あらすじ
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スーパーマーケットが、価格競争という血みどろの闘いから抜け出し、お客に支持され従業員も幸せになれる「ブルーオーシャン戦略」の考え方と実践方法を提案。
(※本書は2009/6/26に発売し、2021/1/1に電子化をいたしました)
水元 仁志(みずもと ひとし)
日本経営コンサルタント(株)・商人ねっと(株)代表取締役。
経済産業大臣登録中小企業診断士。
日本コトPOPマイスター協会会長。
1963年宮崎県生まれ。東海大学卒業。スーパーマーケットのコンサルティングのほか、“小売業の縁の下の力持ち企業”を目指し、流通業専門インターネット教育サイト「商人(あきんど)ねっと」(https://akindonet.com/)を企画・運営している。また、年に2回、「やる気と感動の祭典」という“スーパーマーケットの甲子園”を目指したセミナーも開催し、毎回800名近い参加者を集めている。その他にも年2回のアメリカ視察セミナーや中国視察セミナー、東京・大阪・名古屋・仙台を中心に「スーパーマーケット実践会」なども開催している。さらに毎日更新しているブログ「商人伝道師一日一言」(https://akindonet.exblog.jp/)は、一日2000人以上がアクセスする“業界随一”の人気ブログとなっており、いま最も“イノベーション”を起こし続けているコンサルタントの一人である。将来的にはアジア進出も視野に入れ、日本のみならずアジアでの活躍が期待されている。
主な著書は『スーパーマーケットの新常識』(商業界)、『スーパーマーケットのブルーオーシャン戦略』(商業界)、『スーパーマーケットのバリューイノベーション』(商業界)ほか。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自社の強みを強化し、お客様に喜んでもらえることは何か
戦略キャンバスという考え方がわかった。
付け加える、増やす、減らす、取り除くの4つのアクションでブルーオーシャン戦略を考える
売上目標を入れるときには月末のゴールを意識してから実施すること
Posted by ブクログ
・競争が激化する小売業の中で、いかにブルーオーシャンを見つけて利益を高められるかが重要。
・商いの心得として儲け過ぎるべからずという思想が染みついているが故に、極端に利益が取れない業界となっている。もっと儲けることを目指すべきだ。儲けがあってこそ人材育成ができ、業界の発展がある。
・ブルーオーシャンの発見の為には、自社の強み弱み×「客の喜び」で考えること。他企業との比較で考えると、似通った売り方=レッドオーシャンになってしまうので注意が必要。どの軸で客の喜びを極大化するかを決めること、そして敢えて注力しない捨てる軸も明確にすることで、一丸となった取組ができる(戦略キャンパス)。
・目標の「利益高」を先に決めることがポイント。日々目標利益残を確認し、達成する為の行動に落とし込むことが必要。
・低粗利率商品だから売り込まないのではなく、低粗利律商品だからこそ何個売らないと目標の粗利額に達しない、という発想転換が必要。
・各カテゴリでの粗利額上位品目が直ぐに言えなければならい。
・鮮度基準の考え方を転換せよ。消費期限までの残り時間で大幅な割引するのではなく、加工日からの経過時間で「少額の値引き」をすること。これによりロス率・値引き率が大幅に削減できるだけでなく、商品の回転率が飛躍的に向上する。鮮度の良さがお客様に伝わり競合他社との圧倒的な差別化になる。
・商品のコトの開発が重要。1人前あたりの単価のミエルカなど、お客様の5感を刺激する。売り込む商品は333の法則で展開を。(3倍のフェイス、3倍の発注、3倍のコトPOP)
・パートの教育に力を入れろ。女性は競争心をうまく煽ると、もの凄い成果を上げる。そしてチャレンジした人を褒めちぎる文化を作れ。褒めるではなく、褒めちぎるのがポイント。そこまでやらないと人は動かない。