あらすじ
花嫁強奪
両親、純潔、優しい夫 この男は私からすべてを奪う
歪んだ形でしか愛せない大企業の次期社長×初恋の相手に復讐を誓う元令嬢
〈あらすじ〉
「一生、俺の檻に監禁するつもりだ。もう二度とほかの男と結婚しようと思わないように」。幼い頃に孤児になり、遠縁の東十条家に引き取られた瑞希。使用人同然に扱いに、瑞希は両親の死のきっかけを作った東十条家の御曹司・孝徳への復讐を決意。籠絡するために処女を捧げる。数年後、庭師の弘樹と出会い、彼と幸せになろうとする瑞希だったが、結婚式のさなかに孝徳が現れ…。
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ヒーローちょっとヤバイ人?
お嬢様だったヒロインは裕福だった両親が突然亡くなり、両親に恩のある家にお世話になっていましたが、いつしか厄介者として虐げられるように。まるで小公女セーラみたいな展開です。両親の死に関わりがあるヒーローにいつか復讐する事がヒロインを支えて来ましたが、気がつけば彼からも虐げられるように身体の関係が続き心が折れてしまいます。そんな彼女を救ってくれたのは庭師だった青年。彼と結婚してこの家から逃げて幸せになろうとしたその時、ヒーローが現れて、彼女を軟禁してしまいます。お互いの気持ちが分かり合えず、言葉で傷つけあう2人。なんとか逃げ青年の元に戻りますが、ヒーローは彼女を失ったショックから自殺を図り、一命を取り留めます。まさかの事態に直面した時、ヒロインは自分の気持ちに気づきヒーローの元に戻ります。やっと本当の気持ちを伝えあいます。今更だけど海外から弁護士が訪ねてきて両親がとんでもない遺産を残してくれた事がわかり、散々虐げて来たヒーローの両親も手のひら返してヘコヘコ。でも結果幸せだからまあいいかと思って読みました。だけど、ヒーローかなりヤバイ人でしたね。