【感想・ネタバレ】プー横丁にたった家のレビュー

あらすじ

おなじみのクリストファー・ロビンと仲間たちが住む森へゆくと,わたしたちはいつでもすてきな魔法の冒険に出会えます-.プーやコブタたちのところへ,はねっかえりのトラーがあらわれました.『クマのプーさん』の続編.

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Posted by ブクログ

ネタバレ

プーさんのイラストで見たことのある場面を
お話として読むことが出来ました。
よく見かけるイラストだけど、
これはこういうお話が背景にあったのだなと
発見も多く、楽しく読めました。
プーさんは大好きな愛すべきキャラクターなのですが
この本の中ではプーさんのことを
「とても頭の悪いクマ」とかそんな風に書いてあり
そこだけが気になりました。
最後のクリストファーロビンとのお別れのお話は
涙が出ます。
映画も観たので、こういうお話があって
プーさんはずっとロビンを待っていたのだなと
つながりも分かって良かったです。
疲れた時や気持ちが落ち込んだ時は
「なにもしない」をしようと思います。

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2022年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み聞かせを通じて、初めて完読。

9歳になった娘に音読しながら思ったのは、プーは父であるミルン自身の中の「こども」そのものなのかなと。幼い息子のキラキラするような感性の力をかりて、自分の中の「こども」を取り戻し、一緒に魔法の森を冒険させてもらったのは、むしろ父である自分の方だと。子供たちほど輝いたり、俊敏に聞こえないものを聞き取ったりはできない「のろまで非常に頭のわるい、でも詩人のクマ」。

元々、「こども」としての感性を持ち続けていたミルンが育児を通じて、自分自身の「こども」を取り戻した喜びと限られた時間の輝やきを、慈しみ惜しみながらも、父と子で歩んだ冒険の日々にも、「こども」達の憧れにも、魔法の森に還れば、きっといつでも、あるいはいつの日か、また再会できるよ、とうたいかけているよう。

これは単純な少年性の喪失、成長の物語ではなかったんだ。もっと重層的に環を描きながら、循環している。

大切な誰かに「おかえり」と囁くように物語の環はいったん閉じた。ミルンとクリストファーの実際の人生を想うと切ないが、100年後の再会を約束したプとクリストファーのように、魔法の森で今も父子がなんにもしない幸せに包まれていますように。

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2017年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

プーさんの2巻目(続編)です。
プーたちとクリストファー・ロビンの別れに落涙を禁じ得ない
いつかこの場所に来なくなるかもだけど来るね、待っててね というふたりのさみしさに苦しくなった。しかし清々しさもある別れだった。
誰にでもあの森で待ってる友がいるのかもしれない。

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2025年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

トラーの好きなご飯(食べ物)は、ルーのお薬(麦芽エキス)だったなんて、意外でした。
イーヨーが、フクロのために家を探してあげるなんて、優しいと思いました。家を引っ越さなければいけないコブタも、可哀想でした。

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2022年01月09日

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