五感を集中させて自分の体に触れると、体の深いところから癒やされるような愛情を感じます。  男女問わず、大人になると、子供時代に受けていたような愛情を誰かから受ける機会が少なくなりますが、1日1回でも、週に1回でも、自分の肌に触れてなでてあげると、忙しい日々で忘れていた自分という存在の愛おしさを思い出してもらえるようです。

3つ目は「心」の美しさ です。本当に美しい人とは、外見だけでなく心が美しい人、というのは世界共通の考えだと思います。実際に、人間関係が良好で、今の環境に感謝できる人は、ストレスを感じることが少ないようです。

アーユルヴェーダの美容法は、高価な美容液を塗ったり、サプリメントを飲んだりするだけでなく、どんな言葉を使うか、人とどう接するか、という哲学も含んでいます。 次 から普段の生活に取り入れていただきたい、 10 のリセット法をまとめますので、ぜひ実践してみてください。

 早起きのメリットは、いろいろなところで言われていますが、アーユルヴェーダでも「早起き」を勧めています。

そこで、私のお勧めは「まずは6時に起きてみる」こと です。実は、アーユルヴェーダでは時間帯によって宇宙と地球を取り巻くエネルギーの質が変わると考えており、午前6時以降に起きると体が重く、眠気が残ると考えられています。

 チベット医学の諺に、 「食べ過ぎは病気の始まり、白湯を飲むことは治療の始まり」というものがあります。  それだけ、白湯を飲むことは体に良いのです。  では、なぜ、白湯を飲むことが体に良いかというと、体内をデトックスしてくれるからです。  私たちの体内にある「毒」とは、排泄されずに体内に残った老廃物のことです。食べ物は口から体内に入ると分解され、栄養素は吸収され、栄養として使われなかった分は、排泄されて体外に出ますが、消化の時に食べ物が完全に消化されずに未消化の「カス」の状態で体内に残ってしまいます。

白湯を飲むということは、内側から内臓を温め、この消化の「かまど」に「火」をつけるようなもの。白湯を飲むことで、食べ物の消化と排泄をググッと後押ししてくれるのです。

オイルプリングという言葉を聞いたことがありますか?   オイルプリングとは「オイルうがい」のことです。 欧米から流行が始まり、近年、日本でも実践する人が増えてきましたが、5000年以上前から存在するアーユルヴェーダの健康法の一つです。  うがいといっても、ガラガラうがいではなく、口にオイルを含み、そのまま口の中で保持するか、クチュクチュうがいをするものです。  オイルうがいの効果は数え切れないほどあり、それだけで1冊、本が書けるほどです。  まず、最も注目すべきは デトックス効果 です。オイルにはクレンジング力と皮膚を通して吸収される経皮吸収の2つの働きがあります。口の中には数百種類の細菌がいて、それが口臭や歯周病の原因ですが、オイルは口の中で食べ物のカスや細菌を絡め取り、クレンジングします。

東洋医学では、 目に見えない「気」を非常に大切にします。「気」とは、サンスクリット語では「プラーナ」 といいますが、目に見えない生命力そのものを指します。  目に見えないものというと、信じがたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、最近、ソウル国立大学で、この「気」の通り道である「 経絡」の存在がはじめて科学的に証明されました。「経絡」というのは、全身に張り巡らされた血管のような管で、気の通り道です。

ですので、 体の気の流れを、滞らせずに循環させることが健康にとっては非常に重要です。 そして、この気ですが、 人体だけでなく、空間や植物、動物、宇宙のあらゆるものに流れています。「この部屋は気が悪い」とか「空間の気を高める」という言葉を聞いたことがあると思いますが、人体に流れるプラーナのように、空間にもプラーナが流れています。だから、空間の気を流さないのは、人間でいえば呼吸をしていない、排泄をしていないのと同じこと。そのような空間は、気が重くなり、毒素がたまり、その場にいる人の心と体の健康を損ないます。

 私自身、アーユルヴェーダを深く学び始めるまで、食べ物に含まれる農薬や添加物は気にしていましたが、空気の「質」にはほぼ無頓着でした。ですから、空気の質を気にして「換気」をするようになってから、換気が心と体に与える影響の大きさに非常に驚きました。  意外に思われるかもしれませんが、 大抵の場合、外気よりも室内の空気のほうが、汚れています。 たとえば、人間は呼吸をすると二酸化炭素を吐き出します。キッチンで料理をすれば水蒸気やにおい成分、PM2・5の主成分になる燃えかすなどが大量に発生します。カビやホコリも空気中に舞っています。こういった空気が室内にたまっていると、それを吸い続ける私たちの体内にも毒素がたまっていきます。  部屋を人体のように見立てると、生活に伴って発生する空気中の汚れは、新陳代謝で発生する老廃物と毒素のようです。そのため、 汚れた空気は定期的に換気することで排泄しなければいけません。

