【感想・ネタバレ】スギハラ・サバイバルのレビュー

あらすじ

小説だからこそ書けた歴史の真実。

9・11同時多発テロ、リーマン・ショックほか、世界の激動のたびに、マネーは大暴落した。だが、その裏では事前にドルを売り抜き、有り余る資金を懐にした一部の投資家がいた。一体どうして。

いま再び金融マーケットに異変が起きている――調査に乗り出した英国情報部員スティーブンは、国境を越える資本主義の源流に、「諜報の天才」と呼ばれた戦前の外交官・杉原千畝の影を見た。ベストセラー『ウルトラ・ダラー』続編。

解説:佐藤優氏(作家)
〈ジャーナリストや政府の分析専門家でも、後知恵で、自分の分析は正しかったと言い張る人がいる。そういう人たちは、相矛盾する分析ペーパーやツイッターでの発言をし、事件が起きてから、過去に自分が書いたもののうち正しかった内容をつなぎあわせて事態を正確に予測していたと言い張る。(中略)こういう手に引っかからないようにするためにも『スギハラ・サバイバル』でほんもののインテリジェンスに触れることが重要だ〉

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Posted by ブクログ

ネタバレ

魑魅魍魎が跋扈する世界を、杉原千畝の「命のビザ」によって生き抜いた人々の物語…というか、主人公達もその魑魅魍魎の一分で、歴史の一部なのだと思いますけども、誰も悪人では無かったので良かったです。ちなみにスティーブンとマイケルは、今回は狂言廻しに徹してます。
前作『ウルトラ・ダラー』とは違って、誰かが謀略に嵌められる怖さはなく、人生を美しく生きる人々の背中を見せてくださったと思いました。
モデルとなったレオ・メラメド氏の著作は、(個人的には)名前に縁も感じますので原文で読んでみようと思います。『諜報の天才─杉原千畝』はさっそく注文しました。

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2022年09月21日

Posted by ブクログ

あらま! これ既に読んだことがあったみたい。 全然忘れています。 2012年だもんね。10年前に呼んだらしい。。。。

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2022年09月07日

Posted by ブクログ

杉原千畝がインテリジェンスオフィサーとして、活躍する話かと思っていたら、例のビザ発給により生き残った人々のその後の話だった。
もちろんそんな事は関係なく、ワクワクするのは間違いない。

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2021年03月10日

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