あらすじ
子供好きの公務員の夫・凛平と結婚生活を送る彩。結婚5年目の彼女たちは郊外だが庭付き一戸建てに引っ越した。庭には2人を見守るようにネムノキが植えられている。…だが、皮肉にも夫婦円満を意味する木の下で、彩の心は揺れる。子宮を摘出する手術を受けた彼女は凛平に別れを切り出して…！？
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感動&素敵な夫婦愛。
あらすじでタイトルがたくさんあったので、1話目の｢ぺーちゃんと彩夫婦｣と他の作品かな？と思っていたけど丸々一冊ぺーちゃんと彩夫婦物語でした。
1話目から彩が婦人科系のガンでまだ20代だけれど子供を持つことが出来なくなって、彩は優しいぺーちゃんの為に自ら別れを告げる事から物語が始まったので、何となく暗いお話かなぁ？と思ったけど、ぺーちゃんの愛が素晴らしくて良かったです。
2話目は更に夫婦愛が強くなって良かったね～と安心していた所に、まさかのぺーちゃんの元カノ登場でした。
高校時代にぺーちゃんからの告白で付き合いだした、ちょっと美人？な元カノ。
元カノの桃はまだ独身でBARで歌手をしている。
桃はぺーちゃんと再会して｢逃がした魚は大きかった…｣と後悔し、住所を調べて家を見に行ったり昔の忘れ物を返したいから夕飯食べようと誘う。
読んでいて、｢1話目で病気でせっかく離婚回避したのにまさかのハニートラップにかかるの？！｣ってヤキモキしながら読みました。
だってぺーちゃん優しいから心配でした。
この物語はラブストーリーというか、ヒューマンドラマみたいでしたけど、ぺーちゃんと彩夫婦のラブストーリーも垣間見れて良かったです。
こんな旦那さん、羨ましい。