私の夫は、建築設計をしているのですが、彼は結婚前から、室内の換気に非常にこだわる人でした。十分な換気が取れるようにすることは、人体の健康にとって非常に大切なこと。だから、あんなにこだわっていたのか、と、今になっては納得です。

邪気があるかどうか、信じるか信じないかは人それぞれだと思いますが、私は何となく夜に窓を開けるのは嫌な感じがして、夏以外は夜は窓を閉めています。

  朝に体を動かすと、かたまっていた思考と詰まりがリセットされます。

ヨガはエクササイズではなく、瞑想の一種ですが、素晴らしい運動効果もあります。また、リラックス効果が高いうえに、ポーズ(アーサナと言います)のバリエーションが多く、体がかたい人でもできます。  ヨガの動きは、筋肉の強度を高めることと、ストレッチの両方を兼ねているので、骨の間や関節の間にたまった老廃物を排泄するのに最も効率的な動きます。

鼻うがいで 副鼻腔 にたまった汚れを排泄するのです。副鼻腔とは、鼻の中にある8カ所の空洞のことを指します。  目には見えませんが、空気中には様々なものが漂っています。ホコリ・花粉・ウイルス・細菌など、様々な汚れが、呼吸によって、鼻を通して入ってきます。そのため、副鼻腔には細菌やウイルスが繁殖して 膿 がたまりやすいのです。  鼻うがいで鼻腔を綺麗にすると、花粉症などのアレルギー、風邪、インフルエンザなどの感染症を予防し、治すことができます。

東洋医学的な視点で言うと、鼻を洗浄することは、五感と思考を常にクリアにしておくことにつながります。ですので、普段、食べ過ぎで日中、よく眠くなってしまう人や、味の濃い食べ物が好きで、味覚がやや鈍っている人ほど、鼻うがいを続けると味覚が鋭くなったのを感じたり、日中にぼーっとすることがなくなることに気づくはずです。

アーユルヴェーダのオイルマッサージは肌を潤すだけでなく、排泄をサポートするので、調子が良くなるだけでなく、体内から美しくすることができます。  セルフマッサージでは、主に太白ごま油を使用します(体質・体調によって変えます)。ごま油は他のオイルより粒子が細かく、皮膚に塗るとスーッと皮膚から吸収(経皮吸収)されます。  経皮吸収されたオイルは血液に達して、全身を巡ります。アーユルヴェーダの古典の教科書では、 オイルは肌に塗ると 15 分で骨にまで達する と言われていますので、私はオイルを「皮膚から食べる薬」 と言っています。

「オイルマッサージをしていると、自分の体が愛おしくなってくるんです」「マッサージをしていると気持ちが落ちついてくるので、どんなに忙しくてもマッサージがしたくて少しでも時間をつくっています」「気持ちが良いので、やらなければ、ではなく、やりたい、と思ってマッサージが続けられます」と受講生さんがおっしゃるのは、このセロトニンの効果も大きいはずです。  精神的に非常に穏やかになるので、イライラがなくなるだけでなく、寝つきが良くなり、睡眠も深くなります。  雑念がなくなり、集中力も高まります。さらに、細胞から元気にすることで骨を強くし、皮膚も強くなるので怪我をしにくくなります。

どうしてもお風呂でじっとしているのが苦手な人は読書をしたり、オーディオブックを聞いてみても良いでしょう。

お風呂は体をデトックスするだけでなく、心を浄化する作用もあります。  もともと日本では「お清め」という概念がありますが、これは神道の考え方で「 穢れ」を浄化すること。穢れとは物理的な汚れだけでなく、罪、過ち、死、災いなど「不浄」を連想させるものや、「気枯れ」と書かれることもあるように精神的に沈んだ状態のことも指します。その空間や体にまとわりついた穢れを落とすことがお清めなのです。

スリランカで、アーユルヴェーダセラピストとして働いていた時、朝一番にすることは、アーユルヴェーダサロンにある神棚に祈ることでした。  神棚といっても、日本にあるような神棚ではなく、アーユルヴェーダの神様のダヌワンタリやシヴァ神を祀った神棚でした。スリランカ人のほとんどが仏教徒ですから、老若男女を問わず、「祈り」が日常にあります。  朝、目覚めたら、マントラと呼ばれるおまじないのような祈りを、まるで童謡を歌うように神様に捧げます。

他者の幸福を祈る時、人は愛情を抱いています。その時、脳内では β-エンドルフィンやオキシトシンなどの脳内物質が出ます。 β-エンドルフィンやオキシトシンは「幸福感」や「快感」をもたらす脳内物質です。

