あらすじ
――おまえ、毎日毎日、僕になんの用がある?
没落した侯爵家の嫡男、ヴァレリに恋をしていた伯爵令嬢のルチアは、
いつの間にか仲間になっていたごろつきたちの力を借りて、
行方不明だった彼を旧市街で見つけ出す。
だがヴァレリは貴族嫌いなのだという。
ルチアはそんな彼に好かれようと、町娘を装い奮闘するが、すべてが空回り。
焦った彼女はごろつきたちの助言に従い、
言葉の意味をよく知らぬまま“既成事実”をつくろうとするが……?
ヴァレリはルチアを娼婦だと思いこみ、事態は思わぬ方向へ!?
生真面目な没落貴公子×ごろつきを従える箱入り令嬢、恋の追いかけっこの行く末は……?
【目次】
1章
2章
3章
4章
5章
6章
7章
8章
9章
10章
11章
あとがき
感情タグBEST3
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笑った
TLでこんなに笑うか?というくらい笑った。まずごろつきを従えてる伯爵令嬢というところからおかしい。ヒロインとゴロツキのやりとりやヒロインのゴロツキの真似など非常に良かった。途中ヒーローと再開するまでがやや長めで中弛みしかけるものの、ヒーローと再開してからは割とサクサク読む事ができた。
ヒーローとヒロインは純粋で真っ直ぐだけど、弟がソーニャらしいキャラだった。
設定が斬新!
なんとも不思議で爽快感のある読後でした!途中、何度も何度も大丈夫なの?と心配になりましたが、読み終わってみればなんとめちゃくちゃハッピーエンド…!ヒーローの一人称が僕で、ヒロインの一人称がわたくし(あたい)なのもポイント高かったです!すき!
最後まで弟くんのことは苦手でしたが、彼も幸せになってほしいと思いました。ほんのちょびっとだけですが!(性格が苦手なんですすみません)
TL小説結構読んでますが、ごろつきを従わせてる令嬢ってなかなかいないのでは?
あと読み終わって、あ、これソーニャだったの!?と思ってしまった(笑)ヒーローもヒロインも真っ直ぐだったし、歪んでるのはヒロインを囲い込んで監禁まがいのことをしてる家族だけでは?あ、でもヒーローとヒロインの想いが通じ合うのに邪魔が入ったりして8年もかかったのはなんでかと言えば…拳闘士の彼もか!周りがアレだからこそメインカップルが清々しく見えるのかもしれません…。
とにかくヴァレリ様!既成事実、作れてよかったね!これでもう大丈夫!お幸せに!
匿名
TLとは思えないハチャメチャさで、これは一体どこに着地するんだ…と終始困惑。
でも、一気に読ませる勢いがすごかったです。
とにかく一途なヒロインが頑張る姿が健気だったけどかわいそうでもあって、幸せになれてよかった。
疲れた
個性的なキャラが多くて、設定やらは面白いです。ただ長い・・・
子供時代の話にしても、二人の気持ちが通じ合うまでも、すれ違いやら妨害やらとにかく長い。
気持ちが通じたあとのハッピーな話はない。
ハッピーな後日談がすきなので、ガッカリ。
(ソーニャのサイトの後日談もみたけど、全く同じノリでした)
面倒臭い
色々面倒臭くて読むのを2度断念し何とか読み切りました。
まずヒロインの娼婦のときの話口調が違和感しかないです。実姉を愛していて犯したい弟も、淫乱で放蕩な嫁とは違い無垢な子供のままの大人の娘を手元に置きたい父親も、遊びまくっていて弟に惚れて後ろの穴に入れることを想像するも自分より立派なものをぶら下げているのを見て無理だ、姉のほうだとイケると思い直す公爵もみんな気持ち悪かったです。唯一没落したもののヒロインを愛し続けて頑張ったヒーローだけが救いでした。弟従者も何がしたいのか意味わからん。
一回読めば十分なストーリーでした。