【感想・ネタバレ】ミルキーのレビュー

あらすじ

ハマる、落ちる、とける。大人の女の危険な恋。林真理子のビターな恋愛小説――「人妻とのつき合いは、いろいろな味をそのつど男に与える」……産休明けで、諸橋陽子が職場復帰した。広告代理店に勤める奥村裕一は、妊娠前の陽子と、数回関係をもっていた。子どもを産んで、以前より美しくなった彼女を、裕一は誘うが……。という表題作「ミルキー」を含む、女の秘密がぎっしり詰まった12作の短篇集。女の顔は、恋の数だけ何度も変わる、美しく、いやらしく……。恋とセックスのためなら女はどこまでもずるくなる。背徳の恋愛ストーリー集。ハマる! 大人の女の恋愛小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ひたすらに不倫の話が短編でまとまっている。こういう経験がないからか、あまり共感することはなく、むしろ不倫をする人間の身勝手な生々しい心情を読み不快な気持ちになった。

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2022年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

12の短編集。ありがちな日常にあるときめき。恋愛の奥深さをぎゅっとつめこんだ短編。不倫恋愛、既婚女性の心理描写はさすが。
ミルキー。なかなか面白くよみました。どれもすらすら、短編なので、移動時間などにオススメ。
読み終えたあとの充実感はあまりないかも。読んでいるときは楽しめたけど、時間経過とともに記憶がかすんでしまう。
なとなく、一息。それがいい。短編だけど、普通の中に隠された人々の心理を描いているところに拍手。

0
2018年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世間では女盛りを過ぎたと言われる年代の女性たちの、色恋を描いた短編集。
「ドミノ倒し」が面白かった。仲の悪い夫婦の話で、姑の介護について喧嘩してみたり、不倫をしてみたり、お互いに罵りあって、蔑みあって、まさに「ドミノ倒し」。妻の性格も悪いのだが、同様に夫の性格も世間知らずで酷いものだから痛快だった。

表題作の「ミルキー」が母乳の事だとは・・・。

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2011年06月29日

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