つまり、 他者の幸福を願う時、私たちは単純に「気持ちいい」快感を感じる ということです。たとえば、 β-エンドルフィンは良い香りを嗅いだ時にも分泌されますし、オキシトシンは好きな人とのスキンシップや、母親が母乳を与えている時に分泌されます。特にオキシトシンは免疫力を高めるため、風邪なども引きにくくなります。子育てをしている母親が、寝不足でも風邪を引きにくいのはそのためです。

 今日、会う予定の人の笑顔を一人ひとり、思い浮かべながら、その人たちが、自分とかかわることによって、「あなたに出会えて良かった」と思えるような、明るい未来を過ごせるよう祈ります。  もし、在宅勤務の方や主婦の方など、特に人に会う予定がないという場合は、家族や友人、他にもほんの少しかかわるだけの人や、「自分がSNSに投稿した文章を読んだ人」など、間接的にかかわる人の幸せでも良いでしょう。 「自分の笑顔や話す言葉で、相手が明るい気分になってくれたらいいな」というイメージをしながら祈りましょう。

しかし、肌が変化した以上に、圧倒的に異なる点がありました。それは、アーユルヴェーダを始めてから、「オーラが変わったね」と言われるようになったことです。  オーラとは、何とも抽象的な言葉ですが、今思えば、当時の私は「心」が、大きく変化していたのだと思います。

第1章 でもお話ししたように、アーユルヴェーダは、「肉体」「精神」「感覚器官」「魂」の4つの要素から生命はできていると考えます。  これは、「肉体を美しくするには、精神、そして魂を磨かなければいけない」 ということ、そして、「良い人生を送るには、五感が喜び、適度に感覚器官を休ませることが重要(たとえばパソコンを見過ぎて目を使い過ぎることは、肉体にも精神にも悪影響を与え、生命に良くない)」という、アーユルヴェーダの教えです。  このように、精神と肉体は相互に影響しあっていると考えるため、どんなに外側から高価な化粧品を塗っても、心が美しくなければ、醜い心は外側にあらわれると考えるのがアーユルヴェーダです。  あなたのまわりにもいませんか? 笑顔が素敵で、その人がいるだけでその場がぱっと明るくなるという魅力的な人です。

私は幼少時代から人見知りで、内気な性格だったので、たくさんの人から愛される性格になるのは無理だと思っていました。性格なんて、なかなか変えられるものじゃない、と思っていたのです。  しかし、アーユルヴェーダは魂を美しくするための「行動」についても教えてくれました。それが「行動の長寿薬」、アーチャララサーヤナです。

自分に正直でいるには、まず、素直でいることが肝要 だと思います。見栄を張ったり、強がったりせず、弱い自分を見せれば良いのです。どうせ、強がって本当の気持ちを隠してもすぐにバレます。

「人は人のために生きると決断した時、人を超えるのです。 『決断』とは、文字通り、『決』めて退路を『断』つことです。

 私は、 27 歳の時に大手IT企業を退職し、セラピストとして学びを深めるため、単身、スリランカへ移住しました。その時は、「人のために生きると決断し、退路を断った」と言えると思います。

20 代で若いからできたんだと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、まわりの友人たちが結婚して子供もいる中で、安定した会社員という立場を捨て、スリランカに行くことは若いからこそ勇気がいることとも言えます。  現地でもらえる月給は2万円。1年間の給料は、 24 万円。 30 歳を前に、それで大丈夫か、親はどう思うだろうか……そんなことも頭をよぎりましたが、それでも、会社を退職してスリランカに行くことのほうが、自分の人生にとって必要だと思ったので、ほとんど迷わずにスリランカ行きを決めました。

インド哲学では、「嘘をつかず、正直でいることを 12 年間続けると、その人が言うことはすべて現実になる」 と言われています。

インド哲学には、ヤマと呼ばれる「人格を高めるためにやるべきこと」 というものがあります。  その中で最も有名なのが「アヒンサー」 だと思います。アヒンサーとはサンスクリット語で「非暴力」のこと。インド独立の父と呼ばれたマハトマ・ガンディーの非暴力・不服従運動が有名ではないでしょう。

物理的な暴力の他に、人を傷つけるような言葉のことも暴力とみなします。他人や自分を悲しい気持ちにさせる言葉や冷たい視線、陰口、悪口、これらもすべて慎むべきです。  インド哲学では「非暴力を 12 年貫くと、その人のまわりには敵意がある人がいなくなる」 と言います。敵意を持っていた人ですら、その人の懐の深さ、優しさ、精神力の強さに影響を受け、敵対する気持ちをなくしてしまうのです。

