あらすじ
高校一年の冬、早坂秋人は心臓病を患い、余命宣告を受ける。絶望の中、秋人は通院先に入院している桜井春奈と出会う。春奈もまた、重い病気で残りわずかの命だった。秋人は自分の病気を隠して彼女と話すようになり、死ぬのが怖くないと言う春奈に興味を持つ。自分はまだ恋をしてもいいのだろうか? 自問しながら過ぎる日々に変化が訪れて……? 淡々と描かれるふたりの日常に、儚い美しさと優しさを感じる、究極の純愛小説。
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Posted by ブクログ
初めて泣いた本。
今まで期待して読んでも結局泣けたことなかったけど、これは泣く。
よくある感じの御涙頂戴なやつかと思ったら、良い意味で裏切られた。
日記のやりとりが切な過ぎる。
花屋のおばさんが、亡くなったこと察するところとか、また来るように伝えてねって言うところも悲しい。
言いたいことは言える時に伝えないとなって思えるお話。
Posted by ブクログ
一日一日を大切に生きようと思えた。
儚く短い恋が鮮明に感じられた。
余命が分かっているからこそ、最後に亡くなってしまう結末は予想できるけど、それでもやっぱり感動する。
よくある展開だけど、それでも良かった。
ガーベラの花言葉がとてもよかった。
素直には言えない思いを、花言葉で伝えるのが素敵。
2人とも余命宣告を受けてネガティブな気持ちだったけど、互いの出会いによって強く生きることを願うようになった。
生きているうちにできることを、伝えたいことを、やっておきたいことを、今するべきなんだな。
Posted by ブクログ
早坂秋人
高校二年生。心臓腫瘍を患い、余命一年を宣告された。
夏海
秋人の妹。
山崎
数学教師。
藤本絵里
秋人の幼馴染。
村井翔太
秋人の幼馴染。サッカー部のエース。
菊池
秋人の担当医。
桜井春奈
心臓病を患い、余命半年と伝えられる。
高田
秋人と同じクラス。春奈と同じ中学出身。
三浦綾香
春奈と同じ中学で仲が良かった。
桜井葉月
春奈の母。看護師。
春奈の父
娘のお見舞いに来る途中で事故に遭った。
竹本
お調子者。
Posted by ブクログ
よめぼくシリーズの1作目。
私は2番目に読みました。
やっぱり、この本も感動する本です。
春奈が亡くなったときと、春奈が秋人にむけたメッセージがわかったときは泣いてしまいます。
三浦さんが視点だったときは、もうボロ泣きです。
春奈と秋人、それから三浦さんが、何十年か後に、天国で会えることを願っています。
Posted by ブクログ
ずっと号泣した。
余命半年の女の子と
余命1年の男の子のラブストーリー。
終わりが分かっている切ない期限付きの恋。
ガーベラの花言葉は「希望」
意味が本数によって変わる。
3本 あなたを愛してます
6本 あなたに夢中です
作中にガーベラが鍵となって
でてくるのが素敵だったな。
ガーベラの咲く季節が春と秋だから
春奈と秋人って名前も素敵だよね!
秘密のブログに秋人が全てコメントを残していて、実際に2人が直接伝えられなかった事がブログを通して間接的に伝え合ってたのがもう涙が止まらなかった。
あと、三浦さんが残したコメントの
2人に「さようなら」ではなく
「おやすみなさい」とコメントしたのもやばかった。
トータルして泣きすぎた!!
Posted by ブクログ
しっかり泣いた。
王道中の王道の病気の女の子と恋をする話。
でもちょっと違うのは主人公も病気なこと。
秋人の病気との葛藤とか人生を諦めてしまうような感じとかは読んでて辛かった。
もっと周りに相談しろよとか、幼馴染には言えよとか、春奈にちゃんと言えよとか、ちゃんと手術受けて生きろよとか思う事はいっぱいあったけどそれは余命宣告された本人にしか分からないのかなって思った。
でも春奈が亡くなってしっかり手術を受ける決心をして前を向いてたのは良かった。
春奈も生きる事を諦めてたけど秋人との出会いを通して病気と闘っててマジで良い子すぎる。
死ぬ前にちゃんと三浦さんと仲直りできて本当に良かった。
春奈が死んじゃったあとも三浦さんと秋人の交流があって良かった。
素直になれない三浦さんも自分の気持ちとちゃんと向き合ってて良かった。
3本のガーベラの意味を知っててネイルする所とか春奈に悪いと思ってガーベラを6本買っていくのもいい。
で、やっぱりこういう系の本は最後の手紙とかが本当に泣ける。
ボロボロ泣いたわ。
パスワードが秋人の誕生日なのとか良すぎる。
マジで面白かった。