あらすじ
コロナ禍のプロ野球界に
あの無敵バッテリーが再びハッパをかける!
球界への忖度ゼロ!
スポーツマスコミから嫌われる勇気たっぷり!
両雄の強烈舌鋒満載でお届けします!!
【本書で語られた仰天情報の数々】
・ワースト記録更新の日本シリーズを叱る
・脱「パ高セ低」には金満補強しかないのか?
・野球解説者の仕事も緊急事態宣言だった!
・「放送席の声が丸聞こえだ!」某監督の苦情
・ロッテ集団感染と解説者のバイキン扱い
・なぜ大城が巨人の正捕手に定着できたのか
・阪神選手は「エラーは恥」と思っているか?
・関西マスコミは阪神のタニマチか?
・DeNA低迷の元凶はラミちゃんだった!
・広島は「万年Bクラス時代」に戻ってしまった
・山田哲人はヤクルト残留を決めたものの…
・柳田とバレンティンのソフトバンク明と暗
・とうとう栗山野球の限界がやって来た
・日ハムの清宮になくて巨人の岡本にあるもの
・オリックスが関西で勢力拡大の謎
・澤村を見よ、藤浪も阪神を出よ!
・広島とヤクルトはトレードに積極的じゃない
・交流戦はセ・リーグを食って貯金だ!
・ドラフトで騒がれたあの選手はどこへ?
・スカウトは「好み」と「ミーハー」で獲る
・大野雄大はなぜFAを行使しなかったのか
・メジャー挑戦したら日本に3年戻れなくせよ
・天才同士の応酬「長嶋&松井リモート指導」
・「史上最大の下克上」から10年
・ノムさんが不在でも野球は続く…ほか
<目次>
序章 ワースト記録更新の日本シリーズを叱る
第1章 プロ野球VS新型コロナウイルス
第2章 巨人独走を許したセ5球団の罪
第3章 誰がソフトバンクを止められるんだ?
第4章 トレードが野球を面白くするのだ
第5章 ドラフト・FA・ポスティングに物申す
第6章 スポーツマスコミから嫌われる勇気
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
おもろかった。
「楽天は、3番の浅村と5番の鈴木が打ったら勝つ。打たなかったら負ける。パターンが少なすぎ」
「栗山監督の手法に限界」
「山崎(康)は太り過ぎ」
「江夏は南海来て6勝。パリーグ見下してだと思うが通用せんかった」
「午前は子供遊ばせに公園に、午後は株のニュース見てた。コロナはどうやって金稼ぐか工夫したんじゃないですか」
などなど。タメになりました。ありがとうございます。
Posted by ブクログ
正論すぎて、納得し笑えた。
江本さんも里さんも、ホントに辛口いや、野球界のことを考えてらっしゃる。
批判もあり、賞賛もあるからこそ面白い内容です。
このオフに読んでおけば、今シーズンプロ野球がより楽しめる作品でした。
Posted by ブクログ
野球の本で言えば、ここ数年は圧倒的に野村さんが多い。それぞれのテーマも興味深くまた面白いものも多い。ご本人は残念ながらご逝去されてしまったから、もう新しいものは出ないのだろうけど、まだまだ読んでいないものは多い。ただ、野村さんはこう言っては失礼だけど、結構自分愛が顕著なので、この三、四年、いやもしかしたらもうその前からほとんど読んでいない。
この本の里崎さんも、どちらかいうとそういう傾向がありそうだ。だからまぁ江本さんが一方にいるのは良かったように思う。
澤村が今やメジャーで、残念ながら大谷が規格外の活躍をしているからあまり目だたないが、溌剌としているのも、やはりまずはロッテに行けたこと、そしてメジャーの、今いるチームの水があっていたんだということなんだな。巨人を出される時、ほら見ろ言わんこっちゃないって自分は思ったんだけど、この本の話を聞いて、それは間違っていたのかもしれないって気づいた。
ジャイアンツは、そしてセリーグは、単純に言って、そのバランスの良い集合体は、今やパリーグの一芸必殺の集合体に勝てないしそして面白くないんだな。
まぁ、パリーグだって全部が全部そうではないんだろうけれど。