では、相手を傷つけずに、自分も傷つけずに生きるためにはどうすればいいか。  それは、相手が「剣」を抜いたら、別次元へワープすると良いんです(笑)。  つまり、相手と同じ土俵に立たないということ。つまり、相手にしなければいいということです。  そもそも、自分に敵意を持った人と冷静に話そうと思っても、聞く耳を持ってもらえることは滅多にありません。  ですので、そうではなくて、相手がケンカ腰だったり、ちょっと機嫌が悪いようであったら、真に受けず、自分の目の前に透明なバリアをつくるイメージで、「私は、あなたの怒りのエネルギーを受け取りません」 と、心の中でつぶやくと良いです。  そして敵意を持っている相手を地上に置いておいて、自分はスーッと空に飛んで、上から見守るようなイメージをすること。相手と別次元に飛んで、離れたところから観察しながら、「あなたが、また心地良い気分にすぐに戻れることを心から祈ります」と相手のことを想って、心の中で唱えます。

「世界で最もチャリティーや人助けに熱心な国ランキング」というものがあります。  125カ国以上の国を対象に、最近1カ月の間に寄付をした人、ボランティアに時間を費やした人、見知らぬ人を助けた人などの割合を調査するものです。  2009年から2018年の 10 年間の平均のランキングだと、1位はアメリカ、2位はミャンマー、3位はニュージーランド、4位はオーストラリア、5位はアイルランド、6位はカナダ、7位はイギリス、8位はオランダ、9位はスリランカ、 10 位はインドネシアでした。  私の恩師はスリランカ人のアーユルヴェーダ医師ですが、彼は日頃からよくチャリティーをしていました。飲食店に入ると小銭のお釣りを寄付に回したり、寺院に行っても必ず寄付をしていました。

一方で日本は何位だったかというと107位。先進国の中では最下位です。  アメリカやイギリスで一部の富裕層が寄付金額の平均額を引き上げているということはあるでしょうが、それでも7割近くの国民が日常的に寄付をしていると言いますから、日本のチャリティーやボランティアに関する意識がかなり低いことがわかります。  アーチャララサーヤナ(行動の長寿薬)では、チャリティーをするのは健康や若返りにつながると考えます。

アメリカの心理学会によると、ある実験では、回答者は過去 10 年以内にボランティア活動をしたかどうかとその頻度、ボランティアをした理由を聞かれた場合、その理由が利他的な動機だった場合と、自己的な場合とで、死亡率が変わることがわかりました。  ボランティアの活動をしたい主な理由として「他人の役に立ちたい」「社会的つながりを大事にしたい」というような理由を挙げた人は、ボランティアを行わなかった人より長生きしたことがわかりました。

 逆を言えば、仕事一筋だった人が、定年になって社会とかかわることがめっきりなくなると、肉体がみるみる衰え、うつ病やがんになりやすくなる、という話もよく聞きます。まさに「人のためは、自分のため」なんだな、と思わされます。

アーユルヴェーダとシスターサイエンス(姉妹の科学)であるヨガの教えでも、「与える時は見返りを求めてはいけない」 と教えます。 「私はこの人から何を得ることができるだろうか?」という下心を持って行う奉仕活動は、奪う行為に等しいのです。それは奉仕ではなく、〝取引〟です。  見返りをもらおうとしなくても、与えることを通じて、人は喜びを得ることができます。他者を思いやり、持っているものを分かち合うことで、私たちは他者との間につながりと安らぎを感じます。

相手に必要だと思ったら、潔く、ケチらず、与える。これも普段から意識していないとなかなかできないことです。  そして、与える時は、見返りを求めないこと。与えるとは「一方通行」と考えたほうが、与えられるほうにとってありがたいだけでなく、そのほうが自分の精神衛生上も良いのです。  お礼の言葉や微笑みすら、相手に期待すべきではありません。なぜならそれが得られなかった時に、がっかりするのは自分だからです。

自分の名前を大きく書いて寄付を納めると、それは奉仕ではなく「広報活動」になります。しかし、匿名で寄付をすれば、それは自分の中に静かな自信と豊かさを生み、内なる達成感を感じます。それこそが、健康的な心身をつくるカギです。

たとえば読書を行うと、ストレスレベルが劇的に下がることがわかっています。  ストレスは血圧を高め、血糖値を高めます。健康のためにも、ストレスレベルを下げる必要があるのですが、1日に 15 分でも読書の時間を持つことでストレス発散になります。あるいは、学習活動は、アルツハイマー病の症状を遅らせたり、高齢者が新しいスキルを学ぶことは記憶力の改善に効果があることがわかっています。

ヨガ哲学では、「人から奪うことをやめて、執着をなくすと、お金も、人脈もチャンスも、必要なものは自然にその人の元へと集まってくる」 と言います。  ものを自分の元に止めようとせず循環させていくと、逆に大きくなって自分の元に返ってくるのです。

