【感想・ネタバレ】沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのかのレビュー

あらすじ

「基地賛成派の意見を封殺している」「事実をねじ曲げている」──。ネットや保守論壇から批判されることの多い沖縄の新聞報道。そうした批判に地元紙の記者は、どう答えるのか。最新の動向も加筆し、「沖縄バッシング」の実情に追る。解説:望月衣塑子。

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Posted by ブクログ

「琉球新報」と「沖縄タイムス」への偏向批判があるが、本当のところどうなのか。地元紙の数多くの記者たちを取材し、偏向しているのは、偏向批判をしている当の本人ではないのかと問いかけている本。沖縄に米軍基地を押し付けている現状をちゃんと認識していない、認識できない本土側にこそ、問題があるのではないかと語りかける。被害者側にきちんと寄り添うことができでいないことが問題の根本にあるのだと思った。

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2021年11月13日

Posted by ブクログ

以前、沖縄の新聞は偏向しているとネットで見たことがありました。それほど関心がなかったので、詳しくは読みませんでしたが、本書を読んで「差別」の実態がわかりました。

沖縄の米軍基地の問題は、沖縄だけの問題ではなく、日本全体に関わる問題です。地元の方々がどんな思いをして、そこに暮らしているのかを知り、どうあるのが日本にとってベストなのか、一人ひとりが考える必要があると思います。

少なくとも、今の状態がベストではありません。

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2023年06月25日

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