あらすじ
「基地賛成派の意見を封殺している」「事実をねじ曲げている」──。ネットや保守論壇から批判されることの多い沖縄の新聞報道。そうした批判に地元紙の記者は、どう答えるのか。最新の動向も加筆し、「沖縄バッシング」の実情に追る。解説:望月衣塑子。
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Posted by ブクログ
「琉球新報」と「沖縄タイムス」への偏向批判があるが、本当のところどうなのか。地元紙の数多くの記者たちを取材し、偏向しているのは、偏向批判をしている当の本人ではないのかと問いかけている本。沖縄に米軍基地を押し付けている現状をちゃんと認識していない、認識できない本土側にこそ、問題があるのではないかと語りかける。被害者側にきちんと寄り添うことができでいないことが問題の根本にあるのだと思った。