お金持ちの人が、「お金を自分の元に止めずに、寄付をしたり投資をしたり、使うことでお金が循環してもっと大きくなって返ってくる」と言いますが、感覚としてはこれに近いと思います。手放すことで、大きなものが返ってくるだけでなく、ものに執着しないことで、失う恐れから解放され、自分には足りないものがあるという不安からも解放されます。

 スリランカの寺院に行くと、いつも神様やお釈迦様にお供えする花が、寺院いっぱいに供えられていて、壁面にはカラフルな洋服を着たシヴァ神や、ヴィシュヌ神の絵が飾ってあるのですが、お花でも洋服でも、美しいもの、華やかなものは、神様も喜ぶ尊いものである、という考えがインド的な文化だと思います。

よく、成功したいと願う人が、憧れのブランドの洋服を着ることで、成功者のマインドになり、行動や振る舞いが変わることによって、成功スピードが速くなる、という話を聞いたことがありませんか?  自分がありたい姿にふさわしい服を着ることで、この効果を最大限に得られるのです。

最近、瞑想という言葉をよく聞くようになり、海外の企業では就業時間中に瞑想の時間を取り入れるところが出てくるなど、その効果が認められてきています。  しかし、日本ではまだまだ瞑想をしたことがない、あるいは瞑想を習慣的に行っていないという人のほうが多いと思います。

瞑想とは「何も考えないで、黙って座っていること」だと思っている人が多いのですが、ちょっと違います。   瞑想とは、「一つの対象に集中し、他の対象に心を動かされることなく集中し続けている状態」のこと を言います。  瞑想は、火を使ったり、音楽を使ったり、動きながらやるものもありますが、最もベーシックな瞑想は「呼吸」に集中する瞑想です。   瞑想の効果としてまず挙げられるのは、ストレスや不安が減ることです。

また、瞑想は深いリラックス効果もあります。瞑想中は副交感神経が優位になるので、深いリラックス状態になるのです。集中力が続かずに常にあれこれ考えてしまう方や、自分の予定が計画通りに進まないとすぐにイライラしてしまう方には特にお勧めです。

 また、瞑想はダイエットに良いとも言われています。瞑想を続けることでストレスレベルが下がるので、やけ食いが減りますし、1日 30 分の瞑想を4カ月続けると、体重を落とさずに体脂肪率だけが落ちるという研究もあります。

アーユルヴェーダの言葉で薬のことを「アウシャダ」と言います。薬と言っても、ハーブやスパイスなどの生薬だけでなく、普段の食事のことも含んでアウシャダと言います。  つまり 適切なものを食べれば、日常の食事も薬として働き、不調を改善し、健康を増進する。一方、体に合わない食事や、消化力に見合わない食事は毒となる ということです。

多くの場合、不調の原因は食べ過ぎです。少し前までは1日3食食べないと必要な栄養が摂れないとか、朝食抜きは逆に太るなどと言われていましたが、食べ物が非常に豊かで高脂肪食の現代では、1日3食は食べ過ぎである場合がほとんどです。  さらに、座り仕事で運動不足の現代人ですから、多くの人は食べたものを消化しきる前に次の食事が胃に入ってきて、常に未消化物がたまっているような状態です。  特に 27 歳頃から徐々に代謝も下がってきますから、若い頃と同じように食べていれば、体に不調が出るのは当たり前です。たまに、テレビで「元気な高齢者になるためには、肉を食べなければいけない」と言っているのを見ます。もちろんタンパク質は重要な栄養素ですが、むしろ「高齢者になっても肉が食べられるほど消化力が強いなんて、もともと健康な人なのだろうな……」と思ってしまいます。

消化しやすい食べ物と言えばお粥やうどんですが、共通しているのは水分が多いということです。

 このことから、アーユルヴェーダでは消化をしやすくするために胃の中の食べ物のバランスに注意を向けるよう教えます。   胃の容量をイメージした時に、4分の2を固形物の食べ物で満たし、4分の1を液体、4分の1を空白にしなさい と言います。4分の1の空白は撹拌をするためのスペースとして必要です。

アーユルヴェーダとは、幸せになるための知恵のこと。心と肉体、魂が綺麗になり喜びに満ち溢れる状態は、私はどんなこともアーユルヴェーダだと思っています。  趣味の絵を描いて、目をキラキラ輝かせることもアーユルヴェーダ。おいしいごはんを食べて家族と笑い話をすることもアーユルヴェーダです。

