あらすじ
日韓累計140万部のベストセラー
『私は私のままで生きることにした』著者最新刊、待望の日本語版!
「ありのままの自分」で生きることにした私たちが次に目指すのは、幸せに生きるための人間関係を築くこと。
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誰しも、一人じゃ生きられない。
だから、自分が心地よいと思う他者とのバランスを見つけよう。
生きるうえで必ず関わる、自分以外の誰か。
家族、友人、恋人、同僚など、人生で出会う様々な他者との関係について、どうすれば心地よい関係を築けるかを語る。
私たちが幸せに生きるために、頑張りすぎずに、気楽に、今一度、人間関係を見直そう。
【目次】
第1章 振り回されずに、堂々と ―自分を肯定するということ―
第2章 頑張りすぎずに、気楽に ―私らしく生きるということ―
第3章 ピリピリしないで、丁寧に ―人とともにするということ―
第4章 びくびくしないで、キリリと ―胸を張って生きるということ―
第5章 我慢しないで、スムーズに ―気持ちを言い表すということ―
第6章 冷たくしないで、やさしく ―愛を学ぶということ―
【著者プロフィール】
著:キム・スヒョン
イラストレーター・作家。
韓国では本書の他、4冊の著作がある。
2019年に日本語版を発売した『私は私のままで生きることにした』(小社刊)は、韓国で100万部、日本で40万部のベストセラーになった。
◆Instagram⇒@217design
訳:岡崎暢子 (おかざき のぶこ)
韓日翻訳家・編集者。
韓国人留学生向けフリーペーパーや韓国語学習誌、韓流ムック、翻訳書籍などの編集を手掛けながら翻訳に携わる。
訳書に、『クソ女の美学』(小社刊)、『あやうく一生懸命生きるところだった』(ダイヤモンド社)などがある。
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
・作者の日本に向けた後書きとエピローグが最高、心温まって泣きそうになった
・277頁の『幸せにも努力が必要です』の項に全てが詰まっている、定期的に読み返したい。
・母の献身的な愛についてのお話も印象深かった、
共感。
・総じて、何事もバランスが必要だと痛感した。
本書はとても中立的な立場で人間関係について説いており、誰でも読みやすい本だと感じた。
・自分を大事にして自分らしく生きていくためのヒントが書いてある『私は私のままで生きることにした』よりも、本作は『人間関係』に焦点を当てており、より実用的で読み応えがあった!
・ただし、『人間関係を完璧にする』のが本作の目的ではなく、『自分を尊重しつつ円滑な人間関係が築けるバランス』というところに焦点が当てられており、ユニーク。
(作者はこれを、『人間関係はどうやっても完璧にできないということを認める本』と表現しており、その通り!と思った、本当に良い着眼点!)
・これは買いたい!!!!!
・そして、愛する人と自分をしっかり愛して幸せに生きていきたい!と思った
愛する家族や近くにいてくれている人を傷つけたくないはずなのに、傷つけてしまうことに悩んでいたこのタイミングでこの本に出会えて本当に良かった、、、
Posted by ブクログ
「私は私のままで生きることにした」の作者による、人間関係をテーマにしたエッセイ。
読みやすく、優しい文章だった。
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これは人間関係においても同じだ。
ほんの一瞬だけ出会う相手になら全力で向き合っても構わないが、長期的な付き合いとなる関係には、ペース配分が必要だ。
相手と仲良くなりたい、認めてもらいたいという一心で、自分が疲れてしまうことに目をつぶって無理をすると、結局は楽しかった記憶までダメにしてしまい
相手との関係への虚しさと憎しみに取って代わる。
バランスとは、もっとできそうでも、これ以上はやらないこと
一方的な努力で持ちこたえている関係はやがて崩壊する。しっかりとした関係は、お互いの努力によってつくられる。
自分に向かうすべての非難や無礼の原因が、自分にないことは十分にあり得るのだ。
相手の気分は、相手の態度は、そして相手の人格はすべてあなたが引き起こしたとは限らないのだから。
たとえ遅くなったとしても、謝ることは正しい。
Posted by ブクログ
夫がクリスマスプレゼントに選んでくれました。
最近の私を見て、がんばっているのを応援している一方で、少し心配もしていたとのこと。
この本は、完璧な人間関係を作り上げるための秘伝書ではありません。むしろ、そんな人間関係を作ることなんて、不可能だということを認めるための本です。あとがきにそう書いてあるのを読んで、とても共感しました。
人間関係には様々な種類があります。同僚、上司と部下、友達、親子、恋人、夫婦、兄弟…
この本には、筆者の経験を交え、バランスよくこれら人間関係のエピソードが綴られています。その全てに共感する必要はなく、しっくりきたものを頭の片隅においておくのがいいんじゃないかなと思います。
私が1番心に残ったエピソードは、「戻るエネルギーを残しておく」ことです。その時は、“いける!”と思っても、全力を出しすぎてしまうと、元の場所まで戻ってくることが難しいという話です。なので、少し余力のあるくらいでいることの大切さを学びました。
これからこの本を読む方も、自分の場合に当てはめて、改めて自分について振り返って考える良い機会になると思います。