私たちは、「◯◯があれば幸せになれる」と、つい、幸せを先延ばしにして生きているように思います。素敵なパートナーがいたら、やりがいのある仕事を見つけたら、あと3キロ痩せたら、顔のシミが取れたら幸せになれるのに……。  私も、アーユルヴェーダに出会う前はそう思っていました。  運命の人がいると信じていたし、天職に出会えば人生がたちまち輝き出すと思っていました。  ですが、幸せは、どんな時も自分の捉え方次第で見つけられると、アーユルヴェーダを通して学びました。  私は、自分という存在を通して、アーユルヴェーダに出会った人から「先生、私、はじめて自分のことを好きって思えました」と言われる瞬間が何よりも嬉しいです。  一生付き合っていく自分自身のことをよく理解して、好きになってあげるのは、何よりも重要なことだと思います。  人は何歳からでも、変わることができます。アーユルヴェーダを通して、今まで積み重ねてきた汚れや疲れを落として、本来持っている自然な綺麗な状態に戻りましょう。

肉体と性格…痩せ型の鳥タイプと、太りやすいアザラシタイプの複合タイプなので判断が難しい。普通、鳥タイプの痩せた体に、アザラシタイプのおっとりした性格が合わさったような人か、アザラシタイプが優勢の場合は体格はがっしりしているけど、それほど太りやすくなく、鳥タイプのような社交的な性格をしている。  特に注意すべきは、体が非常に冷えやすく、消化力も弱いこと。 このタイプの人のよくある不調…鳥タイプとアザラシタイプ、どちらに傾くかによって、より傾いたほうのタイプの不調が出るが、いずれにせよ冷え性、むくみ、消化力が弱いことに悩みます。

【優柔不断】  不安から選択を迷う鳥タイプと、判断が遅いアザラシタイプの両方の性質を持つので、優柔不断になりやすいです。自分が優柔不断であることを自覚し、人にアドバイスをもらう時はアドバイス通りにちゃんと行動しましょう。

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2023年11月09日

Posted by ブクログ

前半の鼻うがいやオイルうがいは出来るか分からないけど……
後半の考え方、怒りを沈める方法、祈ることで若返るなどは成る程なと思って実践したいです。

インドの教えと作者の考え方が素敵です。
手元に置いておきたい本なので、購入しようと思います。

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2023年09月21日

Posted by ブクログ

アーユルヴェーダの本を読んだのは2冊目だけど、手を抜いてもいいよな感じがgoodあれこれ縛るより自分なりに続けられるように書かれている。

必要なのは「何を足すか」ではなく、「余分なものを体外へ排泄すること」つまり足し算ではなく引き算。
日常は想像以上にたくさんの毒素を体内に入れており、ジャンクフードや受動喫煙の煙など思いつくもののほかに、頭上で飛ぶ飛行機から落ちてくる重金属(!!)やブルーライト(!)などがあげられており、避けるなんて無理じゃんと、そりゃ体内汚れてたら栄養の吸収も妨げられるわ。私は鳥タイプ。内面デトックスのために6時に起きてみること、太白ごま油でマッサージ、オイルプリングがまずはやってみたい方法。祈りも大切なんだろう。

SNSの使いすぎ情報過多による疲労って思ったより大きな問題じゃないか‥

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2023年01月28日

Posted by ブクログ

自分のことを大切にしたくなる本です。
たくさんメモしながら読みました。
実践して、どんどん体を整えていきたい。
してはいけないとかやったらだめなこととかではなく、すべては自分の心身のバランスをみて、心の声を聞いて体の声を聞いていくことが大切だということ。それだけでもすごく心が軽くなる。
自分が気持ちの良いことをすることで、それは周りにも影響するということ。
時間がないとか忙しいからできないではなく、まずはその時間をつくること、そうすることで、というかその方がよい循環が生まれる。
まずはやってみたいと思います。

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2022年02月06日

Posted by ブクログ

人がしたこと、しなかったことは気にせず、自分がしたこと、しなかったことを気にする。

この本を読んでる最中、わたしたちは自然の一部だと思ってヨガをしてみたら、すごく気持ちよかった〜◎

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2021年09月22日

Posted by ブクログ

アーユルヴェーダは5000年の歴史を持つインド・スリランカ発祥の伝統医療。日本ではまだ医療として認められておらず、リラクゼーションとされている。あらゆる情報が飛び交う世の中、私たちは外への情報ばかりを追って、自分自身に耳を傾けていないのではないか。
毎日誰かのために、何かのために、本来の自分ではない自分が時間と体力と精神をすり減らしながら生活している。
果たして本当にそれが正しいのか?経済的に安定していたらそれで良いのか?周りに自分をよく見せられたら良いのか?

外見と体内、心と体をしっかりケアして自分の内にあるものを引っ張り出す時間があっても良いのではないか。

インド哲学がヨガ、アーユルヴェーダをもっと知りたいと思ったきっかけの1冊。

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2021年05月15日

Posted by ブクログ

アーユルヴェーダについて興味がある方には、一読をおすすめします。アーユルヴェーダの奥深さを感じさせつつも小難しくなく、すぐに日常に取り入れられそうな内容が盛り沢山です。読み応えがあり、センスのよい挿し絵に癒されます。

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2021年01月13日

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この本に紹介されていたセルフケアを、できる範囲で実践しようと思いました。(電子レンジの使用やおかずの作り置きは避ける、というのは難しいので。。。。)
また、心を整えるという点について、以下備忘のメモです。
・自分に正直に生きる
・できるだけ怒りの感情は持たず(怒るとノルアドレナリンやコルチゾールが出て心身、美容に良くない)、また人の怒りのエネルギーを受け取らない・影響も受けない
・自分も他人も傷つけない 他人を傷つけないのと同じくらい、自分を傷つけないよう努力をすべき

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2024年11月24日

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アーユルヴェーダの大体がわかった。広くて深いものだった。
考え方や実践で取り入れられるものは取り入れていこう。

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2024年02月11日

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アーユルヴェーダ面白い。
食べることが好きすぎて、食の管理は難しいが、健康のために少しずつ取り組んでいきたい。

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2023年11月29日

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前々から気になっていたアーユルヴェーダ。
初心者にわかりやすく書いており、行動方法も意識的に実行するものがおおく、手軽に始められるものばかり。はじめて手に取るのにはちょうどよかった。

鳥タイプだった

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2023年06月04日

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アーユルヴェーダに興味をもったため手に取った本。体調に合わせてどんな食べ物をどう摂るべきか知りたかったことが読み始めたきっかけだが、実際は食事に留まらず心の在り方、生活の仕方にまで及ぶアーユルヴェーダの基本的な考え方を知ることが出来た。日常の例に例えて説明されているので実践もしやすい。

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2023年01月23日

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ネタバレ

実践が難しいものもいくつかありましたが、出来ることから始めたいと思います。

【朝】
早起き→換気→歯磨き→白湯を飲むの流れ

【夜】
瞑想する。
初めは3分でも良い。だんだんと心を落ち着ける時間を伸ばしていこう!


(換気)
雨の日でも行う。
人は食べ物よりも、空気をたくさん吸収しているので、夜のうちにたまった空気を朝入れ替える。
外気より室内の空気の方が汚れているらしい!!

(祈り)
他者の幸福を願うことが、自分の心身の癒しとなる。結果を放棄し、こだわりすぎない!

(生き方)
インド哲学では、「嘘をつかず、正直でいることを12年間続けると、その人が言うことはすべて現実になる」と言われている。
正直に素直に生きたい。

自分のことも、相手も、小さな動物も傷つけない。
苦手だなぁと思っても、「この人と合わない」とすぐに決めつけない。

(不盗)
人の物を盗むことなんてしないよと思っていましたが、時間泥棒と無料のもの泥棒…今までに何度もしていたと思います。
相手の気持ちを考えて誠実に行動することが大切ですね。

(食事)
・消化された時の特徴
1.お腹が張っている感じがしない
2.ゲップが出ない
3.お腹がすいて、喉も渇いている
4.体が軽く、疲労感がない

消化力は自律神経の働きに左右され、副交感神経を優位にすべきだということで、もっとゆっくり静かな環境で食事を行いたいと思いました。

あと、電子レンジをよく使うのですが、これもあまり使わない方がいいですよね…
改めて感じました。

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2022年02月21日

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タイプ診断は自己診断なので限界がありそう。人によって取り入れられる部分、そうでない部分、既に出来ている部分があると思うので整理して、取り入れられる部分は実践したら良いと思う。あまり強調されてはいなかったが、私にとってはとにかく食べ過ぎない、という部分がささった。行動の長寿薬・アーチャララサーヤナの部分(健全なマインドの持ち方)が繰り返し読むとメンタル落ち着かない人は良さそう。

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2021年07月30日

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アーユルヴェーダ的な生き方について書かれた本。
挿絵もかわいくて読みやすかった。
・体から毒素を抜く
・掃除をして心もキレイに保つ
・食とマインドで自分を大切にする
など、現代人ができていない「人として大切なこと」を再確認できた。早速明日からやってみようと思う。

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2021年06月14日

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起床後
・換気
・太陽礼拝
・舌磨き
・オイルうがい
・その日会う人の幸福を祈る

入浴前オイルマッサージ
・くるぶし→足の甲→足の指→足の裏、かかと
・耳
・頭皮→おでこ→頬
・頭→耳→首肩→腕、指→胸→お腹、背中、腰→脚足

寝る前
・瞑想 深い呼吸30回

食事
・ながら食べしない
・前の食事が消化されたら食べる

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2021年05月03日

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何冊かアーユルヴェーダの本を読んできたけど、わかりやすいし、イラストもかわいくてデザインが良かった。オイルうがい・舌磨きは取り入れたい。あと、着るものが人生を変えるという一説がドキリとした。リモートワークが続いてリラックスした服が多いから、改めたい。

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2021年02月28日

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アーユルヴェーダも、日本にはあまり馴染みのない概念なのかな?

読んでみた上で、ヒュッゲ(デンマーク)≒アーユルヴェーダ(インド)って認識になった!

普段ヨガでもアーユルヴェーダを大切に過ごしたりするから、私にとっては少し馴染みのある内容だった

とはいえ、初めて知る内容も満載で、「読んで良かった〜」って気分!

健康や美容、心について書かれていて、とてもわかりやすい本!

早速セサミマッサージオイル買っちゃった、、笑

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2024年02月21日

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アーユルヴェーダがざっと分かった感じ。
アーユルヴェーダとはインド発祥の伝統医学で、その歴史は5000年以上になります。
「ドーシャ」と呼ばれる3つの要素「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」というものがあり、自分の要素を知り、そのバランスを取ることが大切だそう。
具体的に紹介されているアーユルヴェーダ式10のリセット方法は以下。
1.早起きで落ち着いた精神を手に入れる
2.少女みたいなピンクの舌を目指せ
3.便秘・冷え・肌のくすみを解消する朝一番の白湯
4.病気・口臭・ほうれい線を防ぐオイルうがい
5.朝の換気で、部屋の運気をアップ
6.朝に体を動かすと、かたまっていた思考と詰まりがリセットされる
7.鼻うがいで思考力スッキリ
8.ごま油マッサージで大抵の悩みは解決する
9.お風呂は1日の疲れと汚れをとるお清めスポット
10.祈りが若さの秘訣

どれも実践するのにさほど難しくなさそうです。

体質別に分類されているので、それも参考にしてはいけないことに気を付けて健やかに過ごしたいです。
(ちなみに私は鳥タイプでした)

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2022年09月09日

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忙しい人が、自分をケアする大事さに気づけるのはいいと思った。自分に合うケアを見つけるための1つの提案として読んだ

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2022年05月23日

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最近、オンラインヨガを始めて、その中でアユールヴェーダという単語がよく出てくるので、気になって本を購入してみました。

作者のアカリリッピーさんは、アユールヴェーダカレッジなる学校?に入学、さらに、スリランカで修行し、学んだことを現代風にアレンジ、簡単に出来るよう伝えているとのことです。

一読しましたが、アユールヴェーダとは何かは一言では語れない、奥が深いもの、といった感じです(結局イマイチわかってないです…)。

内容は、すぐに実践できて効果がありそうなこと、これはほんとかな…と疑ってしまうこと(すみません)、これはアユールヴェーダじゃなくてもこれ系の本だったらよく書かれてそうだな、みたい内容等さまざまできた。個人的には、オイルうがいは良さようで、実際朝やってますが、なかなか良い感じです◎


一番心に残った部分は、心と身体に必要なのは「余分なものを体外に排出すること」、「足し算ではなく引き算」という部分。

これはものすごく納得。

ついつい外の力に頼ってしまいがちだけど、やっぱり内側から整えていくことが大事だなと改めて思いました。


読み直しつつ、アユールヴェーダの考えを実生活でも取り入れていきたいです。

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2022年04月15日

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ます本のデザインに惹かれて手に取った。
白い紙が基本な中で、この本は章によって
ピンクや緑の薄く淡い紙色に、
文字の色も赤や深緑で、
自由な気持ちで作られている感じがする。
セオリーなど存在してないかのよう。
それにハッとして手元に置いておきたくなった。

アーユルヴェーダ。
自分の体の声に耳を澄ませて
わたしが気持ちよくなれるよう
衣食住を整えましょう。

虎×アザラシ複合タイプでした。

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2021年06月08日

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5000年の歴史を持つインド・スリランカ発祥の伝統医療である「アーユルヴェーダ」について女性視点でわかりやすく解説された一冊。アーユルヴェーダは病気を予防し心と体の健康を保つ仕組みであり、舌磨き・白湯・オイルマッサージなどを行い食事はできるだけ自然のモノを食し、ヨガや運動などで(無理せず)体を整えるといった感じの健康法。脳科学・心理学とか腸活の本でよく見る内容がチラホラ見受けられる。

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2021年04月13日

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アーユルヴェーダについて分かりやすく教えてくれる一冊。
毎日の暮らしの中でも実践できる体と心の整え方、自身の体質に関する知識、食事の重要性など役立つ内容ばかりで面白い。
巻末付録の体質診断の結果を読んで、以前から感じてた自分の体への疑問が解消された。
確かにそうなんだよねーと納得できるし、だからこそ気をつけようと思った。

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2021年04月10日

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